ロンドン ボヘミアン通信

趣味と好奇心の趣くままの、気ままなロンドン生活日記

ライフ・ドローイング・ワークショップ

2012年10月31日 01時29分18秒 | 絵画・スケッチ・作品


友人に誘われて先週の金曜日、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開かれている、無料のライフ・ドローイング・ワークショップに行って来ました。紙も鉛筆も会場で準備されているので、参加したい人は何も持たずにフラリと立ち寄るだけでも参加可能というもの。このワークショップは6時半からでした。実は同じ日の午後1時から、ナショナル・ギャラリーでエッグ・テンペラ入門というのもやっていて、それにも出たかったのですが、何と12時半ちょっと過ぎくらいに着いたら、既に40人の定員に達してしまっていて入れず。トホホ。



なので、ライフ・ドローイングは、確実に入れるようにと5時にはポートレート・ギャラリーのチケット売り場の受付近くで待機。でもこれは、結構入れる人数に余裕があったので、そこまで前から待たなくても大丈夫だったかも。チケットをもらうために並び、次は6時半開場を待って並び、結構良い場所に座ることができました。会場は、通常、トークなどの行われるオーディトリアム。ステージに向かって映画館のように、段々に席が並んでいるような場所。各席には画板用の厚紙と、A3くらいの画用紙が5枚、A5の小さな紙が5枚、鉛筆、消しゴム、ボールペンが用意されて乗っていました。紙は、結構良い紙だった。ポートレート・ギャラリー、太っ腹ーーー。


実際のドローイングが始まる前にお茶を飲むモデルさんをスケッチ

ライフ・ドローイングなんて、20年近く前にこっちで美大の基礎科でやって以来、描いたこと無いので、一体どうなることやら、と思ったけれど、モデルを見ながら自由に手を動かすのがすごく楽しかった。参加者も結構大勢いて、わいわいと賑やかで楽しい雰囲気。途中まで描いたスケッチを、他の人と交換して仕上げるという、面白いプロジェクトもあったり。





1分から3分くらいの間でモデルさんがどんどんポーズを変えていくっていう時間の枠組みで描くのが、一番気持ち良く描けた感じです。時間が短いので、何も考えずにとにかくモデルを見て、手を動かす作業に没頭。こういうクィック・スケッチの方が、線が伸びやかで生き生きとしているなぁ、と思う。



最後の方で、20分くらいの比較的長いポーズをやったのですが、そちらは途中でスケッチが破綻しました…。自分的に、ものすごーくツマンナイ絵になっちゃった。線が死んでるし、モデルのプロポーションも間違ってるし(…クイック・スケッチのプロポーションが正しいワケでは無いけど、線の勢いのよさでごまかしが効いている…っていうか…。)。20分って、難しい時間枠だなぁ、と思う。さくさく描くには長いし、かといってきちんと計って描くには短いし…。ていうか、「計る」って、どーやるんだったっけ? な状態の私には、長いデッサンについてはもう一度、よく思い出してから出直してきた方がいいかも、な世界。





それにしても今まで知らなかったけど、ロンドンの美術館や博物館って、結構こうした無料のワークショップを開いているんですね。これだからロンドン生活、止められない。これからもこういうの、マメにチェックして、また行きたいなぁ、と思う。


ランキングに参加しています。
クリックしていただけるととてもウレシイです。



家ジム

2012年10月27日 23時47分39秒 | バレエ・ダンス



月曜日の朝にバレエのクラス、木曜日にコミュニティ・パフォーマンスのためのバレエのリハーサルで、都合週二回身体を動かしています。いつも行っているバレエ・スタジオの鏡って、美人鏡なものだから、実際の体型よりもかなりほっそりと見える。...ので、そこでレッスンを受けていると、「本当は、もう少し腰まわりや太ももに、がっつり肉が付いているんだけどねー」、という自覚はあるものの、しばしの間、幻想に浸ってしまうわけですよ。あのスタジオの鏡、好っきやわー。

ところがこの間、久しぶりに会ったバレエ友達に、「太ったね」とはっきり指摘されてがびーーん、となった私。そんなん、本人が一番分かってるわーい。というものの、人に言われるとショック。やっぱりねー、四捨五入すると、コピーライトが切れてしまう年数に近いお年頃、代謝が下がっているにもかかわらず、胃袋の大きさに任せて毎日大量にパスタを食べてれば、どうしても余った分は身体に蓄積されてしまう...。

