書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

遅い。

2013年04月19日 15時27分36秒 | ネタ帳

○ノンフライヤー。

 フィリップスのノンフライヤーって、取り扱いも簡単そうだからコンビニでも導入すれば店員さんの負担も減って良いのではないかと思う。安全性も高そうだし。

 四月下旬発売で2万9800円

 業務用に大型化してもフライヤーよか安くつくれそうだし。

 揚げたまま忘れたりしてもタイマー式だから焦げたりしないし。

 日曜芸人でベッキーちゃんが絶賛してから随分時間がかかっているけど、フィリップスって仕事遅いな。

 そもそもコンビニって店員さんの仕事が多過ぎるんじゃないかと思う。揚げ物固有の付属品をつけ忘れたりするのも一概に店員さんだけの問題じゃないと思う。

 そういえばLチキに付属していたスパイスって、いつの間にか廃止になったんだね。

 Lチキで思い出したけど、セブンイレブンのフライドチキンは肉は厚いけど硬くてパサつき気味なのに165円でガッカリした。巷ではファミチキがおいしいって話だけど、コロモはサクサクしているけど肉の柔らかさではLチキの方が上回っていると思う。お店固有の調理技能とかも関係するのかも知れないけど。

 そういえばイトーヨーカドーのPBソーセージステーキがおいしいので、これにコロモつけてノンフライヤーでこんがり焼いたのセブンイレブンで扱ったら人気出るのではないだろうか。

 コンビニ向け業務用フライヤーの企画も遅いのかなフィリップスって。



Ende;
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ファインテック2013。

2013年04月19日 15時22分42秒 | ネタ帳
○FineTech2013。

○トチュウエラストマー

http://www.hitachizosen.co.jp/news/2013/04/000837.html

 日立造船株式会社がトチュウエラストマーっていうのを出展してたんだけど、「トチュウ」ってどっかで聞いたことあるような気がしてググってみたらお茶だった。

 有機化学的にはトランス型ポリイソプレンっていう樹脂になるそうで、硬質ゴムっぽい硬さの軟質樹脂。

 ユニークなのは低温熱可塑性つって融点が63℃だとか。

 63℃っていうと、湯煎にするまでもなく、多分ドライヤーでトロトロに溶けちゃうんだと思う。型取り材料としても使えるかも知れない。

 精製原料状態はとろろ昆布状態。一旦溶かして塊にすると褐色透明になる。

 分子量が100万程度あるので、多分溶けてもベトベトなのではないかと思う。細い糸状にするには適しているのかも知れない。予測の範囲だけど。

 溶剤としてクロロホルム、トルエン、テトラヒドラフラン、ベンゼン、ヘキサン、エーテルが挙げられていて、テトラヒドラフランは塩化ビニールの接着剤としてホームセンターでも市販されているけど、最初から塩化ビニールが混ざっているタイプだとダメかも知れない。板橋区にある前野合成とかで原液買えば良いのかな。

 植物由来のバイオポリマーなのでカーボンニュートラル。



 プラスチックの特性表にはよく「ガラス転移点」っつうのがあるけど、「ガラス」っていうのは分子結合がランダムな状態を指すそうで。いわゆる珪酸ガラスとかのガラスっていうのは固体でもガラスなのでガラスというらしい。

 説明が下手かな。そもそも正しい知識なのかどうかも怪しい。




○アンフィニソレイユ

 日本信号っていう会社名は、踏切の遮断機などの鉄道関係の機器類で鐵系のマニアには有名なんだろうけど、今回は3次元形状認識センサーっていうのを出展していた。

InfiniSoleil
http://ecoscan.jp/


 赤外線レーザーを用いて粗い赤外線画像を表示すると同時に、画素一つ一つに距離情報が含まれていて、30cmから5m(Max15m)までの立体深度を画像として表示出来るそうです。

 InfiniSoleilの技術の素として、既にECO SCANっていう空間センサーが商品化されていて。新幹線のホームドアに使われているとのこと。MEMS技術利用の角度可変ミラーを用いているそうで、シリコン基板にトーションバー(ねじれバネ)を形成することで鏡の角度を自在に変えられるんだとか。最大でミラーサイズ5×6㎜、光学角±34度まで制御出来るものが製品化されている。(ちなみに「±」の区点コードは0162。)

 基本的に赤外線ミラーなので金ミラーなんだけど、銀ミラーにできたらカメラの手ブレ補正に利用可能だったりするかも知れないね。赤外線カメラならそのまま使えるのかも知れないし。

 赤外線望遠カメラ商品化したら学術記録や盗撮に需要があるんだろうな。



○ミラバケッソ

 クラレが医療用内視鏡カテーテルに使う光ファイバーを紹介していて、6,000本のポリスチレンのコアをアクリルのクラッドで固めて6.1μmの太さまで延伸させてあるとのこと。(外径は0.5mm)極細ファイバーの断面に6,000画素の映像を映し出すことが出来るんだそうです。

 さらに10,000画素、素線径4.6μm、外径0.8㎜のものも開発中。

 従来のガラス系ファイバーと異なり、曲げに強く柔軟性が高いらしい。

 そもそもポリスチレンってそんなに透明度が高く出来るものだったんだ。多分精製プラント自体をクリーンルームにするなどの大規模精製施設が必要なのかも知れない。

 光ファイバー製品は他にも放射線測定やに応用できるシンチレーションファイバーとか波長変換ファイバーなんかも展示していた。

 確かフッ素化合物ガラスの光ファイバーに光を通すと波長が長くなる性質があるって話をきいたことがあるようなないような。この性質って白色LEDの波長域の平坦化に応用できないのかな、波長域が平坦な照明っていうのは美術関係や印刷関係で需要が見込めると思うんだけど。



 ちなみに姪はクラレのTVCMを見て、「これファービーだよね。」って言ってた。



○超撥水

 SCiVAXって会社がモスアイ加工ガラスに超撥水効果があると紹介していた。

http://www.scivax.com/nil/sample_products.html

 接触角150度以上とのことなので、雨の日の屋外動画ロケでカメラレンズに水滴がつくのを防ぐのに使えるかも知れない。

 水滴が小さくても撥くように超音波振動と組み合わせたら効果的かも。

 もしかするとモスアイ構造のフィルムはメーカーに関わらず全部超撥水効果があるのかも知れない。

 実は以前別の会社から高親水性フィルムのサンプルを貰ったことがあるんだけど、知らない間に親水効果がなくなってしまっていて、どうも親水性ポリマーっていうのは耐久性に難があるのかも知れない。

 プラスチックフィルムは比較的安価なものだからその都度購入しても良いんだろうけど、まとめ買いをすると痛い目に遭うかも知れない。




//-----

 新木場のハシケがだいぶ沈んで来た。

Fig:

 上の写真の奥に黄色い物体が浮いていて、隅田川造船のものらしい。

Fig:

http://www.sumidagawa.co.jp/menu.htm






Ende;
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温度。

2013年02月17日 16時12分39秒 | ネタ帳
○温度。

 PILOTのフリクションボールペンは60℃で無色透明になり、-20℃で色が復活するんだそうです。

 元々は30℃で色が消えて5℃で復活するインクだったらしい。そういうフリクションボールペンがあっても面白いのではないだろうか。温度毎にいろんなバリエーションがあると、別の用途に使えそうな気もする。

 インクは樹脂に混ぜても色が変わるのかな。


 ホワイトボード用マーカーって、プラスチック板に書いて水に入れると書いた形のまま剥離して水に浮くらしい。

 ボールペンのテストって、連続的に書き続けるテストしかしないけど。実際の使用状態においては、数ヶ月放置しておいてからの書き始めの滑らかさが欲しいのよね。ボールペンってカバンに入れて持ち歩く用と、家で常時使うものと別けているので、カバンに入れっぱなしのボールペンが現場で使えなくて、試し書き用の紙片もないので、どうして良いのか判らなくて困惑することがあった。

 ま、でも三菱ジェットストリームをカバンに入れるようにしてから大丈夫になった。50円くらい高いんだけど、書けないんじゃどうにもならないからね。



 「温度」で思い出したんだけど、デジカメって40℃までしか動作保証していないから、デジカメに温度計が組み込まれていていてもいいんじゃないかって思う。特に業務用のCanon 1DXとかNikon D4の場合、動作不良が予測出来た方が良いのではないかと思う。




