放送大学の聞きかじりだったけど、ハイレゾ音源をヘッドフォンだけで聞いた場合と、スピーカーで聞いた場合の脳の反応に違いがあって。ヘッドフォンだけで聞いた場合は超音波成分があってもなくても反応に違いが出なくて。
ヘッドフォンには可聴域を流してスピーカーから超音波だけを流してもスピーカーだけでハイレゾ聞いている時と同じ反応があったそうです。
なので、ハイレゾをヘッドフォンで聴くソリューションっていうのはそんなに意味がなくて、単なるプラシーボ効果に過ぎない可能性も高い。
超音波成分っていうのは鼓膜から聞こえるものではないらしくて、耳以外のどこかから脳に影響を及ぼしているらしいんだけど。具体的にどこからどういう経路で脳に影響しているのかまではまだわからないらしい。
◇追記:最近、電通サイエンスジャムがSONYから機材提供された反証実験っつうのが出回っているらしいんだけど。これがかなり怪しい。
SONYが既に発売しちゃった商品を事後正当化するためのはぐらかしとしか思えない。
ハイパーソニックエフェクトっていうのは脳の活性部位そのものが違うのであって、その部分には触れてなくて、単なる活性程度の立証しかされていない。

長岡技術科学大学PDFより抜粋。
そもそも立証方法が被験者の主観に頼ったものであり、かなり意図的なものではないかと疑わざるを得ないっす。
単純に音質が改善したことで脳活性の「程度」に変化が見られた可能性はあるかも知れないけど、これではハイパーソニックエフェクトの立証には全然なってない。
鼓膜が硬くなっちゃったヲヤヂでも、骨伝導を使えば超音波領域も「聞こえる」ようになるそうなので、サードパーティでもなんでもいいから新しいハイレゾヘッドフォンソリューションを商品化すればいいのにねぇ。
経営が傾いているからって、変な取り繕いにお金使わないで、ちゃんと効果を持った商品開発をするのが企業として健全なんじゃないですかね。
ヘッドフォンだけでは効果がないとする記事→
http://www.stereosound.co.jp/review/article/2014/03/31/28986.html
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