ジーコについて前向きに考えてみる

 普通に考えれば、解任に充分なペルー、UAE相手のホームでの連敗。けど、一週間後に予選を控えて、監督のクビをすげ替えられるほど、協会には度胸もないはず。後任候補は準備してあるのかどうか…?

 ということで、こんな時だからこそ、少しポジティブに考えてみるのも良いかも知れません。

 今さら、ジタバタしたところで、一週間後にはバーレーン戦、その後には北朝鮮戦がやってくる。代表のスタッフ・選手に必要なのは、決戦に向けて腹を決めること。
 そんな時だからこそ、選手時代の経験豊富なジーコが監督であることはラッキーなのかも知れない。フランス大会で、ザガロの補佐としてブラジル代表の「雰囲気係」を担当したジーコ。今こそ、その本領を発揮すべき時でしょう。現役時代に味わった起死回生の思い出を語るもよし、練習に参加して一緒に汗を流すもよし。戦術家としては、もはや期待できるところがないのだから、原点に戻ってジーコにしかできないことを見つめなおしてもらいたい。

 とにかく次の2試合は、どんな形でもいいから勝てば良い試合。「いいサッカー」なんていらない。勝ち点3をあきらめない試合を行うこと。V字回復に向けてジーコにできることは、選手のやる気を導きだすことだけである。
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