たったひとつの宝物

最近はスイスでの子育て日記。
他、ニュージーランド留学と世界一周旅行など。

結婚式

2011年09月03日 | 日記
やっとこの日まで来た。
台風のおかげで雨だったり晴れだったり落ち着かなかったけれど
花嫁準備をし始めた頃にはひどい雨だった。

挙式は3時からだったのに
出発直前まで母と二人でバタバタしてた。

買い忘れたBeatのシャツの中に着るV字のTシャツと
ちびちゃんの白いソックスとスタイを買いに行き
ちゃんとしたソックスを持ってくるように言ってあったのに
Beatが持ってこなかったので家にある黒いソックスを探し出した。

そして母と私は時間になった。
妹は半日一人になる愛犬の散歩に行き、
父は私たちを送りに行かなければ行けなかったので
泣きさけぶちびちゃんをまだ慣れないBeatに預け
とても心もとない中、出発した。

母は着付けに入り
私はドレスに着替えてメイクとヘアーを開始した。
似合うようにしてもらえるだろうかと心配してたけど
鏡の前に座り希望を言うとテキパキと行われ
だんだん花嫁になっていく感じが楽しかった。

もうこの際雨でもいいやとさえ思った。
途中で騒がしい声が聞こえ新郎が到着したのが分かった。

挙式はリハーサルが一度あるんだけど
動きが細かくて覚えられる自身がない。
今回の神父さんは女性で外国の人だった。
英語も日本語もぺらぺらで優しい感じが気に入った。

本番は見てるのとやってるのは大違い。
私は泣かないようにと緊張しないようにだけ心がけ
なるべく参列者を見ないようにした。
ほんとはみんなの顔を見たかったんだけど。

父と腕を組んでBeatのところまで行った。
後は神父さんの話も歌も大して耳に入ってこなくて
妹に抱っこされたちびちゃんが指輪を運ぶ役をやり
サインをして退場するところで
Beatが動作を間違えた上に普段しなれない礼を忘れたので
わたしだけ1回多く礼することになった。
挙式中ビデオ撮影を頼んでなくてよかったと思った。

みんなにフラワーシャワーもしてもらい
みんなにたくさん写真を撮られてスターになった気分だった。

挙式が終わってずっと担当してくれた人が別れ際に
目を少し赤くしながら寂しくなりますと言ってくれたのが印象的だった。

みんなどうしてるんだろうと思いながらBeatと二人会場に行った。
その後の披露宴もあっという間だった。

改めて登場、乾杯の挨拶、パンサービス、
友達のサプライズスピーチ、ケーキカット、
お色直しで二人で初めて着た着物は思った以上にみんなに好評で
ほんとにやって良かったと思ったし
二人でマイクを持って開始したクイズは11問も考えたのに5問くらいで終わってしまい
ちょうど時計を欲しがっていた叔父がスウォッチを当てて大喜びしていた。

パーティの途中でBeatはスイスより日本で結婚式をやってすごく良かったと言っていた。

両親への手紙と花束とプレゼントの贈呈も終わり、
嵐のOne loveが流れる中みんなの花道で送り出してもらった。
退場の曲だけは何ヶ月も前から決めていた。
やっぱり最後は嵐だね。

その後の披露宴会場からのサプライズはたくさんの風船だった。
やりたかったバルーンリリースが今回出来なかったので
全部終わって二人で座っているときに上から大量に落ちてきてとてもびっくりした。

今回、
ウェルカムボードを作ってくれたり
それを会場まで運んでくれたり
受付やサプライズスピーチや余興のカラオケ
二次会もまったくおまかせしてやってもらったし
いろんな友達にすごく感謝。
それに遠くからも近くからも来てくれたみんなに
一日ちびちゃんの面倒をみてくれた家族にも感謝。

3次会でもカラオケに行けたし
スイスに行く前にいい思い出が出来た。

Beatも初めてのカラオケにビックリ。
日本人がこんなに弾けるものとは思ってなかったらしい。
でもみんな上手だと感心していた。

家に帰ってから
来てくれた友達みんないい人たちばかりだねと言った母の言葉がとても嬉しかった。