たったひとつの宝物

最近はスイスでの子育て日記。
他、ニュージーランド留学と世界一周旅行など。

友達ができた日

2012年01月03日 | 日記
Beatは今日から仕事。
なんだかあっという間に新年ムードから普通になってしまった。

それでも天気がよくて雪もさらりと軽く積もっていたので
なんか気分が良い。

ちびちゃんをつれて散歩しようかとドアを開けたら
お向かいのクララもドアを開けて
「ハッピーニューイヤー」
と言ってくれた。
私の声(ちびちゃんに何か話しかけてたの)が聞こえて
おめでとうを言うために出てきてくれたみたい。
うれしいな。
そうここ最近彼女をみかけないなと思ったら
昨日まで1週間ノルウェーの旅に出かけていたらしい。
うらやましい年越しだ。

5分くらい話してまたねと分かれた。
それでもすごくうれしかったのに
さらに散歩中
一人のママさんに出会った。
スイスでは誰でも道ですれ違うと「グリェッティ(のような発音)」と挨拶するんだけど
私もよくそうしてて
ちょうど公園で遊んでたママさんにも挨拶したんだけど
なぜかニコニコしながら私のほうをみつめていた。

ちょうど私も話し相手が欲しかったので
話しかけてみたら
なんと私のことを知っていた。
わけを聞くととても簡単、
彼女は同じ敷地内のマンションに住んでいて
配達に来る郵便局員(私の知り合い)が私のことを話したらしい。

出身を聞くと彼女はイラン人だった。
私の中では初だ。
今まで話したことも直接あったこともない。
国は危ない感じだけど
彼女はまったく違ってすごくフレンドリーだった。
この地域の幼稚園のこととか
スイスは物価が高いのでよく隣の国ドイツに買い物にいくとか
いろいろ教えてくれた。

さらに彼女のママ友も来て紹介してくれた。
こっちのママさんは中国人だった。
今までどちらかというとあまりいいイメージのない中国だったけれど
彼女は活発的でまたとてもフレンドリーだった。

さらに彼女のご主人はドイツ人ということで
子供や家庭内での言語についていろいろ聞いた。
やっぱり主人とは英語で話し
子供達に対してはそれぞれの母国語で話しかけてるらしい。
うちと同じだ。
彼女はドイツ語もできるので
うちでドイツ語は話さないの?と聞いたところ
ご主人との言語がはじめから英語だったので
ドイツ語に切り替えると感じ方が変わるからって言っていた。

なるほど。
確かにそうかも知れない。
その言葉にすごく納得した。
私もドイツ語は覚える必要はあるけれど
Beatとの会話を無理してドイツ語に変える必要はないんだ。
Beatが日本語を話すところを想像すると何か変だもんね。

朝は南米のクララと話し
それからイラン人中国人と
なんだかこの国は人種のうつぼだね。
20%が外国人だからそうなるよね。

私ももう何人が来ても驚かなくなった。
日本じゃ考えられないね。


その日の夕方
Beatが帰ってきてさっそく今日のことを伝えた。
大して驚かれなかったけど。
その足でいつものベイカリーCafeに行った。