あと一日、身体を動かすといいんだけど、とは常々思っていたこと。それにここ2-3日、めちゃくちゃ寒いし、身体を動かして暖まれば暖房費も節約できて一石二鳥、というわけで、前にYouTubeで見つけた、New York City Ballet Workout に挑戦してみました。バレエの動きに合わせたウォームアップから始まって、床運動では主に腹筋を鍛え、再び立ち上がって全身運動、ストレッチ、レベランス、そのあとオプションで、「タランテラ」というバレエからヒントを得たダンス・エクセサイズ。ざっと書くと、こうした枠組みで、1時間強。



まずはウォーム・アップから

エクセサイズの間中、背景にはクラッシック音楽が流れ、えらくスノッブな発音のおじさん(NYCBのディレクター)が、常に動きを指示してくれます。美しい音楽を聴きながら、麗しいダンサー達のデモンストレーションを見ながら、優雅に身体を鍛えられてナイスー、と思ったら大間違い。優雅なのは音楽とダンサー達だけで、その動きをフォローしようとしているこっちは、あっという間に息が上がってくる。



フロア・エクセサイズ

体が適度に温まったところで次は床運動。これがきついーー。お腹の側面の筋肉を鍛える動きが特にきつい。けれどもこのビデオ、プロのダンサーやスポーツ選手向けではなく、比較的健康な一般大衆向けにつくられているだけあって、「うわーーーー、私もーダメかも」っていう直前で各運動が終わるような設定になっているところはさすが。腹筋と腹筋の間にストレッチが挟まれているのも助かる。




床運動のあとは、センター・ワーク。緩やかな動きから、徐々に体のバランスを保ちつつ足の筋肉を鍛えるきつめの動きに無理なく移って行きます。




最後にストレッチとクールダウンのレベランス。結構じっくり時間をかけてる。途中、ヨガに良く似たストレッチのポーズもあったりして、バレエだけじゃなく、他の分野からも使える動きは取り入れていこうという熱意が感じられる。




そして最後にオプションのお楽しみエクセサイズ。バレエの動きに即したエアロビクス。これはもちろん、いきなりこれだけのコンビネーションをやるのではなくて、下に貼り付けたフル・バージョンでは最初に一つ一つの動きをダンサーたちがゆっくり示して、私達が覚えられるようになっています。



解説を含んだ全編はこちら

今日は寒かったので、中々汗が噴き出す、というところまでは行かなかったけれど、さすがに最後の「タランテラ」では暑くなってタンクトップ一枚の姿になりました。これを週一回、本気でやったら体力付くよねー、と思います。全部は出来なくても、できるだけ腹筋だけは続けてやってみようかな、と思っているところ。はてさて、いつまで続くことやら。

...ところで男性ダンサーが上半身裸なのって、顧客サービス?!


ランキングに参加しています。
クリックしていただけるととてもウレシイです。



アリーンさんの家 -ノルマンディー地方旅行記 (10)

2012年10月24日 20時58分57秒 | 旅行:フランス・ノルマンディ



ティエリーさんちでお茶会の後、ティエリーさんの大の仲良し、アリーンさんちのお宅拝見に伺いました(あんまり仲が良いので、てっきり二人はカップルで一緒に暮らしてる、と勝手に思い込んでいたら、違ってた)。これは予定には無かったんだけど、ティエリーさん曰く「アリーンの家も近いから、ぜひ見て行ったら?」ということで、他の参加者と共に車で先導されてレッツ・ゴー。


ティエリーさんちはコッテージで一階建ての平屋、割りに小ぶりで中に色々なモノが詰まっている感じなのに対して、アリーンさんちは、以前は納屋か、農家の家だったのかな?っていう感じの家を改築して住んでいて、家の中の空間がかなり広い。彼女は皮革製品、毛皮などをリサイクルしたデザイナー・コートやジャケットを制作するアーティストなので、アトリエ空間も必要なための空間設定、という感じ。


まず最初に猫のお出迎えを受けました。
椅子に張った布がきれいでお洒落ー。


家の入り口を入ると



左手すぐに大きな空間が広がっている。正面の木で出来たどっしりとした大型のキャビネットがめっちゃすてき。こんな大きな家具が入る空間に、私も一度住んでみたいわ。とは言え、これだけ空間が大きいと、どれだけモノを詰め込んでも余裕があるから、不必要にモノが増えそうではある。椅子の上で背中を向けて寝ている白黒ネコは、先ほどの猫の息子。お母さんの方は人懐こいけど、こちらの息子はビビリ猫。


