旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

ポーランド視察④(ワルシャワ観光)

2017-06-09 19:20:26 | ポーランド・ハンガリー2017

こんにちは!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2017年の4月13日より4月20日までの期間、
ポーランドのクラクフ、アウシュビッツ、ヴィエリチカ、ワルシャワ、
ハンガリーのブダペストに行ってきました。

4/13 成田よりポーランド航空にてワルシャワ経由にてクラクフへ
4/14 アウシュビッツとヴィエリチカ岩塩採掘場を観光
4/15 クラクフ旧市街を観光後、列車にてワルシャワに移動
4/16 ワルシャワ旧市街を観光
4/17 ワルシャワより飛行機にてハンガリーのブダペストに移動
4/18 ブダベスト旧市街などを観光、夜はドナウ川クルーズと夜景観光
4/19 ブダペストからワルシャワ経由にて日本へ
4/20 成田到着


4/16の午前中にてワルシャワの旧市街を日本語ガイドさんと見学致しました。


ワルシャワは、音楽家のショパンが生まれ育った街で、
ショパン博物館、ショパンの心臓が埋められている聖十字架教会があります。
夏は、ワジェンキ公園のショパン像の前でショパンコンサートが行われます。
また、地動説を唱えたコペルニクス、ノーベル賞学者のキュリー夫人とのゆかりのある街です。
世界遺産にも登録されているワルシャワ歴史地区は、
第二次大戦にナチスによって徹底的に破壊されましたが、
戦後ワルシャワ市民が絵画を参考にして、
「ひびの1本にいたるまで」といわれるほど町を復元しました。

朝の09:00に日本語ガイドさんとホテルのロビーに迎えに来ていただきました。

通常は、ホテルから新世界通りのショパン博物館を見学し、
そのままクラクフ郊外通りを進み、旧市街のワルシャワ歴史地区を見学し、
公共交通機関でワジェンキ公園のショパン像を見学するのが一般的なルートですが、
今回はホテルの見学があったため、若干順番が入れ替わりました。

まず、バスを乗り継いでワジェンキ公園を見学しました。
ワジェンキ公園はヨーロッパで最も美しい公園に数えられ、
ショパン像があり、5月中旬から9月はショパン像のある場所でコンサートが開かれます。



夏の時期は周りに水が張られ、花に囲まれます。
ショパン像は柳の木の下に座り故郷の自然を眺めるショパンを表現しております。


ワジェンキ公園からバスにて新世界通りの入り口に移動しました。



写真は新世界通りの入り口です。
新世界通りは、途中でクラクフ郊外通りと名前を変えて、
ワルシャワの王宮広場へと続く道です。
通り沿いはショパンに関係する見どころが多くあります。



写真はショパン博物館です。
2010年のショパン生誕200周年に合わせてリニューアルオープンされました。
今回は、訪れた時期がイースターのため休館してました。



近くには壁画もありました。中央のタキシードの男性がショパンです。

クラクフ郊外通りに入りますと、コペルニクスの像があります。



コペルニクスはワルシャワの出身で地動説を唱えたことで有名です。

そのコペルニクスの像の斜め向かいに、聖十字架教会があります。



聖十字架教会はショパンにゆかりの深い教会で、
本堂の左手前の石柱には、ショパンの心臓が埋められています。
母国に帰ることのできなかったショパンの遺言で、心臓だけパリから戻されました。



なおクラクフ中央通りには、
生誕200年記念の際に設置されたショパンの曲が流れるベンチが数か所置かれております。

クラクフ郊外通りには、大統領官邸などがあります。
とても雰囲気の良い通りです。






世界遺産のワルシャワ歴史地区旧市街の旧王宮です。
ワルシャワの旧市街は第二次大戦にて破壊されてしまいましたが、
戦後にワルシャワ市民たちが忠実に復元しました。
復元したとは思えないほどの街並みです。



ワルシャワ旧市街の中心の旧市街広場にある人魚像です。
ワルシャワにも人魚姫伝説があり、
ワルシャワが気に入ったこちらの人魚は街を守るために盾と剣をもっています。



旧市街広場の近くには、不思議な入口のお菓子屋さんがあります。
筒に小麦粉生地を巻き付け、回転しながら焼き上げたお菓子です。



旧市街広場を北に行くとバルバカンがあります。
バルバカンから北が新市街です。
新市街はワルシャワが首都になってから発展しました。



バルバカンを抜けて新市街を北に行くと、
ノーベル賞学者キュリー夫人の生家があります。
現在は博物館として公開されております。



キュリー夫人博物館からほど近い場所に、ワルシャワ蜂起記念碑があります。
第二次大戦末期にワルシャワ市民がナチス・ドイツの支配に立ち上がりました。
ワルシャワ市民の祖国を守ろうとした、強い思いを感じます。



記念碑の近くには、
ショパンも通ったことで有名なレストランのホノラトカがあります。

今回の日本語ガイドさんのツアーは、
イースターの時期のため博物館などが閉館して見学できませんでしたが、
通常は、旧市街やショパンゆかりの場所を巡り、
旧王宮、ショパン博物館を見学して約4時間のスケジュールとなります。

ガイドさんに色々教えてもらいながらの、
ワルシャワ旧市街の観光はとても良いものでした。
ワルシャワ市民がとてもワルシャワを愛しているのが伝わりました。

ポーランドはアウシュビッツなどの第二次大戦の暗いイメージがありますが、
ワルシャワなどとても良い街でした。
料理もおいしく、他の中欧の国々より物価が安くて旅行しやすい国です。
皆様もぜひポーランドに訪れてみてはいかがですか。


【プチ情報】
ポーランドはトイレが有料なケースが多いのですが、
ワルシャワ旧市街の王宮広場に無料のトイレがございます。



写真の中心の塔の後ろの茶色い屋根の白い建物です。
こちらの地下に無料のトイレがございます。