olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

芸術家の卵に贈る言葉

2019-07-12 | 音楽とか

英語の先生、Jさんは作曲家志望。

・・・いや、既に作曲家と言っていいのかな。

お母様のVさんは、ピアノの先生です。

 

先日、Jさんは頭が良いね!という話から、

Vさんはこんなことを話してくれました。

 

「そうなの。

 彼のスマートさは、親を超えていると思う。

 彼の前にはあらゆる道が開けていたのに、

 音楽の道を選んでしまった。

 音楽!

 もちろん素晴らしいけど、稼げないのに!(笑)

 音楽は趣味にして、他の仕事を目指したらどう?

 って思ったわ。」

 

・・・(笑)

 

 

その後、別のところで、

音高・音大の学生が直面し続ける

プレッシャーの大きさのことが話題になりました。

(周りは全て敵、常に比較され、

常に優劣を意識させられる、みたいな)

 

いやーーー。芸術の世界は、厳しいね!!

仕事の有る無し以前の問題で、

精神的に強くなければ

社会に出る前につぶれてしまいそう。

 

それに比べると、普通科高校、(日本の)文系大学の

なんとノホホンとしたことよ。

 

ノホホンしか知らない私が、

芸術科、いいんじゃない?と

気楽に勧めていいものではなかったな、

と少し反省しました(^^;

 

 

その流れで思い出したのが、ロバート・デ・ニーロが

NY大TISCH芸術学部の卒業式で行ったスピーチ

随分前に読んだのですが、心に残っていたんです。

 

とても厳しい世界だけれど、好きなんだろう?

なら仕方ない、進むしかない。

精神的にタフであれ、拒絶されてもめげるな、大丈夫だ、と。

 

ユーモアと優しさが溢れる

すばらしいスピーチだと思います。

 

(日本語訳は、上のリンクから飛べます。

 下は動画。会場の雰囲気が分かって楽しいです。)

 



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