すべてのみちはここに

もう追いかけないよ 
宝物は 
いつもここにある

8月8日の日記①

2018-08-10 | 日記
先日、フシギなことがありました。
先に書いておきますが、犬のナツは無事に回復中です。


8月8日のこと

昼前までお友達と平和な時間を過ごし
彼女が帰っていって
さて 今日は何をしよっかなー
とりあえず、犬たちを散歩させよー、と
裏の川へ
犬たちを川原で自由に遊ばせてるあいだ
私は近くで畑を見周り


ナツは河原の岩を渡り歩きながら
執拗に何かの臭いを追っている。

何か動物が通ったんだろうな

「なっちゃん遠くに行かんでね~」



数分後

キャ――ン キャ――ン

ナツが二回叫んだ

びっくりして振り返ると
ナツは川から上がって
とぼとぼとこちらへ戻ってきた。

なに?どーしたの?
ヘビに噛まれた?
痛いの踏んだ?

何ともないみたいだな、よかった
帰ろうか

と、一緒に歩きながらナツを見下ろすと
なんか、背中にくっついてる
ていうか、立ってる。
棒みたいなものが。



なにこれ??

白っぽくて真っ直ぐしてる棒状の何かが
直径1㎝長さ6㎝くらいの何かが
肩というか首の後ろあたりに
立っている。


え?
え?

頭の中は?でいっぱい

恐る恐る触ってみると
びくともしない

とっさに
これはやばい、と

足早になる

ナツはとぼとぼと坂を上って家まで着くと
日陰に座ってじっとしている


走って家に入り
部屋着のままだったので
着替える

焦ってうまく着替える服が見つからない

数分で支度をして
ナツ、行くよと言うと
ナツは自分から助手席に乗り込んだ


何かわからないけど深く刺さってる
落ち着いて見たら枯れ枝だった

なぜ、どうやってそんな枯れ枝が刺さるのか謎すぎるけど
血は出てないから大丈夫

病院までの間
大丈夫よ~と声をかけながら
首をあまり動かさないように左手を添える


運転中に
しかしなんだろう、これと
助手席のナツをチラチラ見てたら
気がついた

あ・・・
今、なんか見えた・・


初めて気付いて二度見するまで時間がかかった

なんか・・・
前にも出てる・・・・・よね・・・?


え、ということは・・・?



呼吸を調えてから
もう一回、見た



枯れ枝は
ナツの首前方(人間でいうと鎖骨上あたり)から、後方に貫通しているのだった


ドドドっと心拍数が上がった

でも私が取り乱したらナツに伝わって怯えさせてしまう
血は一滴も出てないから
大丈夫、助かる
と自分に言い聞かせ
呼吸を意識して、落ち着きを保つようにした

じっとうなだれて座っていたナツが
背もたれにもたれかかり
そのうち横になった



病院までの道のりがとてもとても長く感じた
(じっさい一件目の病院ではスタッフさんが休暇中で大きい手術は無理だと断られ、
そこで調べてもらって次の病院へ向かったので結局一時間半もの移動時間だった)


やっと動物病院に到着
先生は「頸動脈や静脈などの大きい血管にはかかってないから」(だから大丈夫、というふうに聞こえた)とのこと。
ひとまずホッとした。

すぐに麻酔、手術となり
夕方の5時くらいに迎えに来てくださいと言われたので
ひとまず帰ることにした。






8月8日の日記②へ続く

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