トミーのブログ 1

園芸研究家(園芸家) 富山昌克(トミー)が日々に感じたことや書き留めておきたいこと。

空輸されるラン

2005年08月28日 08時43分54秒 | 『花・野菜・果樹』に対する想い
この画像は、1992年4月17日となっていますね。インドからきたシンビジュームです。竹籠に入ってくるのが、インドらしいですね(笑)。父はラン科植物の原種が大好きです。この半世紀、地球上のあらゆる原産地から、弊社へランが空輸されてきました。当時は弊社の温室が、羽曳野市にあったころですね。小生も空港まで取りに行った記憶があります。現在もなお奈良農場で、元気にシンビジュームが育っています。父はそれを丹精に育て、美しい個体を選抜し、Stellaと命名し、親木として育種親にしていきます。シンビジュームを初めから育種していくのが最後のライフワークみたいです。ランの育種は時間がかかりますからね。気が遠くなる瞬間です。反対に希望が延々に続く時でもあります(笑)。
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