olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

水も滴るいい男…ではない

2021-06-29 | 中3
息子が傘をさしません。

かなりの大雨で、
傘を手に持っていても、
さそうとしません。


意味不明。


傘だけでなく、
雨を防ぐあらゆる手段
(レインシューズ、レインカバー、
レインコートなどなど)を
ことごとく「かっこわるい」と拒否します。

ずぶ濡れになって帰ってきて、
「ね、この雨に濡れた髪の感じ、
カッコいいんじゃん?」
とニヤけたりします。


・・・バカ・・・。

一体どこで
その間違えた価値観を学んだの??



そんな思い違いも甚だしい息子を見て、
思い出したことがあります。


小学校で不定期に配布されていた
「校長だより」に、
『雨の日は傘をさしましょう』
という特集があったんです。


当時、息子は低学年。
まだ親の言う通り、傘をさしたり
レインコートを着たり
していた頃だったので、
わりと他人事だったのですが…


お手紙の内容は、衝撃的でした。


プリント両面にわたって、
証拠写真と共に、
傘をさす大切さが
こんこんと説かれていました。

曰く、

雨が降っている日でも、
傘をさして登下校しない生徒が多い。
(証拠写真あり)

雨が降っている最中でも
学校に傘を忘れて帰る生徒が多い。
(証拠写真あり)

(朝は、親に言われて
傘を持って登校するけれど、
下校時、雨が降っていても
自発的にさそうとはしない
ということでしょうね)

雨の日は傘をさすものです!
かぜをひきますよ!
持ち物、濡れますよ!
文化的な人間とは傘をさすものです!
きちんと傘をさす人間になりましょう!

みたいな。


爆笑でした。

いやー、確かにそういう子、散見するな
とは思ってたんだけど、
こんなお手紙が配布されるレベルだったとは。

風が強くて傘をさしたら危険
という時なら分かるけど、
全然そういう訳では無く、
ただ雨が強いってだけの時でも
平気でずぶ濡れで歩いている生徒がいるんです。
たとえ傘を手に持っていても。

ランドセルは完全防水だと思っているらしい。

でも、きっと教科書もノートも濡れてるよねー。
脇につるしている袋からは
水が滴ってますよー。

大丈夫かな?

…と、遠目で見て想っていました。


小学校で「傘をさしましょう」
と生徒に指導しなければならないって、
他地域では考えられないんじゃない?(笑)

傘をささないのは、ここの地域性?!

暑いから、濡れたって寒くはないし、
高をくくっているのかな?

それとも、ただ面倒くさいから??

訳が分からないよねー。

と思っていたんだけど、
まさかというか、やはりというか、
息子もそうなってしまったなぁ…


大雨の今朝も、靴の防水カバーを拒み、

「一日中濡れた靴でも別に平気だよ!
(息子の学校は、上靴無しで、教室でも土足。
だから、朝、靴が濡れたら、
一日中ジュクジュクの靴で
過ごさねばなりません)
僕のことなんだから、干渉しないでっ」

と意味不明の啖呵を勢いよく切り、
傘を閉じたまま手に持ってブラブラさせながら
出かけて行きました。

ちなみに、大雨洪水警報が発令中でした。



ほんとバ・・・



これ以上言っても無駄だと思ったので
放置しましたけどね。


「これじゃ、やっぱり不都合だな」
ということを
自分で学ばなければ
変えようとしないでしょうね。


・・・不都合だということに
気付けばいいんだけど・・・


あと半年もすれば高校生だというのに、
勉強とか何とかいう以前の問題が多すぎて(泣)


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6 コメント

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Unknown (candycandy)
2021-06-29 12:57:47
こんにちは💕

ものすごくリアルタイムな話題で笑っちゃいました💕
だって、今朝のことだから。

朝、バスで登校する息子に「雨がふるかもしれないから傘を持っていきなさい」と言ったら、拒否。
何回かすったもんだの言い合いの後、頑固に傘を持たずに出かけた数分後、雨がポチポチ。
自転車で追いかけたら、すでにバス停に。
周りに人がいたから、朝は何も言いませんでしたが、帰ったら絶対にお説教(笑)

男子って、雨や水は「へっちゃら」ですよね。

ちなみに、今某国立大大学院生に家庭教師に週に1度来てもらっているのですが、彼はまさに賢くて綺麗な男子。理想💕
でも、ご本人曰く、「中、高ひどかった」らしいです。
確かに、私と話す時は「良い子」
ですが、息子と話している彼はヤンチャな別の顔がのぞいてます。
オンとオフが使い分けられるのって、大学生?就職してから?

