ティモシー・スナイダー
『暴政』(慶応義塾大学出版会)を読む。
まだ読み始めたばかりだが、すでに入り込んでしまった感じだ。
新書程度の小さな本だが、
「20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン」という名の通り
歴史上の些細な出来事を通じて今学ばなければならないことが
わかりやすく書かれている。
>2 組織や制度を守れ
>…組織や制度は自分の身を自分で守れません。…
>だから、気にかける組織や制度を一つ選んでください。
>法廷・新聞・法律・労働組合―なんでもよいからそれの味方に
>なることです。
>4 シンボルに責任を持て
>こんにちシンボルに過ぎないものが、明日には現実をもたらし
>うるのです。…視線をそらしてもいけないし、それらに
>慣れてもいけません。あなた自身でそれらを片づけ、他の者が
>見習うような手本となってください。
>生活するというのは政治的なことなのです。…日常における
>政治では、私たちの使う言葉やゼスチャー、あるいはそれを
>使わぬことまでもが、きわめて重要なのです。…スターリン下の
>ソ連では、富農はプロパガンダ用ポスターでは「豚」として
>描かれました。…ピンバッジの変遷でさえ無害とは
>とうてい言えません。
>6 淳軍事組織には警戒せよ
>指導者を崇める準軍事組織と警察と軍隊がないまぜになると
>すでに終わりがきています。
もっと引用したいのだけれど、
詳しく読みたい方は是非ご自身でご覧ください。
今、世間はオリンピック一色。
金をとった、銀だった…と一喜一憂してマスコミは煽り立てる。
テレビをつけるとどの時間もどのチャンネルも同じシーン・
同じようなほめたたえるコメントばかり。
吐き気がするほど同じことの繰り返しだ。
昭和の時代、天皇がなくなった時のあのテレビを思い出す。
同調圧力の怖さを毎日感じる。
こういった感じかたをアップするだけでも何かの力になることを
願うばかりだ。
『暴政』(慶応義塾大学出版会)を読む。
まだ読み始めたばかりだが、すでに入り込んでしまった感じだ。
新書程度の小さな本だが、
「20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン」という名の通り
歴史上の些細な出来事を通じて今学ばなければならないことが
わかりやすく書かれている。
>2 組織や制度を守れ
>…組織や制度は自分の身を自分で守れません。…
>だから、気にかける組織や制度を一つ選んでください。
>法廷・新聞・法律・労働組合―なんでもよいからそれの味方に
>なることです。
>4 シンボルに責任を持て
>こんにちシンボルに過ぎないものが、明日には現実をもたらし
>うるのです。…視線をそらしてもいけないし、それらに
>慣れてもいけません。あなた自身でそれらを片づけ、他の者が
>見習うような手本となってください。
>生活するというのは政治的なことなのです。…日常における
>政治では、私たちの使う言葉やゼスチャー、あるいはそれを
>使わぬことまでもが、きわめて重要なのです。…スターリン下の
>ソ連では、富農はプロパガンダ用ポスターでは「豚」として
>描かれました。…ピンバッジの変遷でさえ無害とは
>とうてい言えません。
>6 淳軍事組織には警戒せよ
>指導者を崇める準軍事組織と警察と軍隊がないまぜになると
>すでに終わりがきています。
もっと引用したいのだけれど、
詳しく読みたい方は是非ご自身でご覧ください。
今、世間はオリンピック一色。
金をとった、銀だった…と一喜一憂してマスコミは煽り立てる。
テレビをつけるとどの時間もどのチャンネルも同じシーン・
同じようなほめたたえるコメントばかり。
吐き気がするほど同じことの繰り返しだ。
昭和の時代、天皇がなくなった時のあのテレビを思い出す。
同調圧力の怖さを毎日感じる。
こういった感じかたをアップするだけでも何かの力になることを
願うばかりだ。