。すでいなは味意 たみてい書らか右らがな突唐




Ende;
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展示会。

2013年02月05日 16時28分18秒 | ネタ帳
○Neo Ceramics 2013及び同時開催展示会に行ってみた。


○超音波霧化装置モジュール

 本田電子株式会社では、超音波で霧を作る装置のモジュール部品だけというのも取り扱っていました。

 「強制冷却が必要。」なので送風機が別途必要で、超音波振動子が水から出た状態で電源を入れると瞬間に壊れるので、別売のフロート式レベルスイッチも事実上必須。

 超音波加湿器っていうのは揺らして超音波振動子が水から出てしまうと一瞬で壊れるものだったのね。そんなに神経質なものだとはしらなかた。音波の反射で水面を検出して止まるとか、振動や加速度センサーで止まるようにしとけば壊れずに済むのかも知れない。
http://www.honda-el.co.jp/industry/hm2412.html

 モジュールだけでも結構高い。

 以前紹介した超音波カッターも、この会社が製造元でした。
http://www.honda-el.co.jp/industry/usw334.html



○チタンブラック

 三菱マテリアルがチタンブラックっていう粉末材料を展示していた。
http://www.mmc-ec.co.jp/biz/titan_black/

 酸化チタニウムっていうのは白色顔料として一般的に使われるものなんだけど、謎の加工を施すことで酸素の一部を取り除き、真っ黒な微粉末顔料として製品化したんだそうです。

 真っ黒な割には紫外線の透過率が高いんだそうで、紫外線硬化レジストにも利用出来るんだとか。

 ご家庭で何かに使えるようなものではなさそうだけど、何だか不思議な材料だったので載せてみた。



○光波長選択フィルム

 フジフイルムは誘電体多層膜と同じような効果が得られる様々なコーティングを施したフィルムを紹介していました。

 単にフィルムの形で提供するだけでなく、プラスチック成形時にフィルムのコーティング層だけを表面に転写させたり、コーティング層をフィルムから剥離させることでコーティング薄膜を顔料として扱えるようにも出来るそうです。
Fig:
ちゃんと誘電体多層膜っぽい性質を再現してある。

Fig:
フィルムから剥離させた薄膜や、細かく砕いた顔料。

○高フッ素含有率の多官能アクリルモノマー

 フッ素を41.1%分子構造に取り入れたアクリルモノマーというのもあって、硬化物の屈折率は1.42、アッベ数は60.0だそうです。フッ素化合物特有の異常部分分散性までも持つのかどうかまでは聞きそびれました。フジフイルムのブースは客が多くて話を聞けない。フッ素が41.1%っていうと、意外と少ないような気がしますが、フッ素「化合物」含有率として換算するればもっと数値的には多いことになるのかも知れません。

○ナノ構造Ni金型

 シリコンの雄型を原板にして、ニッケルの雌型を50枚以上複製する技術というのも展示してました。ナノ構造の反射防止フィルムなどの製造価格を抑えることが出来るんだと思います。

 フジフイルムは従来ガラスでしか作ることの出来なかった素材を、プラスチックで再現するのに情熱を燃やしているみたいですね。将来スマホカメラの性能が更に良くなったりするかも知れないので、ちょっと楽しみです。

○フレキシブル熱電変換モジュール

 ゼーベック素子をフレキシブルフィルムにしちゃった発電素子です。熱源に貼付けるだけのお手軽発電なので、太陽電池パネルの裏側に貼付けても発電出来るそうです。

 これは結構、何にでも使えそうな製品なので、ぜひ秋月電子通商で扱って欲しい。

○電気音響変換フィルム:BEAT

 要するにフィルムスピーカーなんですけど、従来よりも壊れ難いとか、フィルム自体のビリつきによる音質の低下を抑えたんだそうです。

 まぁ、でも。フィルムのビリつきに関しては、剛性の高い大理石の塊に貼付けたりすれば完全に抑えられるのではないかと思うのだけど。なぜかフィルムスピーカーっていうのはピュアオーディオとしては応用されないみたいですね。

 原理としては圧電素子なので、マイクや楽器のピックアップとしても使えるそうです。


 2013年2月2日現在フジフイルムのサイト内検索にはこれらの製品についての具体的情報は載っていませんでした。フジフイルムなどの大手企業のサイトっていうのは製品やサービスの数が膨大で、必要な情報を探し出すのが難しい。




○ナノファイバー高性能エアフィルター

 テイジンが高性能不織布フィルターを製品化していて、花粉対策自体にはこんなに高性能は必要ないんだけど、最近では中国から大気汚染物質も飛来してくるので未知の粒子も捕えてもらえると気分的に安心かなと。

 他にも高機能素材がいろいろ。
http://www.teijin.co.jp/product/poly/museum/report.html

 空気清浄機のフィルターっていうのは機種ごとに特定の規格で作られているため、フィルターの価格が結構高いので、フィルター材料の工場出荷サイズを基準に共通のフィルターサイズを規定してしまえば価格を下げることも可能かなと思う。



○垂直配向性CNTシート材

 日立造船では金属シートの表面から垂直にカーボンナノチューブが「生えた」シート材を紹介していました。

 CNT(カーボンナノチューブ)自体は電気導電性を持つため、電極や電磁波吸収シールド、熱伝導性を利用した放熱伝熱機能など、様々な機能を持ったシートとして広い応用範囲を持っているそうです。

 CNTが表面に「生えて」いるナノサイズのベルベットみたいな構造であるため、ハスの葉っぱみたいに超撥水性も持っていたり、光をほとんど反射しない性質も持っています。

 写真用レンズのフードにつこたら効果は高そうだけど、CNTが抜けてレンズに付着したりするかも知れないし、そもそも価格的に無理がありそう。
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2013/01/000799.html

 他にも電話の受話器コードのような形にクルクルねじれた形のカーボンナノコイルというのも紹介していて。すでにエラストマー樹脂に添加して電磁波吸収性能を持たせられることが確認されているんだそうです。



○カップ積層型カーボンナノチューブ

 GSI Creosに見たこともない構造のCNTが商品化されていました。細胞培養に使っているものだそうです。
Carbere

 これもまたご家庭では直接的には何の役にも立ちそうにありませんが、CNTのバリエーションっていろいろあるんだなと思って載せてみた。

 Yahoo!検索:カップ積層型カーボンナノチューブ
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E7%A9%8D%E5%B1%A4%E5%9E%8B%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_table&x=wrt



○フォルテ(製品名)

 積水成形工業では、どんなに折り曲げても破断しない不思議なプラスチックを紹介していました。
http://www.sekisuiseikei.co.jp/detail/?caid=40&pid=89

 従来のプラスチック材料の物性とは随分異なり、手で折り曲げると比較的「ひにゃ」っと曲がった状態で形状を保持しようとします。何度曲げ伸ばしを繰り返しても引きちぎれる気配はありませんでした。

 ただ、折り曲げる方向性というのがあって、縦方向に爪を立てて折り曲げたり、強く捩るとパキッと裂けてしまいます。

 既に不織布マスクの鼻部分に採用されていたり、サンリオのキャラクターぬいぐるみ(シナモンロール)の耳にも使われているそうです。

 海洋堂のリボルテックとは異なるフィギュアの関節部材として使えるかも知れません。

 どこまで折り曲げて大丈夫なのか、万力を用いて折り曲げた部分を潰してみたんですが、層状になった繊維が少し剥離することはあっても破断することはありませんでした。手で折り曲げている限り曲げる方向さえ間違えなければ、ちぎれることはないのではないかと思います。

 この樹脂の不思議な性質というのは、実際にあれこれ自分の手で捩曲げてみないと感覚的に伝わないんじゃないかな。

 この樹脂は局所的に「折り」曲げると金属板のような形状保持をしてくれるんですが、不織布マスクの鼻部分のように顔のやんわりした曲面に沿わせてもあんまり形状保持をしてくれないので、何か有り難みが半減する。

