旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

チェコ ~リトミシュル~

2017-07-06 13:17:26 | チェコ2017


AHOJ! こんにちは 松本です
久しぶりのチェコ!まだまだ訪れたい場所が沢山有ります
今回は一部視察を組込む形で、世界遺産のリトミシュル城とモラヴィア大草原&ミクロフに行ってきました~
まずはリトミシュルからご紹介致します

リトミシュルの町はとても小さいのですが、その歴史は古く、ボヘミア地方とモラヴィア地方をつなぐ貿易ルートとして発展してきました。
1999年に世界遺産に登録されたリトミシュル城とチェコの有名な作曲家『べドルジハ・スメタナ』の出身地。
クラシックに詳しくない方でも『わが祖国』は一度は聴いたことがあるのではないでしょうか
毎年初夏にはスメタナ国際オペラフェスティバルが開催され、大変賑わいます。

プラハ空港到着
念の為、インフォメーションセンターの方にも直行でリトミシュルに行ける方法が無いか聞いてみましたが、残念ながら直行は無いとの事です。(17年6月現在)
自力でリトミシュルへ行く場合はプラハ本駅から電車に乗り、その後バスでリトミシュルという流れになります。(約3時間)
プラハ本駅で切符を買い、まずは電車に。
電光掲示板でプラットフォーム番号を確認し、
ホームにいた係員さんに切符を見せ、合っているかを再度確認して乗車。
プラットフォームによっては階段だけの場所もあります。また1A、1Bのように同じプラットフォームでも前方・後方で分かれている事もあるのでご注意下さいね

ちなみに
地下鉄やトラムの様に乗車前に刻印を押すシステムは電車にはありません。
乗車中に車掌さんが回ってくるので切符を見せましょう。
車内でも切符を買う事は出来るらしいですが、料金が違うとか?(※詳細は不明です)まぁ事前に購入しておくのが安心ですね
2等の自由席ですが、地方へ行く電車の為、車輌は短く、車内は混雑していたので途中まで座れず。。。スーツケース持参は結構ハードでした
そして電車からバスに乗り換え。
バスには観光客らしき人は見当たらず、地元の子供達で賑わっていました。小さな村々を通ってリトミシュルのバスターミナルに到着!

リトミシュルはテルチをきゅっとコンパクトにした可愛い田舎町という雰囲気ですね~
チェコは可愛い小さな町が沢山あり、いつ訪れても『おとぎの国』という言葉がしっくりくるなぁと思います。

●リトミシュル城

リトミシュルで絶対に見逃せないのがこちら
1582年にイタリア人建築家によって建てられたルネサンス様式の宮殿。
お城らしい外観ではありませんが外壁・内壁は貴重な『スグラフィット装飾』で飾られています。一枚ずつ異なる図柄のスグラフィット画がなんと約8,000点
館内の見学はガイドツアーのみで、所要時間は約1時間。
受付でツアー申込をし、日本語の資料を借りて、30分後にまた来てねとの事。はーい
私が訪れた時はチェコ語のツアーのみでしたが当日でも予約は出来ました
参加した回は約20名参加者のほとんどはチェコ人のシニア団体客のようでした。
チェコ語のガイドさんがお話して皆が笑う中、「何々?」ってなってしまう場面もありましたが
日本語の資料を貸してくれるので、館内の概要は理解できますよ


城内にはパステルカラーの18世紀につくられたバロック様式の劇場があります。
こちらは当時の状態のまま残っている数少ない貴重な劇場です。


また城の地下室(castle celler)は常設のアートスペースとなっております。


ミステリアスな人型の彫刻やロウで出来たハートの形に見えるオブジェなどもありました。
またワインが貯蔵されており、スタッフがいれば有料でテイスティングも出来るようです。
私の時は、生憎スタッフがおらず。目的のテイスティングが出来ませんでした・・・残念
興味のある方は入ってみて下さいね
地下の為、5月の暑い時期でも非常に冷え性の方はご注意下さいませ。

●スメタナの生家
スメタナの父親はビール醸造者でリトミシュル城主に仕えていた為、家族は城の目の前の建物に住んでいました。
リトミシュル城の入口の向かい側にある建物に、スメタナの生家を再現した小さな記念館があります。
数部屋くらいの広さですが、楽譜や机・ベッドなど、スメタナファンは必見ですね
 

●スメタナの家『smetanuv dum』

日本語ではスメタナの家と訳されますが、スメタナの死後につくられた劇場です。
国際オペラ・フェスティバルや音楽祭などの様々な文化イベントの会場となっております。
私が訪れた時はイベントもなく閉まっておりましたので残念ながら内装は見る事が出来ませんでしたが、リトミシュルのネオルネサンス建築を代表する建物です。

●Chocco caffe
タウンホールの時計塔の向かい側にあるカフェです。
ショーケースの中には沢山のチョコレートやケーキ・パフェが
残念ながら英語のメニューは無いとの事でしたが、店員さんが英語で何が欲しい?等聞いてくれました
私は、とにかく暑く、コーヒーが飲みたかったのでアイスコーヒー(ラテ)にクリームが乗ったのが欲しい!とオーダー
オーダー後にそういえば『チョコカフェ』でチョコレートを頼んでいないっと気づきましたが、一口サイズのチョコレートが添えられていて、大満足
天気のいい日はテラス席もいいですね~



●Mr. Grico

入口入るとお肉屋さんですが、奥に行くとサンドウィッチやお惣菜・ケーキ等があります。
小さなお店ですが、ちょっとしたイートインスペースもあるので小腹がすいた時にささっと利用するのに適していますね
言葉がわからなくても指さしで大丈夫でした

●ZLATA HAVEZDAホテル
アットホームなホテルです

建物は2棟あり、スメタナ広場に続くメインロードに面したお部屋と裏側に位置するお部屋があります。
建物の構造は古いですが、お部屋はリノベーションされており内装はお部屋によって趣向が異なります。
私が泊まったお部屋はシンプルで清潔感があり、快適に過ごせました
グラスルームと呼ばれるテラスに続くお部屋は共用部分となっており、タウンホールの時計台も見渡せます



リトミシュル城はやはり見ごたえがありました
見所としては日帰りでも十分ですが、自力で行くとプラハからは片道約3時間と移動に時間がかかるので個人的には日帰りはもったいない気が・・・します。
時間がある方はのんびり1泊するか、滞在時間が短い方は専用車を使って他の町と一緒に効率良く観光するのがおススメですね



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