それから。うちの息子は幼い頃おおらか?で、着る服や食べ物など大雑把な私がテキトーなことをしてもなあんも文句を言わなかったんです。でも、少しでも手が汚れたらギャん泣きするお子さんや服はこれじゃないと、と言うお子さんもいらして「大変だろうなぁ」と感じていました。
そういうタイプのお子さんは今傘を持っていきそうな気がします。
違うかな。
返信する
candycandyさま♪ (soratombo)
2021-06-30 08:12:01
コメントありがとうございます♡

candycandyさま宅でも一悶着あったのですね(笑)アンソニーの場合は、極力荷物を減らしたいが故に「今降っていないなら、今後のことは考えない」って感じでしょうか?
うちも、それ、ありますー。
それがだんだん進化(?)して、「小雨くらいなら降っていないことにする」「しっかり降っていても、大したこと無いと思うことにする」「雨に濡れるのが好きだから、傘は必要ない!」になっていきました…。
聞けば、周りにもそういう子が多いので、「なーんだ、これが普通じゃん?」と思ってしまったようです(溜息)

家庭教師に、賢くて綺麗な大学院生!いいですねーー♡
その方が中高生の頃はひどかったと言うなら、未来に希望が持てるような気が…!
「ひどい」の中身が違うかもしれませんが(笑)

そして。小さい頃おおらかだった子は、おおらかさを更に発展させて持ち味とし、神経質だった子はきちんとした子に育つ…そうかもしれません!
うちは、自然の中でドロドロになって遊ぶのが好きな子でした。三つ子の魂百まで、ですね。
いつか、家庭教師のお兄さんのように、TPOが身につくと良いのですが…
返信する
Unknown (candycandy)
2021-06-30 10:43:00
soratombo さま💕

何度もごめんなさい💦
絶対に大丈夫ですよ~💕
だって、チェロやバレエって、何より繊細な神経を使うジャンル。
かたちのない「音」を聞き分け、耳だけで自分の音を求め、紡ぎだす作業。
指先のひとつにまで神経を張り巡らせ、限界を超えて、美しさを表現する芸術。

だからこそ、日常は逆に自分の思うまま行動する、そのバランスが素晴らしい💕と私には思えます。
だって、プリンスはわかってるんだもん💕

反田恭平さんもコンサートの時に?靴下を忘れて、マジックで足を黒く塗ったとか(笑)
破滅型の芸術家に比べ、バランスのいい男じゃないですか⁉️

なんて(笑)
ぼ、僕はおにぎりが好きなんだ~の山下画伯みたいな方もいらっしゃるからなぁ。
う~ん💧(笑)

いや‼️絶対に大丈夫💕
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candycandyさま♪ (soratombo)
2021-06-30 19:35:18
心のこもったコメント、ありがとうございます♡

芸術に親しんでいるはずなのに、このガサツさ…と溜息しかないのですが、それをバランスと言って頂けるなんて、お優しい…!
破滅型や山下画伯になれるほど突き抜けた芸術性がないだけかもしれませんが(笑)、バランスと思えば怒りも半減するような気がします。

反田さん、マジックで足を塗ったんですか?!(爆笑)
私が学生時代、家庭教師をしていたお子さん(女の子)が同じ事をしていました。もしかしたら、反田さんも子どもの頃同じようなことをした経験があって、ピンチの時にその記憶が蘇り、「良いこと思いついた!」となったとか…?!
想像すると楽しいですね~(^▽^)
返信する
Unknown (michi)
2021-07-01 02:24:12
こんにちは!
思わず笑ってしまいました笑。
わたしもあまり傘をささないですが、文化的じゃないのか、、、と😅
フランス人もあまり傘はささないので、息子さんはきっとラテン系ですね😆
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michiさま♪ (soratombo)
2021-07-01 09:48:04
コメントありがとうございます!
michiさまもあまり傘をささない派なのですね(笑)
でもたぶん、程度の問題かと…。
こちらの雨はスコールですからねー!
ズブズブボタボタに濡れながら平気な顔して歩いている子ども達からは、文化の洗練よりも野生の逞しさが感じられます(笑)

ヨーロッパの雨といえば、霧雨のような濃霧のような、傘では防ぎようのない雨のイメージがあります。それだと、傘よりもレインコートやトレンチコートの方が実用的なのかな、と。

でも、そうですか、ラテン気質ですか!
もしかして、「傘をささずに濡れた方がカッコイイ」という息子の感覚は、ラテン世界では一定の賛同が得られたりして?!(^▽^)
そう考えると面白いですねー!
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