 不織布マスクの場合、顔に装着してから鼻に押し当てただけでは上手く形状保持してくれないので、一旦外して指で強く「折り」曲げて癖をつけてやると密着性が高まる。この樹脂の性質はあんまり一般には知られていないので、マスクの取り扱い説明で明記しておいた方が良いと思う。

 積水化成工業には他にもいろいろ。
http://www.sekisuiseikei.co.jp/?mode=products




○極細チタンパイプ

 以前にも取り上げたような気がするんだけど、外径0.15㎜×内径0.08㎜のチタンパイプをこさえているのは日本特殊管製作所でした。

 サンプルに短く切った極細金属パイプを数種類もらいましたが、あまりに細すぎて1/700scale艦船模型とかにしか使えそうにありません。意外にも模型業界からの受注は特にないんだそうです。

 お高いのかしら。

 大抵価格は聞かないと教えてくれない。聞けば大体教えてくれるけど。

 配布しているサンプル自体も商品として成立しそうな気もするんだけど、そうは模型問屋が卸してくれないんだろうな。

http://www.nittoku.com/



○マイクロ歯車

 田口電気工業ではシンクロトロン光X線フォトリソグラフィ(ちんぷんかんぷん (?_?;) )微細加工で直径0.1㎜の歯車を作れる技術を展示していました。
http://www.taguchi-dk.co.jp/

 以前からNゲージ(およそ1/150scale)の鉄道模型用に踏切遮断機を作れたら面白いかなと思っているんですけど、微細ギアをネジで駆動するウォームギアを用いれば、駆動源を地下に組み込むことで実現可能かも知れない。

 ただ、商品化するには動作安定性の確保と、価格がどこまで抑えられるかだと思う。腕時計の針みたいな大きさだから、密閉されていないところで使うと簡単に壊れてしまうかも知れない。

 ちなみにスカイツリーを1/150で再現すると、およそ4.2mになる。吹き抜け2フロアにしないと建物の中には入らない。



○電子レンジるつぼ

 羽根田商会では、家庭用電子レンジでも1200℃程度まで加熱することが出来るカーボン電磁波コイル内蔵の坩堝を紹介していました。坩堝と防熱ケースのセットで10万円近くするとのこと、防熱ケースがないと電子レンジごと熔けてしまうので必須です。
http://www.haneda-shokai.co.jp/seihin/category14/index.html

 ご家庭で金属鋳造やガラス工芸とか出来ないかなとかおもたんですが、若干敷居が高めです。放射温度計で温度制御も出来る専用の電子レンジ(リアクター)というのもあって、セットで100万円くらいになるそうなので、そんなにお手軽な機材ではありませんでした。



○可視光応答型光触媒

 光触媒っていうと紫外線でしか働かないと思ってたけど、可視光でも動作するものをダイセルファインケムが開発したそうです。塗料としてLED光の当たる部分に塗ったり、繊維に混ぜて医療機関のユニホーム、バスや列車のシートなどにも応用出来るんだそうです。
CelMuse
http://www.daicel.com/search/?q=CelMuse
http://www.daicel.com/csr/feature2011/index05.html

 原料は普通の酸化チタン系だそうで、商品形態としては水に混ぜたもの、水と分散液に混ぜたもの、そのまま水性塗料として使えるものがあるそうです。

○高耐熱透明柔軟樹脂

 ダイセルでは高耐熱柔軟導光材っていうのは以前から販売していたけど、液体原料も販売を始めたようです。紫外線か熱で硬化するので、紫外線で硬化させる場合は厚みに制限はありそうだけど、ご家庭でも何か応用出来そうな気がする。

 あえて表面だけ固めてみるっていうのも何かに応用出来そうな気もする。経時変化で固まってきたり、破けて中身が出て来ちゃったりするかも知れないけど。

 ちなみに透明シリコンというのは紫外線透過率は高いそうなので、透明シリコン型の外から紫外線を当てても固まるみたいです。でも脱型性が良いのかどうかは、やってみないとわからない。脱型性が悪いなら接着性は高いってことになるので、自己粘着フィルムと一体化させるには良いことになるのかも。

 この樹脂を用いて光ファイバーをこさえると、屈曲性の高いものが出来るんだそうで。ただ、曲率が高いとそこから光が逃げちゃうので、一時的に屈曲させても壊れないっていうことがミソ。押し曲げたとこだけ光らせるとか逆に利用してもオモロイかも。

 触った感じは塩化ビニールっぽかた。

○超分散ナノダイヤモンド

 TNTとRDXっていう「爆薬」を密閉容器内部で爆発させると、高温高圧によって爆薬中の炭素原子がダイヤモンド構造に変化するんだそうで、これを精製して4~5nmサイズのダイヤモンド粒子が作れるんだそうです。

 TNTっていうのはトリニトロトルエンで、RDXっていうのをググったら(本当はYahoo!検索だけど)Research Depertment Explosiveの頭文字で、トリメチレントリニトロアミンのことを意味するそうです。共に高性能爆薬のことでした。こんなもの国内で製造取り扱いしても良いものだったんですね。しらなんだ。

 ダイヤモンドは熱伝導率が高くて熱膨張率が低いので樹脂に含ませて放熱性を持たせるとか膨張率を抑制したり、ナノ粒子は分散性が高くて光の波長よか小さいので透明樹脂に混ぜると屈折率を上げることも出来るんだそうです。

 まぁ、お高いんでしょうね。




○柔軟多孔性シリコンゴム

 ジーエルサイエンスではマシュマロゲルって呼んでたけど、撥水性はあるけど油は吸い取るとか、吸音性がウレタンフォームやグラスウールの3~4倍もあるとか、液体窒素でも凍らないので液体窒素を染み込ませて絞り出すなんていう使い方も出来る素材だそうです。

 ブースにはサンプルが置いてあって、来場者がみんなで触ったためか結構ボロボロになっていた。強度はそんなにないらしい。

 ジーエルサイエンスは検索かけても引っ掛からなかた。マシュマロゲルの話題はニュースでは取り扱っていた。



○オハラのブースでは、ガラス基板の内部にフェムト秒レーザーで回折格子を形成する技術を紹介していました。ガラスの内部にレーザーで傷をつけるっていうのは見たことあるけど、屈折率を変化させることも出来るんだそうですが、もしかすると専用のガラス材料を開発したってことなのかも知れない。その辺りは聞いてこなかた。
http://www.ohara-inc.co.jp/jp/news/2012.html#neo2013


○セラテックジャパンっていうのは、電子部品関係のガラス部材を主に販売している企業で、フィルター類は一般向けにも直販しているんだけど、レンズなどの曲面研磨設備はないらしい。
http://www.crtj.co.jp/


○バイコウスキージャパンも光学素子を販売していて、こっちにはジンクセレナイド結晶基板とかも展示してました。

 マニアにしかわからないだろうなセレン化亜鉛の結晶を生で見たい気持ちって。取り扱っている業者的にはただの高価な危険物に過ぎないしね。
http://www.baikowski.co.jp/


○独立行政法人 物質・材料工学研究所のブースにSiAlON蛍光材料の展示があるんだと思って見に行ったらなかた。案内のおねいちゃんに聞いても何もわからなくて、意味わからん。

 展示会の出展料も税金なのに、これは納得いかない。パネルしか置いてないのに無駄にブースもデカイし。




 葛西橋のナトリウム街灯が昼間も点灯し放しでした。これも税金の無駄。
Fig:
 街路灯とか自販機の照明が真っ昼間もつけっぱなしになっていることって結構多い。








Ende;
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モスマイト。

2013年01月23日 15時16分31秒 | ネタ帳
三菱レイヨンでは、モスマイトっていう低反射フィルムを開発したそうです。

http://www.mrc.co.jp/rd/research/result.html
ページのかなり下のほうにチョコッと書いてあるので、スクロールしまくってください。


 カメラメーカーのキヤノンがレンズに用いているNanoStructureCoatingと同じ原理の反射防止フィルムらしい。黒い板に貼付けて遮光フードをこさえるとか、プロテクターフィルターに貼付けるとか、いろいろ応用できるのかもです。

 サンプル配布してもらえないかな。

 ◇追記:ナノ構造による反射防止フィルムはあちこちの会社で取り扱っているもので、ことさら三菱レイヨンだけの専売技術ではなかた。



Ende;
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インターネプコンジャパン2013。

2013年01月23日 13時56分11秒 | ネタ帳
○インターネプコン2013。(1月17日に行ってみた。)

