olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

家の仕事を分かち合おう

2019-12-16 | 日々
今日は草木ゴミの日。

きもちよく晴れていることだし、
ちょっくら雑草でもとるか、
と外に出たら、
いろいろ気になってしまい、
ついに小型のノコギリを出してきて
木を切るところまでやってしまった。

というのも。

半年前から、夫に
「大きくなりすぎて
お隣の敷地に入りそうだから、
ノコギリで切ってくれない?」
と言い続けてきた木。

(このハイビスカスとか→★
他にも、息子が食べた果物の種を植え、
それがやたらと育っているんですよ。
柿とか琵琶とか…)


そのたびに
「そうだなあ。分かった、やるよ。」
と言いつつ、夫は放置。
半年間。(大事なことなので、2回言いました)


・・・・・ま、仕事も忙しいからね!
しょっちゅう十何kmだか、何十kmだか走って、
疲れたからって昼寝する時間はあるみたいだけどね!


その木が、今朝見たら
ついにお隣の敷地に進出していたので
これ以上放置はできないな、とため息。
で、ノコギリを引っ張り出してきたわけです。


夫は、自ら気のつくタイプではないのですが、
その代わり、「やって」と言われたことは
素直にやってくれます。
ただ、面倒くさがりで、
できる限り先延ばししようとする。

なので、私が何度もつついた挙げ句、
最終通告して、
「今度じゃない! 今! すぐやって!」
とお尻叩かないと動かない。
(あれ?息子と同じ…)


これがストレスで。
何度も「やって」と言うのも、
「まだやってない」「なのに~してる」
とイライラするのも。

そんなくだらないことで
嫌な気分になるくらいなら、
自分でやった方がいいわ。
力仕事でも
これくらいなら私にだって出来るわ!
と思いながらギコギコやってたら、

「これくらい、お母さんにかって出来るわ。
ていうか、私の方が上手や」

と言いながら、
庭木の剪定から家の修繕まで
けっこうな程度まで
やってしまう母を思い出しました。

母はそういうことが好きなんだ
と思っていたけれど、
きっとあれは
人に頼れない状況+母の負けん気
が発動した所以だろうな。

しかも、母の場合、
妙に完璧主義的なところもあるので、
他の人には触らせなくなるんです。
自分より下手だとやり直したくなり、
その手間の方が面倒なんでしょうね。


そういう母がいるので、
私は、家のことは
ほとんど何もしない子どもでした。


ちなみに、母も、実家暮らしの時は、
一切、家事をしない
「下町のお嬢さん」だったそうです。

(祖母も世話焼き気質なうえ完璧主義で、
子どもの手伝いなど不要、という人でした)

でも、結婚後、
すぐに出来るようになった。

母は、そういう自分の経験から、
「必要になったら出来るようになるんだから
子どものうちから家事なんかすることない
と考え、
意図的に私には何もやらせなかったそうです。

(ちょっとは巻き込んでくれても
よかったのに・笑)


・・・ということで、
私は、自分がそうだったので、
家のことをしない
夫や息子の思考が分かるんですよね。


これ、黙って私がやっていたら、
この男どもは、これらの仕事を
しれっと
「お母さんがいつの間にか勝手にする仕事」カテゴリー
に入れてしまい、
自分では何にもしなくなるはず。

で、庭がどうであろうが、
家がどうであろうが、
全く気にしなくなるはず。

絶対、そう。


しかも、男の場合、
母が甘やかすと、
結婚後も当たり前のような顔をして
相手にやらせ、
一生、自分では動かないダメ男になる可能性が
高いんじゃないかと思う。

(夫の場合、母親というより、
家族全体に甘やかされた感じ。←男多数の7人家族
なので、それほどジェンダーバイアスには
縛られていない気がする。
ただ物事が「気にならない」だけで・・・)


いかん。
私がうっかり頑張ってしまい、
甘やかして
ダメ男を製造してはいけない。


それに、自分で動いた方が
家や庭への愛着も増すはずだしね!
やるまでは面倒でも、やったら楽しい。
手を動かす喜びを分かち合おう!


ということで、
半分はお父さんと息子の仕事として
残しておくことにしました。

ちょうど手も痛くなったことだし、
庭仕事を放り出し、
お茶を飲みつつ
この言い訳を書いているところです(笑)


あー、疲れた。


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