olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

塾・・・(3) 体験授業・子ども目線

2018-05-24 | お勉強(小学生)

なぜか急浮上してしまった塾に行く件。(1)(2)


お次は体験授業です。

ぜひ親御さんも見て下さい!ということで
私も後ろで授業の様子を見ていました。

結論から言うと、
息子は塾の授業を気に入ったのですが、
気に入るポイントが
どうもズレていてですね・・・



塾の授業、ほぼ一方通行の講義形式。
まあ、普通そうですよね。

ただ黙って難しい問題の解説を聞くだけなんて
息子にしたら面白くないだろうな。


・・・と思っていたのですが、
ところがどっこい、
息子、どんどん発言します。

あ、別に挙手も指名もありませんよ。


「これがこうなると、次はーー」

みたいな感じで、
板書に合わせて先生の言葉に間が空くと
すかさず「○○!」と勝手に答えを言うんです。

勝手に一人早押しクイズみたいな。

最初が彼の得意とする社会であったことも
早押しクイズフィーバーを加速させました。


息子は、基本、知っていることは積極的にアピールしないと損
と思っている。

学校でも同じ。
でも、学校では
挙手して当てられるまで待つというマナー
うるさく言われ続ける。

だいたい学校の授業はゆっくり進められる。
息子のスピードは先生の考える適正な流れを乱すので、
息子のようなイレギュラー発言に対応できない先生
(要するに力量の無い先生)は
ひたすら息子を抑えようとする。

(露骨に叱ることはないんだけど、
 待たせる、無視する、という形で)

(息子、案外打たれ強くて、
 めげずに自分のやり方を変えないんですが^^;)


力量のある先生は、
息子のオープンな積極性を授業の推進力にし、
ゆっくりな子、引っ込み思案な子も巻き込んで
授業を盛り上げる。

息子のヤル気を受け止めるだけでなく、
なおかつ、息子に欠けているもの、
すなわち
「時には自分を抑えて人の意見を聞く」態度
を身につけさせる配慮も忘れない。

まさに「プロフェッショナルな教師の仕事」ですよね。

(2年の時、5年の時の先生が素晴らしかった!)


ま、それはそれで良かったと思うのですが、
息子にしたら、「自分をちょっと抑えて」
周りに合わせていることになります。

その抑えられた欲求が
思いがけず塾で解き放たれた
のです!


とりあえず、塾では、挙手のマナーなど求められない。

そもそも発言は求められていないんだけど。

でも、発言しても受け入れられる。

しかも、学校よりも難しい内容を早いテンポで進めるので
言うべきことはどんどん出てくる。


息子、このスピード感にわくわくした様子。


そして「勝手にひとり早押しクイズ」により
かなり発言のしがいがあったようで、
授業後は満足感たっぷりでした。



とはいえ、内容的には難しかったはず。
特に算数。

(たぶん理解しきれていない)

(付いていくのに必死なはずなのに、
 早押しクイズを諦めない根性はあるらしい・笑)

それで萎縮するかと思いきや、
出来なかったことはさておき、
「出来たことも結構あったんじゃん?」と満足している。

自分に甘いポジティブ君なので・・・。



宿題も出ました。

「“塾の宿題”!
 なんてカッコイイんでしょう!!
くーーー!」
と身悶えしてます。


クラスの塾に行っている子達が
「塾の宿題」について話しているのを
常々羨ましく思っていたようです。

ようやく僕も堂々と「塾に行ってる」と言える!
「塾の宿題がさー」なんて話題を出せる!
と喜んでいました。


(えー。そこ?)


気分と形から入る性格なんです。はい。
いいけど、中身もよろしくね。


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