 DOWAホールディングスがCNT(CarbonNanoTube)を用いた電界効果型蛍光照明を開発したとのこと、実物を見てみたいと思って何度かブースに立ち寄ったんですが、試作実験段階の装置の安定性が良くなかったようで、結局光っているところは直接見ることは出来ませんでした。http://www.dowa.co.jp/

 結局テレ東のWBS「トレたま」で点灯状態を放映していました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/trend_tamago/post_33689/

Fig:
 やたらと大袈裟な機械ですが、真空槽と真空ポンプで空気を抜くためのものなので、製品ではこんなに大仰な装置は必要ないと思います。何度も空気を出し入れしていたために塵芥が混入して点灯しなくなったのかも知れません。意外と展示場は埃っぽいのかも。

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 朝日ラバーは透明なシリコンゴムを用いたLED用のレンズや、蛍光材を混入させた青色LED用の白色系蛍光チップなどを出展していました。シリコンゴムはエポキシ樹脂と比べて紫外線透過性能や耐熱性能が高いとのこと、

http://www.asahi-rubber.co.jp/products/led/index.html
 主に日亜のLED用に製品化しているそうで、1万色以上の色が作れるとのこと。サンケン電気がファンシーカラーLEDっていうのを出していて、特注色も受注していたけど、発色の原理としては同じもののようです。

 ちなみに蛍光材料というのは赤色が高価なんだそうで、可能な限り蛍光材を少なくする工夫をするんだとか。

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 日本電気ガラスも蛍光材を混入させたガラスというのを出展していました。プロジェクターなどで用いる点光源を蛍光材に青色レーザーを照射して作るためのものだそうです。
http://www.neg.co.jp/epd/elm/product/other02.htm
 点光源が作れれば自転車の前照灯の反射鏡や集光レンズの小型化が出来ると思うんだけど、青色半導体レーザーっていうのは秋月電子通商では扱っていない。

 誘電体多層膜らしき反射板を用いた展示もありました。誘電体多層膜というのは普通の色ガラスと全く異なるトリッキーな性質があるので不思議な見え方をします。
Fig:

 ちなみに誘電体多層膜についての詳しい説明は、シグマ光機のサイトが参考になります。
http://www.products-sigmakoki.com/category/opt_d/opt_d03.html#02
 やんわりとなら曲げることの出来るガラスリボンというのも出展していました。
http://www.neg.co.jp/epd/opt/jap/seihin/glass-ribbon.html
 そういえば以前、ドイツのガラス材料メーカーSCHOTTもスマホのタッチパネル用薄板ガラスをプラスチックフィルムみたいに丸めて展示していたことがありました。ガラス原料によってはある程度の柔軟性が得られるみたいだけど、割れる時には破片が飛び散って危険なのに変わりはないんだと思う。

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 ニデックは誘電体多層膜形成用の大型真空蒸着槽を持っているらしくて、アクリル製ヘッドアップディスプレイ用反射板を展示してた。
http://www.nidek.co.jp/index-j.html

 家庭用フライトシミュレータにHUDつけたらマニアが喜びそうな気もする。マニアしか喜ばないような気もする。

 バイクや自転車のヘルメットにHMDつけるのは流行りそうな気もする。Googleが計画している次世代端末はメガネ型ディスプレイだし。

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 浜松ホトニクスが小型分光器というのを展示していました。低価格化されているとの話でしたが、PC接続制御回路基板とセットで20万円くらいするそうです。結局波長分解能を維持するためには価格はそんなに下げられないらしいです。
http://jp.hamamatsu.com/products/sensor-ssd/pd186/index_ja.html

 プリズムを用いた簡易式の分光器なら安価に作れるのかも知れない。スマホのカメラに装着して、アプリで分析させれば面白いかも。

 浜松ホトニクスはハンドブックも充実していた。こういうのは勉強になってありがたい。
http://jp.hamamatsu.com/sp/ssd/tech_handbook.html

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 三菱電子ビーム加工装置というのが出展されていました。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/mecha/ebm/case/index.html
 新開発の加工機械かと思ったら、20年以上前からある技術だそうで、勉強不足でした。資料には1969年に開発したと書いてあった。

 ブースには加工サンプルがいろいろ展示されていたんですけど、サイトの方には装置の紹介しか載っていないので、用途や能力が伝わり難いかも知れない。精密な溶接の他に、電子ビームの出力を制御することで金属表面を梨地仕上げにしたり、熔融した時の表面張力を利用して鏡面仕上げにしたりすることも出来るとのこと。装置の価格が高いので加工賃も安くはなさそうですが、精密な表面処理加工を施す時には良さそうな技術です。

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 ファナックの微細加工機の加工サンプルがたくさん展示されていましたが、撮影禁止だったので写真はないんですけど。

 ○フレネルレンズ金型 ピッチ0.1㎜ 溝本数200本 加工時間1パス45分

 ○金属ブロック幅15㎜全長60㎜の上に凸R25㎜から凹R25㎜へと連続的に変化する曲面形状が削り出され、しかも後研磨は一切行っていないのに鏡面仕上げ。

 ○回折格子金型 溝ピッチ1μm(0.001mm) 溝本数50,000 加工時間5.5時間

 ○球面への微細穴アレイは直径1㎜の球面上にΦ0.1㎜の穴が25個加工され、素材が超硬材(Cemented carbide)なので穴一つ加工するのに2時間掛かるとのこと。

 ○金属シリコンブロック上にΦ3㎜の曲面加工、加工時間1.5時間 レンズ金型?。

 ○交差回折格子 素材ニッケルーリンメッキ[Ni-P Plate] 大きさ9㎜角 ピッチ10μm V開き角90度 突起数810,000 加工時間2時間(*従来の加工時間:22時間)

 ○微細突起アレイ Φ150μm 高さ250μmの段つきスパイクが0.5㎜ピッチで380個並んでいて、しかも削られた底面も鏡面状仕上げにされている。加工時間30時間

 ○再帰性ミラー金型 ピッチ14μm 溝本数1400×3 加工時間19時間

 などなど、肉眼で見ても虹色の光干渉しか見えないような加工サンプルばかりでした。文字で説明しても伝わり難いかも知れないけど、直接見てもやっぱりよくわからないかも知れない。

◇追記:ファナックのpdfカタログに詳細写真が載ってました。
http://www.fanuc.co.jp/ja/product/catalog/index.html

 中小零細企業でもCAD/CAMデータを作れば都産技研で加工してもらえるとのこと。切削工具にはアライメントの限界があるので、何でも削り出せるというわけではないようですが。
http://www.fanuc.co.jp/ja/product/robonano/index.htm
 都産技研は基本的に時間貸しなので、加工時間で加工賃が決まるようです。

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 横河電気株式会社 LSIや液晶パネルの生産工場などで用いるDirectDriveMotorの老舗だとか。一番強力なものは500ニュートン、ニュートンっていう単位自体に馴染みがないのでピンとこなかったんですが、例えるとフェラーリに匹敵するらしいです。あぁ恐い。
http://www.yokogawa.co.jp/ddm/ddm-toppage-ja.htm
 設定によってはモーターにかかる負荷を検出することも可能になるんだそうで、ギアを介さないためバックラッシュがほとんどない高精度ロボットとしても使われているそうです。

 他社製のものと比べて駆動効率が高く、熱の発生も少ないので出展者から「触ってみて。」とか言われて内心ビビりながらも触ってみたんですが、動作中にほんのり暖かい程度なのは横河だけなんだそうです。他社製だと火傷する程熱くなるものもあるらしい。

 電気自動車の動力につこたら凄そう。一瞬で駆動系かタイヤがねじ切れそうだけど。

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 都立産業技術研究センターのブースに摩擦撹拌接合の紹介があったんですが、都産技研のサイトには掲載されていませんでした。ちょっとお役所的な応答性の悪さがあるようです。
Fig:
 摩擦撹拌接合というのは既に新幹線の床板にも用いられ、実用化されている金属板の接合加工技術です。溶接とは異なり熱による歪みや劣化が少ない上に、融点の異なる異種金属同士の接合も可能な接合方法なんだそうです。