何気ないディスプレイも気が利いている
こんな枯れた植物なんてどこにでもありそうなのに、
見せ方次第でこんなにオサレになるんですね。


手作り? の祭壇のようなもの
落ちていた鳥の巣を使っているところがとてもオリジナル。


キッチン用品や調味料などを見せつつ収納。
こういう、ちょっとカフェっぽい感じの棚って、好きだわー。
モノがたくさん見えていて、生活感溢れる感じが、
「キッチン、使ってまっせ」って感じで落ち着きます。


キッチンのもう一つの壁には色々なバスケットが掛けられていて、こちらもおしゃれ。


アトリエの壁に貼ってあった猫の絵。このヘタウマ感がたまらん。
彼女自身か、彼女の息子か、一体誰が描いたんだーー。




外の敷地も広くて、畑と畑の間に色々な野草やお花が自生しています。





さて、アリーンさんちも見たし、そろそろ帰ろうかな、と思っていたら、ティエリーさん、「近くにオルネ川が流れているから、川見に行こう、川。じゃ、しゅっぱーつ」と、「えっ。あのっ。そろそろシャトーに帰りたいんですけど」と言う隙も無く、車を発車させてしまったので、仕方なく車で後をついて行く。そして川を見たあとは、対岸の崖の上に建っているお屋敷も見に行った...。ティエリーさん、誰かを案内しはじめると、止まらなくなる性分らしいです。お屋敷のあとも、どこかに行こうとしていたのですが、「慣れない道なので、暗くならないうちに帰りたい」、と伝え、そこでようやく帰してもらいましたとさ。

ランキングに参加しています。
クリックしていただけるととてもウレシイです。



ティエリーさんちでお茶会 ‐ ノルマンディ地方旅行記 (9)

2012年10月21日 00時36分42秒 | 旅行:フランス・ノルマンディ


ティエリーさんのお友達の差し入れ。庭で採れた、ぷるっぷるのストロベリー。

フランソワーズのお店、「エクレクティーク」を訪ねた帰り道、近くに住む、これまたペーターおぢさんの友達のティエリーさんちに寄りました。ティエリーさんも、フランソワーズやペーターおぢに負けず劣らず、古物大好き人間。おまけにさまざまな方面に知識が豊富で、何でも幅広くこなす人のようです。パリでフランス語を教えるのが本業のようですが、このノルマンディーにコッテージを買ってはや20年。パリとノルマンディを行ったり来たりの間に集めたものは数知れず。ティエリーさんのコッテージは、そうしたコレクションが所狭しと並べられ、実に居心地の良さそうな空間を作っていました。


ベッドルームの一角。乱雑にものが積み上げられているのは、てきとーなのか、
それとも計算されつくした上のことなのか…? (多分、てきとーなんだろうと思う…)


この辺も、やっぱりテキトーなモノの配置。でもそれが逆に居心地が良い。


白い戸棚もすてきだけど、戸棚の中や上の陶器のコレクションも趣味が良い。
…これだけ沢山陶器があるってことは、ティエリーさん、結構料理するのかも。


小さな棚の上の白い陶器。形がきれい。
隣のマリア像、うちにも欲しいですっ。


このリネン類は、果たして実用なのか、
それともディスプレイ・オンリーなのか…。
下の方に、レ、レースっぽいのとかあるけどっ?!


古めかしいタペストリーは、もとは椅子の背もたれ用だとか…。


何気にナナメっている王冠が、空間を面白く切り取る。



お茶会の様子。お天気が良かったので外で。テーブルの真ん中あたりにある、アール・デコの銀メッキのティー・ポット(ちょっと小さくて見ずらいけど…)、これ以前から時々オークションなどで見かけるたびに「いい形だなぁ」と思っていたもの。それがティエリーさんちで実用されているのを見て、がぜん私も欲しくなってしまった。で、ロンドンに帰って来てeBayで検索してみたら、ティエリーさんのとほぼ同じものが安く出ていたので、買ってしまいました。手にとって見ると、やっぱりステキな形で満足度、大です。


こっち向いて写ってる、赤いシャツ着た人がティエリーさん。このお茶会には、前日フランソワーズのディナーに来ていた人達もいました。…あんたら、夏中こうやって毎日お茶してるん? …という印象を持ってしまう。ノルマンディの夏は短かそうなので、お天気の良い時に一気に楽しんでおこう、という感じでしょうか。いずれにしても、ペーターおぢ周辺の人たち、みんな仲良さそうです。


博学のティエリーさん、特に強い専門分野がアンティークの椅子。これは田舎のアンティーク屋で見つけた掘り出し物とかで、18世紀にパリ最大の椅子造りの工房を持っていたという、Mesleeというメーカーのものだとか。このメーカーのものであるというだけで既に価値が高いそうですが、ひょっとすると王室か、貴族に納品されたものかも知れないという話で、そうなると当然のことながら、さらに価値がグンっと上がる。王室等に納品されたものには、メーカーを記すのとは別の刻印があるはずとかで、これから椅子の下側のペンキをそっと剥がしてその刻印を探すのだそうです。







