
なんと3ヶ月近くもブログを放置してしまった。気が付けば8月。暑かったロンドンも最近過ごしやすくなってきました。で、暑さ真っ盛りの2週間前に私の属する大人の趣味のバレエ団、チェルシー・バレエの公演がありました。今年私は「ブラック・アンド・ホワイト」(チェルシー・バレエ・オリジナル)で群舞、「白鳥の湖・第二幕」で群舞および四羽の白鳥、「ドン・キホーテ・第二幕/ドリーム・シーン」でキトリ役(主役!)の3つの出し物に出演。「白鳥」は体力的にきついので最初出るつもり無かったんですが、公演が近づくにつれてケガ人続出。で、人数足らなくなって出ることになりました。なんかもう、一杯一杯踊りましたよ。
今回、公演会場が今までの場所と変わって、カナリー・ワーフ近くにあるランタン・スタジオへ。ここ、「一体ここは甲子園球場ですか?」ってくらい広くて、走っても走っても舞台ソデに届かな~い。もう心臓爆発するかと思うくらい運動しました。わが青春に悔い無ーし(誰が青春やねん)。甲子園並みに、土持って帰りたかったデスよ。無いけど。

これは白鳥の湖のワン・シーン。白鳥の群舞は、脇でこうしてじぃーーーっと立っている時間が長くて、これが実は動いている時よりもずっと体に堪える。公演は二日間で二回。一日目は音楽にどっぷり浸りきって足のつらさから逃避していたのだけれども、二日目はそれでもきつくてトゥー・シューズの中で足が破裂するんじゃないかと思いました。後で聞いてみると、みんなやっぱりそれぞれきつかったらしく、「私このまま倒れて担架で運ばれるかも。でもその方が楽かも。」とか、「私なんて、三途の河を渡りそうになった」という人もいました。みんな思いは一つだったのね~。笑。

「ブラック・アンド・ホワイト」から。私は一番左端。今回は照明が舞台の横、ソデからの照明のみで、上からの照明が無かったために、舞台が暗くて一体自分はどこに行って立ったらいいのか、っていうのがもーのすごく見えにくかったんですが、こうして写真で見てみるとなかなか素敵なライティングですね…。

一枚だけ、これはまぁ許せるかなーー、という写真をのっけてみます。キトリのソロを踊っております。今回、技術的に自分の技量を大幅に上回るこの役がまわってきて、何回か個人レッスンを受け、先生に何とか踊れるような振り付けに変えて頂いたんですが。それでも自分的には決して満足のいく出来ではありませんでした。こんな役、一生に一回のチャンスだったのに、勿体無いー。くやしいかもよー。なのでこの写真は、よくぞこの一瞬を捕らえてくれましたって感じです。まぁヒザは曲がってるし、体も開いちゃってるけど、大人から始めた素人にしちゃ、上出来でしょう。いつも写真を撮ってくれるKotomi Creationsさん、多謝、多謝。

番外編。個人レッスンを受けたあとにがっつり食べたステーキ。コベント・ガーデンのLowlander Grand Cafe にて。たっぷり動いた後はたんぱく質とビールがうまい!通常は付け合せにポテト・フライが付きますが、ここはサツマイモのフライでした。これがまた優しい甘味がステーキによく合ってて、ぺろりと平らげてしまいました。
…が、しかーし。今回キトリの衣装、ちょっときつかった…大ショック。以前はぶかぶかだったんだけどなぁー。よる年波には勝てませんわい。と言いつつ、只今ゆるいダイエット中。
公演の前、リハーサルやレッスンでは思うように動いてくれない身体が情けなく、ひたひたと迫りくる本番へのプレッシャーが半端なく、「あー、もうこの公演が終わったら、舞台はもういいからバレエのクラスだけ出よーかなー」とか思っていたんですが、終わってみるとゲンキンなもので、そんな事を考えていたのなんてすっかり忘れ、終わった瞬間に「来年は何やるんだろーねー」なんて言ってる始末。喉元過ぎたらあっという間に熱さ忘れました。