 都産技研に配備されている機材の紹介パネルは、サイト上には掲載されていないので、どういう機材なのかがわかりずらくて利用しずらいところがあります。
Fig:
 こういうのもサイト上に掲載して欲しいって文句言っておきました。

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 NATECが樹脂インサートレス専用タッピングビスを紹介していました。樹脂用タッピングビスっていうのはサイマがこさえてたけど、こっちは更に性能が向上しているらしい。ねじ込む相手の樹脂の種類によっても違いが出るかも知れない。
http://www.natec1886.co.jp/products/ejotDELTA.html
http://www.saima.co.jp/cgi-bin/saima01/siteup.cgi?category=2&page=1
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 DID 大同工業っていうのは、バイクの駆動チェーンで有名な企業らしいんだけど、今回の展示では板材からマグネシウムホイールを作り出す技術や、押出材のスェージング加工も紹介していました。バイクのフレームとかスイングアームって、こうやって作るんですね、しらなかた。バイク関係のパーツを主に手掛けているようですけど、他にもいろいろ応用が出来るんじゃないかと思う。
http://www.did-daido.co.jp/

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 守谷刃物研究所ではSTCという特殊な放熱板材料を紹介していました。
http://www.moriyacl.co.jp/STC/STC.html
 銅の熱伝導率が400なのに対し、STCでは最大630もあるんだそうです。ちょっと面白いのが内部のグラファイトの方向によって熱伝導率が11倍~18倍も異なっていて、放熱の方向を間違えるとあんまり熱が逃げてくれないみたいです。断熱という程でもないんだけど、放熱の方向を限定したい場合にも使えそうです。

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 古河電子株式会社では熱伝導シートを紹介していました。
http://www.furukawa.co.jp/ELC/thermal/thermal-seat.htm
 一般的なシリコンゴムの熱伝導シートでは低分子シロキサンとかいうガスが発生して、電気接点の接触不良の原因になるらしいんですが、ここの熱伝導シートは低分子シロキサンがほとんど出ないんだそうです。

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 HenkelはLOCTITEブランドの方が通りが良いかな。 液晶パネルとかに用いる光学透明接着剤も作っているそうです。
http://www.loctite.jp/cps/rde/xchg/henkel_jpj/hs.xsl/Benefits-3179.htm
 接着シートっていうのもあるらしい。

 スマートフォンやスレートPCは普及が著しいので、部品や材料が豊富になりました。もしかするとオーダーメイドのスマホやデジカメ受注も不可能ではないかも知れない。

 iPad miniみたいなスレートPCやスマホはどの程度価格を下げられるんだろう。正直いってiPhoneが6万円っていうのはボッタクリです。多分材料部品だけなら1万円もしないんじゃないかと思う。

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 HOTTY POLYMERっていう会社が超極細ポリイミドチューブを製造していた。
http://www.hotty.co.jp/products/#hottyBrand
 極細ものっていうのは、以前金属ワイヤーが艦船模型用に商品化されていたけど、工業用プラスチックの極細パイプっていうのも模型用途で引き合いがあったりするのかしら。でもポリイミドとかPEEKって接着が効かないから使えないのかな。

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 ロームが超指向性LSIを紹介していた。
http://www.rohm.co.jp/web/japan/news-detail?news-title=2012-09-26_news&defaultGroupId=false
 超指向性マイク信号処理LSI -BU8332KV-Mはビームフォーミング技術を用いて2つの無指向性マイクからビームを形成するディジタル信号処理LSIです。ビームを形成することで、指向性を持った集音が可能となるため、目的音の明瞭度を上げることができます。従来の単一指向性マイクと比較し、指向性が強くなり、またポーラパターンの制御が可能となります。そのため、マイクを用いる幅広いアプリケーションの音声品質向上に貢献します。

 っていう話なんだけど、おいらはアナログ回路にうといのでどうすれば使えるのかさっぱりわからない。

 水平配置した二つのマイクで音声合成しても、垂直方向の指向性は得られないような気もするんだけど。そもそもアルゴリズムさえ実装すればアプリでも出来そうな気もする。あ、スマホだとステレオマイクはついてないのかな。

 ちなみにマイクの間隔は10㎜って書いてある。

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 フルヤ工業でエラストマー(軟質アクリル樹脂)蒸着メッキを紹介していた。塗膜自体は非常に強力で素晴らしいものだけど、色味がイヤゲモノ金プラ風味なのが残念。そういえば以前シリコンゴムのメッキ技術っていうのがあって、iPhoneカバーが大量に売れ残って安売りしてました。軟質材料へのメッキ加工っていうのはあんまり市場のウケは良くないみたい。使い方次第だとは思うんだけどね。
http://www.furuyainc.co.jp/
Fig:
 デジタル一眼の望遠レンズっていうのは太陽光の熱で鏡筒が膨張して光軸やピントに狂いが生じてしまうので、メタリック系の白で塗られていることが多い。だけどピントリングなどのゴム部分は黒いままの場合が多いので、これを艶消しメタリックに置き換えたら良いのではないかと思う。ちゃんと赤外線熱が反射出来ることが条件だけど、極端な話、色は黒くても熱さえ反射させられれば良いってことでもあるんだけど。

 そういえば、デジタル一眼が夏の炎天下でヘソを曲げたっていう話を何度か聞いたことがある。メーカースペックによると大抵は40℃以下での動作保証しかしていないので、カメラ本体を太陽熱から守る軟質ケースかカバーがあると良いのかも知れない。

 ペンタックスK-30ってメタリックボディが売りなので、グリップとかレンズのピントリングも同じようにメタリックになっていたらカッコイイのではないだろうか。

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 ダイセルに高耐熱性柔軟導光材という商品があって、これにUV印刷でイラストや文字を印刷して窓ガラスに貼って光らせたら面白いのではないかと思っている。ダイセルさんに現状在庫を聞いたら幅50cmのロールがあるとのこと、パナックの自己粘着材料「ゲルポリ」をコーティングするか、或は自動車の窓ガラスにフィルムを貼るスプレーが応用可能なのか、その辺りは実験してみないとわからない。
http://www.daicel.com/research/activity.html
 厚さ0.4㎜のフィルム内部に光を入れるための光源もこさえねばならないので、ちょっと零細個人企業にはハードル高め。

 イラストレーターのキンシオさんが横浜の阪急モザイクモールの観覧車のゴンドラ4基に直接ライブペイントするイベントをやっていたらしいんだけど、他のゴンドラの窓にも小さな光るイラストが貼ってあったらかわいいかなと思う。

 横浜の夕景や夜景をバックに天使が光っていたら素敵。

 ただ、観覧車のゴンドラで火災が発生したら大惨事になりかねないので、電気系統を組み込むのは慎重にやらないといけないと思う。やっぱりハードル高いかな。ううむ。

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 CLD株式会社が平面スピーカーを出展していた。 外寸86㎜の小型ウーハーユニットも開発中で、効率が80dbとかなり低いけど最低共振周波数が低いので、小型ながら低音も出せるようです。ウーハーユニットはまだ開発段階だけどスマホ用アクティブスーパーウーハーに利用出来るかも知れない。現物の写真を撮り忘れてたけど、現物ではダイアフラムの中央にある突起はありませんでした。
Fig:
http://www.cld.co.jp/

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 MOLD MODEL 石膏鋳造の会社だけど、石膏型自体はご家庭でも作れそうな気もする。最寄の鋳造工場に持ち込んでアルミとか流してもらえば自由形状の金属部品も作れるかも知れない。
http://www.mold-model.com/

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 東京R&Dが無人飛行機用の小型ジェットエンジンを展示していました。
Fig:
http://www.r-d.co.jp/

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 展示会とは無関係だけど、ビッグサイト前の公衆トイレの便器がステンレス製でした。
Fig:




 ◇追記:そういえば以前掲載したサンワファンがマブチモーターRF300系用モーターマウントを新発売していました。でもRF300系っていうのは省エネタイプの出力の小さなタイプなので、あんまり送風機の動力としては適さないような気もする。
http://www.sanwafan.co.jp/