コッテージ一階を案内されたあと、屋根裏も見せてくれるということで、不安定でグラグラする危ない梯子を登ってみると、そこに現れた風景は…椅子、椅子、また椅子。あのー。姿の見えない、やんごとなき方々が、大層大勢ここにお住まいなのですか??? って思う程、高級そうな椅子で一杯でした。こんなに沢山の椅子を、ティエリーさん一体どうするつもりなんでしょう。あ、修復したあと、フランソワーズのお店に卸したりしてね。

ランキングに参加しています。
クリックしていただけるととてもウレシイです。



Eclectique - ノルマンディ地方旅行記 (8)

2012年10月10日 00時00分31秒 | 旅行:フランス・ノルマンディ



前回のブログに書いた、Le Grand MoulinでB&Bを経営するフランソワーズ、去年の11月に、Ecoucheという田舎の町に、アンティークその他もろもろを扱うお店もオープンしました。その名もエクレクティーク。Eclecticというのは、辞書を引くと「折衷主義」と出てくる。特に一つの学派に偏らず、どんな教義からも、良いところは吸収していきましょう、みたいな感じ。これをアンティーク・ショップの店名に用いることで、特に古いものだけ扱うのではなく、現代のものでも面白くて趣味の良いものは、どんどんお店で取り扱っていきますよ、というショップ・ポリシーを表わしているようです。今日はフランソワーズのお店の写真を何枚かアップします。




こうやって、モノがごちゃごちゃーーっと置いてあると、「ここに、ここにお宝があるに違いない」って、すべてを見逃すまいと、目が自然に「逐一チェックモード」に切り替わります。






リネン類もあります。フランスのティータオルは厚くて丈夫で使いやすいので大好き。

ここはフランソワーズがショップを開く前はクレープ屋さんだったとかで、店内は二つのセクションに分かれていて、両方ともかなり余裕のある広さ。そして光がたっぷりと入り、明るくて気持の良い空間です。


これがもう一つのエリアの全体像



お約束のフレンチ・シャンデリア。植物のディテールが可愛い!





テーブルの上は、超ワタシ好みの自然博物史系のディスプレイ


ペーターおぢさんの箱アートも扱っています。


ヘタウマ感がたまらない聖母子像。こういうの、一個欲しいなぁ、と思うんだけれど、どこに行っても結構高いので、そのたびに諦める、の繰り返し。


これはフランソワーズ一押しの古い管楽器。ワタシにはどこがそんなに良いのかわからないのですが、フランソワーズはとにかくすごい気に入りよう。大変レアなものらしいです。確かに、こうして壁に掛けておくと、スカルプチャーのようで場が映える。それにしても、どんな音がするのでしょうねぇ。


古いグラス類も充実しています。上の楽器と違って、このへんは手が届くお値段なので、わたしはこのゴールドの縁がついたワイングラスを二客お買い上げ。これ、きちんとしたクリスタルグラスなんでしょうね。手にしっくりと馴染む重さで、すごく使いやすくて気に入っています。


可愛く撮れたので、今回もご出演願いました、フランソワーズです。


キッチンに招き入れてくれて、こんなステキなカップでコーヒーを出してくれました。


最後にこれが、外から見たお店の全体像。
Photo by Kotomi Creations

Eclectique: 4 rue Jacques Flouvat, 61150, Ecouche, Normandie, France.
Website: Eclectique
ランキングに参加しています。
クリックしていただけるととてもウレシイです。



フランソワーズのおうち‐ノルマンディ旅行記 (7)

2012年10月07日 02時39分05秒 | 旅行:フランス・ノルマンディ


ル・シャトー滞在中は、ペーターおぢさんの友達の家に遊びに行くということが何度かありました。今日は、おぢさんの仲良しのお友達、フランソワーズのお家、Le Grand Moulin に夕食に招かれた時の写真です(フランソワーズの家には、去年も遊びに行ったので、写真も去年のものが混ざっています)。


大きな池が目の前にあり、ボートを漕ぎ出す突堤に置かれたテーブルとそのディスプレイのセンスといったら、非現実的にお洒落で、「ここはどこ? 私は誰?」って感じになります。うっとり夢見る乙女モード全開です。おぢさんのシャトーもめちゃステキですが、Le Grand Moulin は女性ならではのセンスに溢れた場所でした。


