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この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

ADHDの診断は必要?

2019-07-16 | ADHD

 

 「ADHDを疑われる」の続きです。

 

ということで、

今年の担任はどうも「残念グループ」のようですが、 

幸いなことに、中学では

生徒と担任、親と学校との関わりが

小学校ほど密ではない。

 

だから、今まで静観の構えをとっていたのですが、

そうこうしている間にも、この先生の

「はあ?」な言動がポロポロと耳に入ってきます。

基本的にズレているのか、上から指導も暖簾に腕押し状態。

この先もやらかすだろうな。

 

(この先生だけではなく、

 他の先生方が繰り出す「はあ?」な事件も

 続々と耳に入ってきます。

 もしかして、中学教師の魑魅魍魎率、高い?

 うちだけ、たまたま?)  

 

さて、どうするか・・・

 

いや、今、こちらから行動を起こす気はないのだけれど、

この調子では、また何かが起こり、

突然話し合いが必要になる可能性もある。

 

ということで、ちょっと頭の整理をしてみました。

 

 

まず、私が担任に問いたいのは、以下のようなこと。

 

●先生は、息子のどのような行動に困っているのか。

●それに対して、現在、先生はどう指導しているのか。

●その指導の根拠、そして成果は?

●もし発達障害だと確定したら、

 先生自身は指導をどう変えるつもりなのか。

 あるいは、違うと判明したら、どうなのか。

●先生は、発達障害の診断をつける意味

 どういう点にあると考えているのか。

 

・・・ま、要は

こういうことをきちんと考えてからモノを言えよ、

ということなんですが。

 

 

そして、問いたいというより、問い詰めたいのが、 

 

なぜ発達障害の可能性を本人の前で指摘したのか。

 

ということ。

あり得ん!ということを、分かりやがれ!!

 

 

 

一方、私自身の考えは以下の通りです。

 

息子のADHD傾向については、ここに書いたことがあります。

「ADHDは発達障害か?」

 

私から見るに、

息子は確かにADHDリスクがあると思うのですが、

服薬や心理療法が必要だとは思わない。

 

そもそも本人は困っていない。

不注意で、片付け苦手で、忘れ物は多いけれど、

それなりに何とかやっている。

友人関係、良好。(コミュニケーションOK)

極端にできない教科はない。(学習認知プロセスOK)

楽器は6年ほど続けており、そこそこ弾ける。(微細運動OK)

運動は好きで結構得意。(粗大運動OK)

二次障害もない。(むしろ自己肯定感たっぷり)

 

この中で重要なのは、

「困っていない」「二次障害がない」の2点です。

この場合、ADHDリスクがあるとしても

診断をつけてもらう必要はない、と私は思います。

 

(逆に、本人が困っていたり、

叱られ過ぎて二次障害が懸念される場合などは、

早目に受診して

専門家と共に手立てを考える方が良いだろうな、

と思います。)

 

 

だいたい、ADHDの子に対する

関わり方指南のほとんどは、

全ての子どもに当てはまることです。

 

例えば、 

・叱るとき感情的にならない。

・体罰をしない。

・「ダメ」ではなく、「こうしよう」と穏やかに伝える。

・子どもが失敗した時は、

 その場で、目を見て、具体的に短い言葉で指導する。

・同じミスを繰り返す時は、

 キツく叱ることで分からそうとするのではなく、

 ミスをせずに済むような手段を具体的に考える。

 

ね?

ADHDでも、そうでなくても

望ましい対応の仕方は同じ。

 

診断がついたら、あるいはつかなかったら

何かが変わるって事は無いはずです。

 

(繰り返しますが、本人が困っていたり、

 二次障害がある場合は別です。) 

 

このようなことを先生に伝えるのは、

本来、どうってことない案件なんだけど

・・・先生、理解できるかなぁ。

 

不安。

 

なので、先生対策とは別に、

息子に予め発達障害の情報を与えることで、

他人の無神経な介入により無駄に傷つくことがないよう

予防線を張ろうと思いました。

 

 

 

つづく。



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