銃。
今週はやたら銃撃の事件を聞いた気がする。
世界的にニュースになっている
アメリカ・バージニア州の銃乱射事件
国内で起こった
長崎市長が撃たれて死亡した事件
事件が起きて数日経ているが
どのニュースもこの話題ばかりだ。
乱射事件のアメリカは銃社会。
長崎市長が撃たれた日本は銃社会ではない。
銃が一般に広まってないとはいえ
日本でも度々耳にする銃撃事件。
「世界全ての人々が幸せにならないと世界全ての幸福はあり得ない」
銃がある世界で
それはあり得ない。
人は平和を望む。
しかし、平和を守るために武装する。
守る為のそれは
しばしば憧れの対象にもなる。
それを手にした人間の一部が
使い方を誤ると
多くの人にとってそれは
脅威になる。
銃だけじゃない。
刀だって
核ミサイルだって
初めは
人を守るために作られたものだった筈だ。
それがいつしか
人を殺める凶器としてしか認識されなくなっていった。
銃も
刀も
核ミサイルも
人を守るために
人を殺す。
時には
守るためじゃなく使われることもある。
純粋な凶器として。
そんなものが溢れる世の中で
本当に平和な世の中は有り得ない。