ボートに乗って、池の上から撮った写真。左手が母屋、右手に見えるのは、離れその1。この建物が昔水車小屋だったのが、Le Grand Moulin(大水車) と呼ばれる所以です。


ペーターおぢさんのトレード・マークがブルー・グレーならば、フランソワーズを象徴するのはピンクの薔薇の花。チャーミングな彼女にぴったりです。


テーブル・セッティングにも庭から切ってきた薔薇が。何気なく添えられたツタの葉がまた心憎いまでにおしゃれ。




この二枚は、離れの中の様子。お客さんが来た時のダイニング・ルームとして使われています。フランソワーズはもともとブロカンテ・ディーラーで、週末ごとに立つマーケットでアンティークやヴィンテージ商品を扱う人だったので、去年はこの部屋が倉庫も兼ねていて、沢山の古物で満ち溢れていました…が、彼女は今、Ecoucheという近くの町にお店を構えたため、商品はほぼそちらに移動。勢い離れの中も、がらーんとした感じになりました。







このリクライニング・チェアー達、見ているだけで心が寛ぎます。


離れその2。これは夏の間、宿泊施設として貸し出されています。朝食付き、2泊から。ウェブサイトへのリンクはこちらです


美女二人に囲まれる、ペーターおぢ

この日は暖かかったので、屋内ではなく、池の突堤の上にしつらえられたテーブルでの外ディナーでした。フランソワーズは顔が広くて、こうした夕食会やパーティをしょっちゅう開いているみたいです。…しかしこの突堤、テーブルと池の間にあまりスペースの余裕は無いので、椅子を立って歩き回るには相当注意を要します。お酒が回って足元がおぼつかなくなったりすると、下手したら池に落ちそうになる。


そしてこれがフランソワーズ。ちょーナイスでチャーミング。次回はフランソワーズのお店、Eclectiqueに遊びに行った時の写真をアップします。


ランキングに参加しています。
クリックしていただけるととてもウレシイです。



Le Chateauの庭 (2)-ノルマンディ地方旅行記(6)

2012年10月03日 23時32分25秒 | 旅行:フランス・ノルマンディ


ル・シャトーのお庭の続きです。まずはル・シャトー・リアリズムの農業用トラクター。広い敷地は、こういうエンジン付きの乗り物でも無いと、手入れ仕切れません。背景の緑に赤い色っていうのが、中々可愛い。おぢの夏は庭の手入れで日々が過ぎて行っている模様です。



これは前回の話に出てきた、おぢさんの友達が買いたがったという納屋。実はこれ、左半分は以前スカッシュ・コートに改築してしばらく使っていたけど、今は使っていないという話です。なぜ使わなくなったのか。何と、フクロウのつがいがやってきて、この納屋に住み着いて、ヒナが生まれたから、というのが理由。スカッシュの音がするのも、人間が出入りするのもフクロウは嫌だろう、と気遣って使わなくなったそうです。この巨大な納屋を、そっくりフクロウに提供するとは何と太っ腹な。動物には親切なおぢなのであった。





敷地内には池もあります。水辺は気持ちが和みます。



打ち捨てられているかのような東屋風コーナーも、実にいい味出してます。



私たちが泊まっていたコッテージは、右手に見えるフクロウの家/納屋より、もっと先に行ったところ。これだけの距離が離れているところに泊まっていて、気が向いたらシャトー本館にお茶しに行って、くだらない話をして戻って来る、というのが、おぢさんにとっても、私達にとっても丁度良い距離感て感じでした。



昔、農家だったころの名残り。石でできた牛の水飲み場


西洋ニワトコが良い色に色づいていました。


エキネシアの一種?


おぢ家ではレアな、可憐な薔薇のつぼみ




カラフルに色づくアジサイたち


これは、私達が泊まっていたコッテージから見える、隣の農場風景。おぢさんのシャトーからは、もちろん相当距離が離れております。


ル・シャトーの敷地お散歩中に、プシャーにばったり出会う。「おや。お客人、奇遇ですね。ボクの秘密の場所に案内するですよ。見たいですか? 見たかったらついてくるですよ。」


あるぅ日、ル・シャトーで、ネコさんにー、であぁった~。緑の草原でー、ネコさ・ん・に・でーあーったー


ねこさんの、言うこ・と・にゃ、おじょおさっんっ、おいでっなっさいっ。とことこ・とことことーー、とことこ・とことことー。


…まんまとプシャー2世にさらわれる…


Kotomiさんでした。


「ボクの魅力にかかったら、おぢさんもお客人もみんなチョロイですよ。」



ランキングに参加しています。
クリックしていただけるととてもウレシイです。