 なによりΦ2㎜の軸に対応したシロッコファンが未だにサイト上には掲載されていないので、モーターマウントだけ掲載しても誰も買わないんじゃないかと思うんだけどな。



Ende;
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城東支所。

2013年01月13日 16時20分14秒 | ネタ帳
○城東支所に行ってみた。

 都立産業技術研究センターの城東支所まで、1時間\60-で貸してくれるというボール盤がどういう状態なのか見せてもらいました。

 ボール盤は全く同じものが2台あって、ドリルのチャックは Φ13㎜ まで取り付けられるものでした。ステージ部分はハンドルで上下するタイプなので高さ調整は簡単に出来そうです。スピンドルのストロークは 80㎜ でスイングステージのストロークは 360㎜ でした。まぁ、普通の卓上ボール盤です。
Fig:

 ドリルは金属工用のものが多数取り揃えてありましたが、最も細いのは Φ4㎜ までしかなく、それより細いドリルはピンバイスと共に自前で用意する必要があります。

 ステージ上の明るさを露出計で測定したら EV7.2 (ISO100) しかなく、f3.1 で 1/13sec (ISO80) でしか撮影出来ませんでした。若干暗めな気もするので、自前で電池式の照明があると便利かも知れません。

 2台のボール盤が両方使用中ということはあまりなさそうですが、使う時には一応電話予約をしてから来て欲しいとのことでした。

 作業机も使えるとのこと、巨大な万力はあまりに巨大過ぎて使い難そうですが、基本的にはゴッツイ品物を加工するために設備されているようです。
Fig:

 他の加工機械も安価に借りられることにはなっていますが、ボール盤以外は取り扱いに専門知識が必要で素人に扱える代物ではありませんでした。袖なんか巻き込まれたら大事故になりそうです。ボール盤でも軍手を巻き込まれれば結構な事故につながりますから、経験者でなければ借りるのはやめた方が良さそうです。

 リストラされた旋盤工員さんとか経験者なら、旋盤を用いた部品作りを個人で引き受けることも出来るんじゃないだろうか。ただ、中小企業法人と個人では利用料金が倍程度違うのが残念なところ。まぁ、個人で借りても1時間660円なので、旋盤を買うよかはお手軽に仕事を受けられるのかも知れない。

 技能や経験があっても活かすことが出来ないというのは社会的な損失だと思うので、こういった施設は積極的に利用していった方が良いと思う。



Ende;
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都立産業技術研究センター。

2013年01月13日 16時10分35秒 | ネタ帳
○都立産業技術センターの見学会に行ってみた。(久々にネタ帳。)

 お台場のテレコムセンターの向かいにある都産技研「本部」に行ったんですが、最初入口がわからなくて建物の周りをグルッと一周してしまいましたが、ゆりかもめ「テレコムセンター前駅」から見て反対側に正面入口がありました。

都立産業技術センター:http://www.iri-tokyo.jp/

 今回の見学会では、

○システムデザインセクターの造形室 3F
○実証試験セクター 2F
○第一金属材料加工室 1F
○高電圧実験室 1F

の4ヵ所を案内してもらいました。


 先ず案内されたのはシステムデザインセクターの造形室、

 ASPECT社製(国産)造形出力装置が2台配備され、大型汎用機の最大造形サイズは50cm角、中型機の最大造形サイズは30cm角まで可能とのこと。造形出力可能な色は変更に手間がかかり過ぎるために大型機が白専用、中型機が黒専用として使っているそうです。黒い樹脂はカーボン繊維が混入されたグレードかも知れない。詳細スペックはASPECT社のサイトが参考になると思います。

ASPECT http://www.aspect-rp.co.jp/

 所員の方の説明によると、中型機の方は積層ピッチが極端に小さくすることが出来るASPECT社との共同開発した特注品だそうで、今のところ世界に一台しか存在しないとのこと。デジモデさんが使っている高精細機のように積層パタンが見えないというわけではなく、ナイロン粉末をレーザーで溶かして固める方式なので表面のテクスチャーがどうしてもザラザラしてしまうために模型とか意匠造形には適さないかも知れないけど、強度や靭性があるので複雑な形状の樹脂部品を一品物で作りたい時には良さそうです。

 立体造形機は他にも何種類かあるそうで、色つきで立体出力出来るインクジェットタイプもあるらしい。

 中小企業の場合は何割か助成金が出るので、割引価格で出力してくれるそうで。民間の造形出力サービスよりも割安で使えそうです。掃除機のボディが一個\70,000-程度で作れるとのことでした。素となるCADデータはSTLファイルなら大抵使えるとのこと。

 最近では民間でも造形出力サービスが充実してきたけど、一般人にとってはCADデータの作成がネックになっているのではないだろうか。PixivとかcgといったサイトにCADで作成したデータをレンダリングしたり造形出力したりしているクリエーターもいるので、頼ると安価にやってくれるケースもあるかも知れない。



 次に案内されたのが実証試験セクターで、主に恒温恒湿槽がズラリと並んで加熱や冷却による製品や部品の温度差に対する耐久試験に用いることが出来るんだそうです。最も大きな恒温恒湿「室」では、6畳程の広さがあるそうで、人が入ったままで寝袋や防寒具の試験にも用いられることもあるそうです。中からも開けられるようになっているんでしょうか、開かなかったら恐いですね。でも大型冷蔵庫7時間\14,000-って高いのか安いのか、防寒具類の試験に使うには微妙な気もしますが、大型冷蔵庫を試験に使わせてくれる施設っていうのも他になさそうなので、妥当なのかも知れないな。

 他にも振動試験器や落下衝撃試験器、雷サージ試験器など様々な試験をする機器があるそうです。

 恒温恒湿槽や冷熱衝撃試験機の詳細はESPECのサイトを直接参照すると良いかもです。ESPEC http://www.espec.co.jp/

 機器利用に際して取り扱い方法を所員さんに教えてもらうのは別料金なので、予め機器の取り扱い操作方法をサイト上に掲載して予習出来るようにしておいてもらうと利用時間短縮にもなって良いんじゃないかと思うんだけどな。



 一階にある金属材料加工室に案内されると、真新しい施設の中で老舗の町工場にあるようなアンティークなフライス盤が置いてあって、何だか不思議な感じがしました。巨大重量機器類は全て一階にあるみたいですね。津波が来たら全部ダメになりそうですが。

 実際には、この加工室での主力はコンピュータ制御加工機で、特殊な超高精度駆動技術を採用しているそうで、ミクロン単位の溝加工をも可能とし、光の波長干渉によって表面をCDのような虹色に光らせることまで可能だそうです。操作コンソールにFANUCのロゴがあったんですが、FANUCのサイトからは見つけられなかった。もしかすると制御装置だけがFANUC製で機械自体は別なのかも知れません。

 加工後の研磨加工なしで非球面レンズの金型も作れるとのこと、凄過ぎて嘘みたいな機械です。

 一応FANUCへのリンク:http://www.fanuc.co.jp/

◇追記:ファナックのサイトを良く探したら、「ロボナノ」っていうのがありました。
http://www.fanuc.co.jp/ja/product/robonano/index.htm

 見学会全体のスケジュール時間が1時間しかないので、古いフライス盤の写真を撮影出来なかったのがちょっと心残り。



 最後は高電圧実験室に案内され、2階分(普通の建物とは1フロア分の高さもある)の吹き抜けになっている天井の高い部屋に、所狭しと並べられた巨大実験装置が幾つも並んでおり、見た目だけでも充分迫力があります。

 サイトの写真だと大きさがつかみずらいんだけど、見上げる程の巨大装置ばかりです。
Fig:
 広角35㎜では画面に収まりません。

 今回は模擬落雷実験装置を用いた落雷実験も実際に体験させてもらいました。おいらは怖かったので耳を塞いでいたんですけど、爆薬を破裂させたような爆音が実験室に響き渡り迫力満点でした。この模擬落雷実験装置自体がアトラクションとして成立するんじゃないかと思うんですけど、施設規模が大き過ぎて採算性が悪すぎるかも知れませんね。省エネでもないですし。

 模擬落雷が発する電磁波ではデジカメなどの電子機器が壊れたりはしないそうですが、心臓ペースメーカーをインプラントされている方は模擬落雷実験には立ち会わない方が良いとのこと。やっぱりアトラクションには向いてないかな。



