評価:★★★☆
ストーリー(Yahoo!映画より)
12世紀末、ロビン(ラッセル・クロウ)は十字軍の兵士としてフランスでの戦闘に加わっていた。
ある日、イングランドの騎士ロバートの暗殺現場に居合わせた彼はその遺言を受け、ロバートの父
(マックス・フォン・シドー)に遺品の剣を届けると約束する。やがてノッティンガムの地を
踏んだロビンは、ロバートの身代わり役を頼まれ……。
リドリー・スコット監督、ブライアン・ヘルゲランド脚本
ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、マーク・ストロング他出演
「ロビン・フッド」を見た。
ハリウッド超?大作映画を見た~♪という満足感があるよ。
140分と長いけど、私はラッセル・クロウが好きなので、しかも馬に乗ったラッセル兄貴をずっと
眺めていられたから、大変満足しました。
ケイト・ブランシェットは威厳があって、美しくて素敵。
マーク・ストロングも悪役として活躍。「ワールド・オブ・ライズ」のハニの方が美味しかったと思うけど。
「3時10分、決断のとき」のいや~~な奴の役や「レギオン」のガブリエル役ケヴィン・デュランドが
まあまあな脇役(まあまあな脇役って…)で出てる。
「ロビン・フッド」というタイトルだけど、実際にはロビン・フッドになる前日譚。
だから、ラッセル・クロウだとちょっと年取り過ぎな気もする…。
ストーリーは駆け足というか、いろいろ端折ってる感じがするし、焦点が定まってなかったかなぁ。
もっと緩急がついてると良かったね。
ロビン・フッドの父親がマグナ・カルタの原型の起草者?ぽく描かれていたけど、ロビンがそれを思い出す
あたりが、すごく駆け足で、そんなあっさりでいいんかい、という気がした。
より長いディレクターズ・カット版が出るに違いない。
リドリー・スコット監督の「キングダム・オブ・ヘブン」の続編だとか、上陸シーンが「プライベート・
ライアン」のノルマンディ上陸シーンぽいとか言われても、「キングダム・オブ・ヘブン」も
「プライベート・ライアン」も見てない人間にはよく分からんです…。
最後の戦闘シーンの水しぶきは美しかったな~。
ただ、戦闘シーンのカット割りが細かくて、動きが分かりにくいし、目がチカチカしたよ。
もう少し見やすくしてほしかった。
脚本のブライアン・ヘルゲランドって有名だと思うけど、「ロック・ユー!」「悪霊喰」の監督でも
あったのか。
脚本家つながりでマーク・アディ(蜂を飼っていた司祭?神父?役)が出たのかな~。
うーん。
話の中身についてまったく触れてない…。