olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

『サイコパス・インサイド』 小さい頃ほど影響は大きい

2018-02-26 | 読書メモ
よく耳にすることなんですが、子どもの記憶が残らないくらい小さい頃(0歳~2、3歳くらいかな?)に子どもにとってショックなことがあった、きちんと世話をしなかった…等の話が出た時に「小さいうちで良かったね」「覚えてないから影響ないよ。大丈夫よ」と言う人がいます。大抵は慰めの言葉なので、それも方便なんだろうと思いながらも違和感を持ち続けていました。もっと積極的に「どうせ忘れるんだから、この . . . 本文を読む

『シンデレラ』ペローとディズニーとグリムと

2017-12-12 | 読書メモ
メンデルスゾーンの本が良かったので、同じ著者のこの冊子も読んでみました。「シンデレラ 読書の学校 100分de名著」中野京子ペロー、ディズニー、グリムのシンデレラをそれぞれ比較し、フランス宮廷文化、アメリカ文化、ドイツ民衆文化(および各地の伝承物語)の違いを浮き彫りにしています。中学生向けの講演ということで斬り込み方は浅い感じですが、面白く読めました。グリムのシンデレラのことはよく知らなかったので . . . 本文を読む

『メンデルスゾーンとアンデルセン』

2017-11-30 | 読書メモ
以前、「作曲家と友達に」というタイトルで本を紹介したのですが、今年子どもと一緒に読んだ本の中から良かった本をもう一冊ご紹介。「メンデルスゾーンとアンデルセン」 中野京子著ドイツの作曲家メンデルスゾーンとデンマークの作家アンデルセン、それにスウェーデン出身の歌姫ジェニー・リンドの3人それぞれの生い立ちから出会い、交流、恋・・・が描かれています。とても興味深い内容だし、物語としても面白い。こ . . . 本文を読む

「首から下」で考えなさい(3)体を動かせば、頭がよくなる

2017-11-16 | 読書メモ
『「首から下」で考えなさい』を読んでの備忘録。★第3章 体を動かせば、頭がよくなる ☆体をつかって、勉強する 運動と思考能力はそれぞれ切り離しては考えられない。 それぞれ相互に関係し、影響し合っている。 それは運動と思考は脳の同じところで活動していることが多いからだ。 生徒たちは机に向かってひたすら脳に詰め込む。 数学路理解するのにブロックを使ったりせず、実際に体験もさせないで本だけ読 . . . 本文を読む

「首から下」で考えなさい(2)赤ちゃんの歩行器は危険

2017-11-13 | 読書メモ
『「首から下」で考えなさい』を読んでの備忘録。★第二章 まず行動、考えるのは後から ☆脳と体の「見えない壁」より抜粋、勝手に改編 幼児の動きは、体と脳の密接なつながりを 私たちに教えてくれている。 「見えない壁」という装置を使った実験がある。 まず、赤ん坊を、脚の短い 大きなアクリル樹脂ガラスのテーブルの上にのせる。 テーブルの半分はガラスの下にチェッカーボードの模様が有り、 ハイハイしても安 . . . 本文を読む

「首から下」で考えなさい(1)運動って大事

2017-11-13 | 読書メモ
『「首から下」で考えなさい』 (How The Body Knows Its Mind)シアン・バイロック サンマーク出版この年になって、ようやく気付いたこと。身体を動かすことの重要性。これまで、運動はもちろんのこと、身体的なこと全般(ケアや美醜を含め)にもあまり興味が無く、ほとんど考えていなかったんです。運動は苦手。スポーツなんて、やるのはもちろん観ることにも興味なし。もともと痩せ体質なのでダイ . . . 本文を読む