◇見学会終了後に常設展示物も見てみました。

 一階受付の向かいの展示では、分光測定器を用いて様々な照明器具の波長分布を測定出来るようになっていました。もしかすると自作のライトなどを持ち込みで測定することも出来るかも知れません。

Fig:
  LEDや蛍光灯というのは電球に比べて波長分布に激しい偏りがあるので、どうしても食べ物や生花とかがキレイに見えない傾向があります。単色LEDを複数組み合わせて電球のような滑らかな波長分布が再現出来ないのかな。秋月電子通商さんで販売しているLEDを一通り測定してみたいですね。

 省エネ・節電支援というサービスもあって、電力計やサーモグラフィ、照度計を用いた検証やアドバイスも平成25年3月29日までなら無料でやってもらえるんだそうです。省エネ対策をしたいけれど資金がない中小零細企業さんには有り難いかも。

 今回の見学会では案内されなかったんですが、走査電子顕微鏡や核磁気共鳴分析装置(医療用MRIとは違って有機分子構造の解析が可能らしい。)、X線CTスキャナーなども利用出来るんだそうで、さすがに核磁気共鳴分析装置の利用料は数万円単位ですが、走査電子顕微鏡での写真撮影なら1枚\3550-(中小企業の場合は\2760-)から利用出来たりするので、アイデア次第では面白いことも出来そうです。

 もしかするとEテレ2355で使ったX線CT画像も、ここを利用したのかも知れない。工業系企業に限らず広告とか出版デザイン関連の企業でも応用利用すると面白いかも。

 その他、ハイスピードカメラが1時間\2,200-とか、2㎜厚A4判のアクリル板レーザー加工一枚\960-とか、旋盤1時間\330-とか卓上ボール盤1時間\60-(*旋盤とボール盤は城東支所)なんていうサービスもありました。中小企業と個人では利用料金が異なるのでご注意。

 そういえば施設で配備している機器の詳細はサイト上ではほとんど触れられていないので、具体的にどういったことが出来るのかがわかりずらいんだけど。どうも公的機関であるために特定企業名をサイト上では載せられないというシバリがあるのかも知れない。利用した企業さんがブログなどで詳細を公開してくれると利用しやすくなるんじゃないだろうか。せめてボール盤に何㎜のドリルまで付けられるのかとか、旋盤には何㎜の材料までチャック出来るのかも公開しておいて欲しいところ。そもそも「ボール盤」っていうのが何なのかも説明しておかないと、知識のない人は利用出来ないので、公的機関としては詳細に説明しておいて欲しいところ。ちなみにボール盤っていうのは縦に垂直な穴をあけるドリルのことです。

 後日受付でパスを借りて5階にある図書室を利用してみました、開架書籍は企業の研究報告みたいのがいろいろあって個人的には面白かったんですが、それ以外の専門書はあまりなくて、Androidプログラミング本もありませんでした。ロフトにある閉架書庫の蔵書はパソコンで検索して係員さんに出してきてもらうシステムだったんですが、今回は残念ながら検索パソコンの日本語システムが使えなくてダメでしたが、以降は多分修復されていると思います。

 施設利用者であれば駐車場や駐輪場も無料で使えるようになっています。ただし営業時間終了後に出口が閉鎖されてしまうので注意。公的な「役所」なので5時には終了してしまいます。



Ende;
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AQUATECT。

2012年04月24日 14時48分03秒 | ネタ帳
 リケンテクノスのAQUATECTという高親水性ハードコートフィルムというのがあって、本来は防水カメラやスマートフォンの液晶パネルに水滴がついて見にくくなるのを防ぐためのものなんだけど。撮影レンズの前には使えないのかなと思って実験してみた。







 gooブログの仕様で一定サイズ以上の画像がうpできないんだけど、意外と結構使えそうな感じ。望遠とか静止画の場合には画質の低下が問題になるかも知れないけど、広角とか標準画角なら大丈夫そう。

 とは言ってもフィルム表面が乾いている状態では水滴が馴染み難いので、常にフィルム表面を濡らしておく必要がある。単純にペットボトルから直接とか霧噴きで水をかけると、水膜が馴染んで画像が安定するまで1~2秒かかるので、面倒臭いっちゃ面倒臭い。フィルム表面に拡がった水膜は乾きやすくて、多少の雨粒程度では水膜の補充にもならない。豪雨とかなら何もしなくても良さそうな気がするけど、そんなシチュエーションってほとんどないし。

 あ、シュチュエーションではなくて、シチュエーションなのね。シミュレーションと一緒で間違いやすいかも。

 サンプル撮影時に多少風があって、埃が水膜に付着すると平面性が悪くなるので、水をかけて洗い流してしまえば元に戻るんだけど、防水カメラならまだしも防滴カメラだと水を直接かけるわけにはいかないので、ここも工夫が必要。

 酸化チタニウムを用いた超親水性コーティングであっても水膜自体の精度に違いはないと思うので、紫外線照射を必要としない高親水性フィルムの方が簡便で扱い易いのではないかな。

 フィルム表面の水膜は、フィルムの下側に水が溜まる性質があるので、画角内に溜まった水が写り込んでしまうと画像が歪んでしまうので、フィルムを画角よりも大きくする必要性があると思う。とは言っても自己粘着フィルムの場合は粘着面から浮いている部分があるとフィルム自体の弾力性によって剥がれてきてしまうので、レンズの防水ガラスカバーが小さいカメラだとちょっと厄介かも。

Ende;
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長時間露光。

2012年03月22日 17時31分43秒 | ネタ帳
 長時間露光の光源でスマホを使っている人がいたんだけど、おいらのこさえたWebApplicationを使うと面白いのでわ。

http://space.geocities.jp/srand4000/colorflip.html

http://space.geocities.jp/srand4000/colorflip02.html

 ヤフージオシティって広告が入るので、上下はスクロールして合わせて使ってね。

 あと、スマホの画面とかって結構青みが強いのでホワイトバランスをとった方がいいかもです。
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単焦点望遠デジカメ。

2012年01月26日 20時59分38秒 | ネタ帳
 パナソニックデバイスではCCDとかMOSのイメージセンサーを法人向けに販売している。

 一般的な1/2.33型イメージセンサーの場合。f=65㎜の色消しレンズを用いれば367㎜望遠カメラになる。

 ソニーがやたらとゴツいデジタル望遠カメラを商品化してたけど、光学全長が7㎝くらいだったら手の平サイズの望遠カメラが作れそうなんだけどな。

 ヤシカとか作らないのかな。

 中古のコンパクトデジカメとか改造しても出来そうだけど、8㎜ムービーのCマウントレンズ用に改造している人はいたけど、望遠に改造している例は見つからない。

 単眼鏡用の色消しレンズでは画質が出ないのかな。

 あと、14メガピクセルの汎用イメージセンサーがあるんだから、フィルムデュプリケーション装置とか安価に作れそうだけど。
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インターネプコンの同時開催展示会にちょこっと行ってみた。

2012年01月22日 16時10分07秒 | ネタ帳

オスラムが出展してたんだけど、サイトの方だと英文しかない。

OSRAM
http://www.osram-os.com/osram_os/JP/Products/index.html

オスラムっていうと三菱の蛍光灯ってイメージだけど、LEDとかレーザー半導体とか作ってるらしい。折角大枚はたいて展示会に出展しているくらいなら、サイトを日本語にすれば良いと思うんだけどな。


ドイツの会社でプラスチックフィルムにアルミとか銀を蒸着した上に更に特殊なコーティングをすることで反射率を98%まで向上させたフィルムっていうのがありました。

alanod miro 反射材

http://www.alanod.co.jp/miro

赤外線領域の反射率まで表示しているのは何かと思ったら、太陽熱利用に応用できることをアピールしているらしい。太陽光で劣化とかしないのかな。


住友ベークライトで貰ったパンフレットの中に、透明導電ポリカーボネートプレートとか発泡ポリカーボネートプレートっていうのがあったんだけど、公式サイトには載ってなかった。良くみたら「開発中」だって。

