ティチーノ地方へ家族旅行

一週間の家族旅行に行ってきた。
場所はスイスのティチーノ地方。
イタリア語の地域でイタリアに隣接する地方。

スイスでは
ルガーノ、アスコーナ、ロカルノなどなど主要な観光地を回った。
ロケーションはすごくいいんだけど
お店が立ち並ぶメインストリートを歩くと
ここもやっぱり
みやげものやさんとか雑貨やさんが極端に少なくて
高級品のお店ばかりが目立った。
うむむ。。。
そしてレストランだけはいっぱいあった。
そして私たちは毎日スパゲッティーを食べていた。（ランチにね）
おいしかったんだけどちびちゃんの食が進まず
帰ってから、夕飯に私が作る和食に飛びつき、私と同じくらいの量をたいらげ
毎回私たちをびっくりさせた。





イタリアにも足を運んだ。
はじめて有名都市であるミラノに行ってみた。
スイスからは高速でちょっと走らせるとあっという間（？）についた。
やっぱり大きい町だね。
スイスって町ひとつひとつがすごく小さいんだけど
それと比べ物にならないくらい大きかった。

駐車場が見つかりにくいとは聞いていたんだけど
ほんとに道路沿いに止めるしかないくらいしか駐車場なくて
しかもどこもいっぱい。
しかたなく、街の中心から離れたところにとめて
あとはトラムと地下鉄で中心地までいくことに。
スイスの車だから壊されるかもしれないと言われていて（お金持ちの国だから）
ドキドキしたけど幸い車は無事だった。

地下鉄や道路をみてて思ったのは
あまり衛生的じゃなさそう。
道路はがたがたで舗装もいまいちだし、地下鉄なんて一面ペイントされててすごいぐっちゃぐちゃ。
地下も暗い感じだし
スイスのほうがよっぽど綺麗で衛生的だった。
ここに住むのは無理かもと思った。
ここで初めてBeatがスイス人で（イタリア人じゃなくて）良かったと思った。
同じヨーロッパでもだいぶ違う。

でも、ドゥオーモについて
外に出たとたん、ミラノ大聖堂に圧巻された。
やっぱりすごい。
これがヨーロッパだよね。
黒人の勧誘がしつこかったのがちょっと残念だけど。

その後、とあるデパートに入った。
また世界が変わった。
なんてゴージャスな人たちだろう。
さっきの地下鉄からは考えられないくらい
いったいどこから現れたのか
ゴージャスな毛皮やブランド品で身を固めたセレブたちであふれかえった。
はっきり言って私たちが場違いだった。
一足何十万円もする靴売り場のソファーでちびちゃんがくつろぎ始めたので
Beatもそこに待たせ、
私はぱっぱと売り場をみてまわった。
１万円もっていたとしても何も買えやしない。
すべてがお高いところだった。
これがミラノか。。。

一般人向けではないね。






そんなこんなで一週間があっという間に過ぎた。
いまだに忘れられないのが
スイスで食べたカルボナーラ。
いつもつい注文しては後半で別なのにすればよかったと後悔するんだけど
今回のはぜんぜんくどくなくてすごく食べやすかった。
こんなカルボナーラもあるんだ。

そしてそして、
スパーでかった寿司つめパック。
スイスでたまに売られてるんだけど
今回のは特に
ご飯が硬い硬い。
ちびちゃんがはきだすほど硬かった。
こりゃ、寿司通じゃなくても日本人が知ったら怒るねってくらい
ひどかった。

これが普通の寿司だと思われたんじゃ
日本人としては納得いかない。