5才10ヶ月頃

●10月7日

私の肘をムニムニ触ったり、油断するとハムッとかぶりついたりする変な癖がある息子。

色白で細身の可愛いヴァイオリニストの演奏を見ながら、こっそり話しかけてきた。
「お母さんの肘はこんがりしておいしいけど、あの人の肘は白くてつるんとしてるから味がないはずね～」

嬉しくないっ。
私の肘はスルメかっ (ー ー;)



●10月8日

まともに野球を見たことがない息子が
聞きかじったわずかな知識をもとに
動物人形とビー玉をつかって野球ごっこをしていた。

「はいっ、ここがキャッチャーですよ～。
　ブッチャーがなげました！
　ウッチャーが打ちました！遠くに飛びました～！」

笑

ウッチャーは分かるけど、なんでブッチャー？
と思ったら、「ぶん投げるからブッチャー」なんだって。


●10月23日

「うぇー、このバカちんがぁ〜」等々、意味もなく思いつく限りの悪い言葉を口走っている息子。

最初は聞き流していたけど、いいかげんやめて欲しくて言ったら、二マッと笑って甘えながら、

「えー、ソラト、悪い言葉の勉強してるんだよ〜。
　だって、悪い言葉が何か知っていないと、どれが悪い言葉か分からないでしょ。
　分からなくて知らないうちに言っちゃダメな所でソラトが悪い言葉言っちゃったらどうする？ソラトが可哀想でしょ?
　だから練習してるんだよ。」

…呆れた。
よくもまぁこんな言い訳思いつくもんだ。
5才って一丁前だなあ。



●10月31日

ランドセル製作工程の写真を見て。
「皮って何でできてるの？
　え？牛の皮⁈
　…かわいそう。黒毛和牛さん…」
たしかに写真の皮は黒かった。