移日々之事物

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ひよったとみるべきか?

2005-11-30 00:09:23 | Weblog
国と地方の関係について。

三位一体改革として国と地方の財源に関する協議が続けられてきました。中でも注目されていたのが「生活保護費」です。

これをどうするかで国と地方がおおもめだったのは今さら言わずとも知れたことです。

それが地方の強い反発を考慮して、削減は見送られたようです。その分他のところでの削減を盛り込みはしたようですが。

これは地方の言葉に国が負けたととることもできてしまいますかね。勝ち負けのあるような問題ではないでしょうが、地方の強気を国は押し返せなかったわけですな。

これは地方の強硬な姿勢を突き崩せるだけの力が現状の政府には足りなかったとみるべきなんでしょうか。なにはともあれ国は強硬な態度で貫き通せずに道を曲げてしまうものだということを表してしまいました。

柔軟な姿勢ということもできるでしょうが、プラスにとるかマイナスに取るかは微妙なところでしょうかね。地方がこれで勢いづいて今後も何かにつけて強硬な姿勢で反発するようなことがなければいいのですがね。