
なんか最近、食ブログ化してきてるなぁ...。飽食週間、続いております。クリスマス時期にやたらと肉ばっかり食べたくなるのって、何なんでしょうね。イギリス人の集合無意識にどっぷり感化されてんのかしら。
...というわけで、今日、ちょっと高級な食材を豊富にあつかうWaitroseに行ったら、鴨の胸肉があったので買いました。ここならあると思ったのよ。それで今日、クリスマスに食べられなかった鴨のオレンジソースにチャレンジ。いっやーーー、これは美味しかったわー。鴨、旨いーー。しかし鴨が巨大で驚いた。どうよこれ。皿一杯に、食べ物がぎゅうぎゅうな状態。マスター・シェフとかだと、「盛り付けが洗練さに欠ける」とか言われちゃうんだろーなー。これに加えて、皿に乗り切らなかった分が、あと3切れありました。そのうちの一切れはバブルズ行き。あっという間に平らげてた。

ルビーのような赤い肉が顔をのぞかせる、いかにも美味しそうなパッケージング

出してみてびっくり。でかっ。
今回も、YouTubeで検索かけて、レシピを色々調べました。鴨っていうのは、中火~弱火で、フライパンで時間をかけて、鴨から出てきた油でゆっくり焼くのが標準みたいですね。参考にした動画の一つがこれ。短く、手際よくまとまっているので、ここに貼り付けとこ。実際には、私は鴨に小麦粉をまぶさずに焼きました。あと、オレンジ・ソースに生姜は入れなかった(この人、生姜を手で握りつぶして生姜汁を絞ってるんですけど...。どんだけ握力あるねん?!

片面12分、ということで、焼いております。じゅーわじゅーわ。右奥の鍋は、オレンジ・ジュースと赤ワインと蜂蜜を混ぜたのを煮詰めているところ。左上は付け合せのマッシュドポテト用のジャガイモをゆでております。

肉を裏返したところ。皮の面12分、肉の面3分...ということなんですが、この鴨、巨大で、とてもじゃないけどそんな短い時間では、相当レアな焼き加減になってしまいそうだったので、肉の面も10分くらいは焼きました。切ってみたら、真ん中がピンクで実に良い焼き加減だった。何ならもう少しレア気味でも良かったかも。
今回はソースも大成功で、艶やかでとろみのある出来上がりでした。どうも最後に冷たいバターを加えて、ががががーーっと混ぜるっていうのがコツのようです。味も、コクのある仕上がり。でも、オレンジの味は消えてたなぁ。どっちかと言うと、ちょっとウスター・ソースに似た感じの味になってた。
鴨は小さい方の胸肉がもう一切れ残っているので、今度は味付けを変えてまた何か作ってみよう。