チーム競技も活躍を

 パラリンピックのダイジェストがひっそりと NHK教育で放送されていますけれど、迫力にあふれた競技の様子は、やはり引きつけられます。

 ここまで日本選手は、水泳の成田や陸上の土田の活躍が目立つ一方、車いすバスケやウィルチェアラグビー、車いすテニスなどの球技は、やや苦戦傾向にあるようです。
 これは、国内の競技施設が障害者の利用に対して消極的なのが遠因となっているのでしょう。床が傷つくから車いすには使わせない体育館も多いらしく、なかなか障害者球技が育つ土壌が日本にはないようです。

 成田や土田、あるいは他の陸上、水泳の選手が活躍することは素晴らしいのですが、ともすると一般市民の感想は「すごい障害者がいるなぁ」で終わりがちです。パラリンピック競技をスポーツとして世間に認知させ、より良い競技環境を実現するためには、何とか球技、とくにチーム競技の健闘を望みたいものです。

 もちろん今、活躍している水泳、陸上選手たちの、変わらぬメダルラッシュも期待しています。
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