ちなみに開発中のことは英語で Under Development って書くらしいです。

そういえば熱線カットポリカーボネートプレートは開発中って書いてないけど、サイトからは見つからなかった。展示会で配るパンフレットと同じものをサイトにも掲載しておけばいいのにね。


プラスチックのベアリングっていうのもあった。これもドイツのBNL社の製品らしい。

http://www.bnl-bearings.co.jp/

PEEKっていう耐熱プラスチックにガラスとかセラミックの球を使った耐腐食ベアリングってのもありました。これって磁性もなさそうだね。何に使うのかって?、いや、それはまだ思いつかないです。



億光電子っていう台湾の会社のスペック表を見ると、100ボルト駆動のLED素子ってのもあるみたい。読み間違いだったら申し訳ない。何だか日本の日亜と喧嘩しているみたいだけど。

http://www.everlight.com/



マグネシウム加工の会社で函嶺工業ってのがあったんだけど、公式サイトがなかった。展示会に出るくらいならサイトも整備しておいて欲しいんだけどな。そういうことではないのかな。

Google検索結果。
http://www.google.com/m?hl=ja&gl=jp&source=android-launcher-search&q=%E5%87%BD%E5%B6%BA%E5%B7%A5%E6%A5%AD


おいらはプラスチック試作加工系が専門だったので、電子系とか量産システムとかが多く出展していて、今回は結構ちんぷんかんぷんでした。

自動車整備とかの経験がある人じゃないと自動車関係はさっぱりわからんです。

LED素子とかって、ググると秋葉原の秋月電子通商とかしか出て来ないけど。実際には工業用にいろんなLED素子があるみたい。どっかに半端な余りって出ないのかな、そういう「余り部品。」サイトって作ると便利なのではないかな。


end;
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連携。

2012年01月17日 23時40分32秒 | ネタ帳
 ブログとかで、例えば商品とかサービスについて記事を書くことで自動的に口コミとして動作すると良いかなとか思う。ついでに自動的にアフィリエイトになってるとか。

 口コミサイトとかっていちいち探し出して書き込むのとか個人では面倒。自動的にリンクとか張られると嫌なこともあるかもなので一応承認式にして。実際記事の内容とはあまり関係ないワードがついちゃったりするしね。

 ボットで自動的にリンクすると、結構とんちんかんな動作をすることもあるので。リンク判定アルゴリズムが難しそうだな。

 従来の検索エンジン任せだと、どうも欲しい情報に辿り着けないことも多い。とは言っても勝手に連想検索されても鬱陶しいだろうし。

 ハードウエアの進歩に対して、サイトっていうか、コンテンツの進化が遅れているというか。混乱している感じが否めない。

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プラスチックのインチネジ。

2011年11月30日 16時37分49秒 | ネタ帳
 サイマコーポレーションがプラスチックのインチネジを商品化。

http://www.saima.co.jp

 コンパクトカメラの三脚ネジ穴って、プラスチックのものが多いので、ネジの方もプラスチックの方がいいのかな。

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ゲーム。

2011年11月27日 14時45分29秒 | ネタ帳
 クソゲー会社とかって儲かっているらしいから。デイビット:フィンチャーの映画みたいな企画立ててくれないかな。

 GoogleMapとかと連携して現実世界の中で謎解きとかしてくような。

 どっかの廃墟とかにQRコードが隠されているとか、あ、ビルの窓の明かりがQRコードになるとか。

 どっかの外壁のタイルがうっすらQRコードとして認識できるとか。何かの陰が一瞬だけQRコードになるとか。鏡に左右反転QRコードが貼ってあって、壁に太陽光が反射していると認識可能とか。

 そういう宝探しゲーム作れ。 GoogleMapのDirectionServiceで出てくる道順に途中寄り道ポイントを増やすと何かの形に見えるとか。

 どっかのラーメン屋の電光掲示板に一瞬だけQRコードが。

 壁の模様と太陽の陰が重なるほんの数秒だけQRコードとして認識できるとか。

 「え?、まさかここに?。」っていうところのQRコードを集めると100万円とか。

 万世橋駅のホームに。総武線の車内からしか読めないコードが。

 体動かさないとできないゲーム作れ。

 小さな駄菓子屋のガラス引き戸を開けて重なるとコードが。んで、お店のおばさんに「撮ってもいいですか?。」って聞いても無視されるとか。

 2355とか参考になるかな。

 まさかの消防車。東京電力のやつならいけるかな。

 細かいモザイク模様に四角いマスクを置くと。マスクはアプリで提供してもいいかな。

 牧場の牛の耳についているタグに。

 野良猫の首輪に。

 通りすがりの女の子のバッグの模様にうっすら。

 反射シートに光を当てると。

 貨物列車のコンテナに。

 ホログラムに一瞬だけ。

 ハズレがたまにあって、罰ゲームやらないと復帰できないとか。

 いきなり顔面パイ。(嘘ぉん。)一応スタッフがタオルとか着替えとか用意してくれてるけど。原宿表参道ヒルズの中で。

 通りすがりの女子高生集団からビンタの嵐。(何となくうれしいような悲しいような。)

 予め何が起きても文句は言いませんっていう誓約書に同意してもらっておいて。

 薄い板の後ろに磁石が仕込まれていて、砂鉄を撒くと。

 電磁石になってって次々変わるとか。

 喫茶店の飲み物のコースターの裏に。

 マスターの後頭部に。

 アプリには専用ウイルスが仕込まれていて、プレイヤーの位置情報が筒抜け。アプリを起動していないと探せない。

 QRコードを撮ろうとすると崖から突き落とされる。崖の下には巨大クッションが。

 色のついたモザイク模様はカラーフィルターをかけると。カラーフィルターもアプリで提供可能。アイテムとしてゲットする必要が。

 東北線尾久駅の鉄骨に。



 例えば、ゲームに参加していると、時折着信があって。スマートフォンを取り出すと画面に大きく4桁の数字が表示されている。画面の端には小さく120秒のカウントダウンが表示され、カウントが0になると数字は消える。

 そういうことが何度かあるんだけど、特にミッションとかないのでプレイヤーが不思議に思っていると。

 ある時、いつものように着信があってスマートフォンを取り出すと画面に「ミッション あなたの近くに別のプレイヤーがいます。スタートボタンを押すと相手のスマートフォンに4桁の暗証番号が表示されるので、それを入力すると相手からポイントを横取りすることが可能になります。なを制限時間内に入力出来なかった場合はあなたのポイントが相手から横取りされる場合があります。」とある。

 こうしたミッションには種類があって、横取り以外にもミッション成功によって双方にポイントが付与されるボーナスミッションもあるので、必ずしも相手にとって不利な場合ばかりではないので、コミュニケーションが必要とされることもあり。ドッキドキ。( ゜Д゜;)

 時々主催側が用意したスゲーかわいい女の子(声をかけづらいくらい、金髪ヨーロッパ人のメイドコスプレとか。)が物凄い近くで暗証番号に疑問を抱いていたり。プレイヤーの心理を揺さぶるあらゆるバリエーションを展開しとく。


 スマートフォンに限らず、携帯電話とかPCに付属のWebカメラとかっていうのは、実は肉眼では見ることのできない赤外線領域の感度があったりする。なのでテレビとかに一般的に使われている赤外線リモコンのLEDに向けてリモコンのスイッチを押すと光っているのがわかる。

 たとえば、普通のLED電光掲示板に赤外線LEDが仕込まれている特注掲示板があって、そこにスマートフォンとかのカメラを向けると肉眼では認識不可能な文字とか暗証番号とか秘密の表示が見えたりすると面白いかな。

 普段は可視光線での表示をしているんだけど、それが消えた瞬間赤外線表示になって、目では見えないんだけどスマートフォンを通すと見えてしまう。

 LEDでなくても、赤外線だけを反射する塗料とかを使えばモザイク模様の中から肉眼では認識できない秘密の何かが見えてしまうようにもできるかも。

 自然界にある特定の花の色は、デジカメとかで撮影すると色が肉眼で見た時と違ってしまうことがある。日本化薬の染料とかにそういうのがあるかも。モザイク模様の洋服に使えば「歩く暗証番号」とかできるかも。多分晴れの日限定になるけど。


 他にも思い付いたら追加するね。でわまた。うひひ。
コメント
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