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この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

線維性骨異形成症〈整形外科2〉「長い方に合わせてください!」

2019-06-28 | 健康第一

 

「線維性骨異形成症〈発見まで〉」

「線維性骨異形成症〈整形外科1〉「走るのは速いです!」」

の続きです。 

 
 
レントゲンを携えて2軒目の整形外科を受診。
 
そこの先生は、療育施設などで
子どもの疾患を長く診ている先生と聞きました。
 
 
この段階では、私は、
「でもまあ、人間、
 全く左右対称な人なんて少ないよね。
 この子は、その左右差が
 通常より大きいってことなんだろな。」
くらいに思っていました。
 
 
 
ところが、2軒目で言われたのは手術の可能性。
 
 
「レントゲンを見ると、
 左側の骨にモヤモヤしたものが映っている。
 長い方に何か異常があります。
 
 長い方の足の成長骨端にくさびを打ち、
 成長を一時的に止め、
 短い方に長さを合わせる手術が必要かもしれない。
 
 成長の速度を見ながらになるだろうから
 今すぐではないが、いずれにせよ
 大きな病院でないとできない手術なので、
 大学病院を紹介します。」
 
 
手術?!
くさび?!
 
 
脳内、プチパニックです。
 
 
こりゃ大変なことになった・・・
 
その手術は絶対必要なの?
 回避する可能性は無いの?
成長止めるの?ただでさえおチビなのに?!
そもそも原因は何?
病名とか言ってくれないの?
 
 
いろいろ頭を巡りましたが、
先生、ちょっととっつきにくいタイプ。
病名のヒントらしきことを
ボソッと言っていたけれど、
声が小さく話が聞き取りにくいうえ、
聞き返しにくい。
 
 
いいや。どうせ次の病院がある。
次でいろいろはっきりさせよう。
 
そう思ったので、ここではとりあえず、
「今、家でできること、
 気をつけるべきことなどありますか?」
とだけ訊いてみましたが、
フッと笑って「何もありません」の一言で終わり。
 
 
・・・いいんだか悪いんだか。
 
いや、良かった、と言うべきだわ。
突然、あれがダメとかこれをやれとか言われても
不安が高まるだけだもの。
 
 
息子は、
「短い方じゃなくて長い方に合わせたい!
と、本人にとってはとても大事なことを
訴えていました(笑)
 
が、
 
「短い方が正常なんだから。
 きみ、もともと長めだから、
 ちょっとくらい短くなっても大丈夫だよ。」
 
と軽くあしらわれて撃沈。
 
 
「子どもを長く診ている先生」という情報から
抱いていたイメージとはだいぶ違う雰囲気の先生だったけど、
ここでも、患者を抱え込まず
サッと紹介に回してくれて良かったと思います。
 
 
こうして、
「ちょっと姿勢を治してもらおう」という
軽い気持ちから整骨院を訪れたはずが、
あれよあれよという間に
大学病院へと導かれることになったのでした。 
 
 
 
つづく


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