旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

オマーン・ドバイ・アブダビ視察②

2020-02-01 10:49:57 | オマーン・UAE2019

こんにちは!

スペースワールドの桜井です

 

オマーン到着、早速ですがオマーンの首都 『マスカット』 から観光をはじめます♪

マスカットは中東で最も起源の古い都市のひとつと言われ、またその港は「天然の良港」として

岩山に囲まれた独特の地形を成しています。

東部の 『ソハール』 とともに8世紀ごろには、アラブのバグダッド(現イラク)とインドをつなぐ

海路の中継地として栄えました。

港町ですから、それはそれは賑やかだったでしょうね!!

 

余談ですが、上記『ソハール』は、「千夜一夜物語」シンドバッド の舞台です

実はシンドバッドは固有名詞というよりは、この港と海路を交易したアラブ商人たちが

異国を訪れるなかで見聞きした土地土地に伝わるお話をもとにして、物語となったものです。

そんなアラビアンナイトの国オマーン!いったいどんな旅になるかワクワクです

 

 

マスカット空港到着後、オマーン人の英語ガイドとして、今回私たちをアテンドしてくださる

ハリッド(MR KHALID)さんのお迎えがありました。

優しいお顔立ちで、とても紳士な、4児のパパさん!

空港は昨年新しくリニューアルしたということで、とってもきれいでしたよ

出口を出たところで、お名前を記載した紙を持ってお待ちしていますので合流はスムーズです。

尚、ここで注意点がひとつ。

日本円⇒オマーンリアルへの両替は、必ず空港で行いましょう!!

この後本文では触れませんが、市内の方がレートが良いだろうとのお話があり、私たちは市内の

両替屋・銀行をめぐりましたが、日本円を受け付けてくれたところは1軒もありませんでした

USドルを持っていたのでしのぎましたが、少し焦りました。。。

クレジットカードを受け付けるお店は多いですが、マーケットやチップはそうはいきませんから、

やはり多少なりとも現地通貨は必要です。

 

★★★ マスカット  ★★★

 

さて、『マスカット』 って、フルーツ!?と思っている人はとっても多いのではないでしょうか。

かくいう私もそれを少し期待していました。が、残念ながら語源は別のようで、「停泊地」だったり

「山(岩山・崖)が海に落ちる場所」など諸説あるようです(笑)

それでも 砂漠の中の緑色に輝く都市、というようなイメージが湧くようで、素敵な名前ですよね

そんな『マスカット』は、もともと3つあったエリアをまとめて1つの都市となった経緯があります。

よって同じマスカットの街ではありますが、このエリアの間は距離があるばかりか、クネクネ道や

岩山があったりと地形的にも隔たりがあり、全体を見ると大変広域です。

日本人が思う「都市」の感覚とはまるで異なります点、少々注意が必要です。

 

★マトラ

その3つのエリアのうち、オマーン最古かつ最も有名なスーク(商店アーケード)やオマーン最大の

港があり、観光客がメインで訪れるエリアを『マトラ』といいます。

私はとても驚いたのですが、オマーン人はお魚が大好き!!

港の舟から水揚げされたばかりのお魚が、直接魚市場に並べられ解体されます。

日本では漁港でしか手に入らないような一度も冷凍も冷蔵もされていない新鮮なお魚マスカットと

いう都市では毎日手に入ります。こんなにリッチなことがありますでしょうか

この市場の周辺には人気のレストランがありますし、コルニーシュ(海岸沿い)の散策も気持ちが

良いと思います。夜には夜景が素敵なようですよ

もしフリータイムで訪れた場合でも一度訪れて頂きたいなと思う場所でした。

そして「マトラ スーク」へ足を運びます♪

後でも触れますが、オマーンは『乳香(フランキンセンス)』の名産地として古くから知られており、

スークのエントランスでもほわっとした香りが漂っていました。

このスークはそう大きくはありませんが、素晴らしい点が2つありました。

① 物売りがしつこくない!

② 内観・デザインが素敵!

もちろんガイドであるハリッドさんが一緒だったということもあるかと思いますが、中東エリアの

名の知れたスークで、もっとも快適にめぐることができるスークのひとつだと感じました

女性でも安心してご散策して頂けると思いますよ

そして内観ですが、木材として「チーク」が多く使われており、それがとっても素敵で、伝統的な

建築デザインがモチーフとなっているということでした。

これはオマーンにもっていた砂漠、荒野のイメージが一気に払拭された瞬間でもありました。

「チーク」の原産はインドです。オマーンは本当に交易の国であり、とても豊かな国なのですね。

 

★ ルイ

3つあるエリアのうち、『ルイ』は商業地区という扱いになります。

商店やビルが林立するエリアですので、観光ではあまり訪れる機会がないかもしれません。

ただ高層ビルの建設が禁止されているマスカットで唯一、「10階以上の建物」があります(笑)

 

★オールド マスカット

『マスカット』は、歴史的にはこの3つ目のエリア『オールド マスカット』を指すものとされます。

現在は迎賓館として利用される王宮、官庁などが置かれる行政エリアです

旧市街と新市街の間に城門があり、安全上夜間の交通は規制が入ります。

他のエリアとは隔絶され、天然の砦という様子が見て取れ、個人的に大変ワクワクしました(笑)

湾に面した旧市街エリアには、突き出した岩山の上に「ミラニ フォート」「ジャラリ フォート」

という砦があり、位置関係から見ても、港を守っていた存在であると感じることができます。

また同じエリアに「国立博物館」があります。

ここではオマーンの伝統的な衣装や、交易に使われた伝統的な舟「ダウ船」、国旗にも描かれる

「ハンジャール(短剣)」の展示等があり、きれいで見やすいディスプレイになっていました

 

ランチ

尚、前後しますが、ランチは「マトラ スーク」のすぐ横にある少しローカル風なレストランへ。

ハリッドさんオススメということですが、これいかに・・・

というのも、事前にWEBで「オマーンのごはんはマズイ」という情報を得ていた私たちだったので、

ガイドさんの言葉も半信半疑だったのです(笑)

 

結論として、そんな我々の偏見を謝りたい、そう感じました。

おいしいいいいいぃぃぃ!!!!

ベースはインド料理があり、そこにほどよく中東スパイス、そして日本食を彷彿とさせる魚の出汁、

これらが融合して、正直本当においしかったです

食しましたのは「魚(キングフィッシュ等)のビリヤーニ」です。

今まで食べたどこの料理とも違います。はっきり言って、インドよりも中東よりもおいしい

松本と2人テンションが止まらず 旨味をわかってる、わかってるね!!と謎の食レポもはじまります。

オマーンの食事は本当にストレスがありません。とっても日本人に合いますよ!!

ご安心あれ

 

 

それではマスカットから、サラーラ編に続きます

長くなりましたが最後までお読み頂き有り難うございます!

次回にお楽しみに

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