olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

2020年の手帳

2019-10-02 | 日々
気がつけば、今年も残り3カ月。
ひーー(°_°)

四季のないこちらは
まだまだ夏真っ盛りの蒸し暑さで
年末どころか秋の予感さえ
爪の先ほども無いのですが、
それでも文具店には来年の手帳がズラリと並び、
「ほらほら、今年もあと少しだよ。
来年のこと考えようよ?」
と呼びかけてきます。

そうなると、つい、目が行って、
ウキウキと選んでしまうというもの。

毎年、けっこう迷います。
ぴったりの物がなかなか見つからなくて。

バーチカル、月曜始まりは外せない。
文庫本サイズで。
ペンホルダーは標準装備してほしい。
できればイラッとしない、柔らかな色調の線で…

とかね。
こだわりというほどのものではない
自分なりの基準があるんですが、
それが、なかなか無い。

今年も、何度か文具店を訪れ、最終的に

①内容も装丁もステキだけど、サイズが大きいもの、
②装丁はイマイチだけど、サイズと仕様は、まあOK

の2点で迷いに迷い、
結局、②を選びました。

カバーの色柄が嫌だったんだけど、
透明カバー形式だから
自分でカスタマイズできる!と思い至ったので



昔、息子の甚平を作った余り布をかぶせました。


足の角度が変。

そのままだと布がもたつくので
裏に芯地を貼り付けました。
芯地のおかげで切りっぱなしでもほつれません。


***


来年の用意をすると、
なんとなく切なくなります。
新しい手帳に、来年の子どもの誕生日を
記入した時とかね。
ああ、もう14歳か・・・と。
(今、まだ13歳にもなってないんだけど・笑)


子どもの服を買う時も、そんな感じです。

子ども服は、たいていセールの時に
大きなサイズを買いだめておくのですが、
ワンサイズ、ツーサイズ大きな服を
タンスに仕舞いながら、ふと切なくなります。

私は必ず訪れると信じている
近い将来に備えているわけだけど、
実際は、人間なんて
いつどこで誰がどんなことになるか分からない。
自分だって、家族だって。
病気や事故や災害や事件・・・
避けようのないことは、あるもの。


なんてネガティブ!とか、
縁起でも無いとか、
ある種の人たちに
悪いことを “引き寄せ” ちゃうよ
って言われそう~とか思いながらも、
考えてしまうんですよね。

そして心の中で、こっそり祈ります。

これを使う未来が無事に訪れますように、
当たり前のように
子どもが健やかに成長していますように、
当たり前のように
それを見守っていられますように。


そして、買っておいたサイズの服を
子どもが着るようになった時は、
「あのとき、こっそりそんな心配したなあ。
ちゃんと"未来”が来て良かった!」
と思いながら、降ろすのです。


最近、息子もようやく成長期に入ったのか
1ヶ月1㎝弱伸びるようになり、
気がつけば今までの服が短くなっていたので、
手帳と同時に、息子の新サイズラインナップも用意。

ありがたいことに
去年、願っていた、望ましい未来が来た。

今、願っている望ましい未来も、
無事に訪れますように。


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