仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【關西學生アメリカンフットボール】 10/30 立命館大學 20-13 關西學院大

2010-10-30 17:50:43 | Sports
全勝對決。
昨年の霸者・關西大學は、この試合の前の試合ですでに同志社大學を降して全勝をキープ。
立命館大學(以下、立命)と關西學院大學(以下、KG)のどちらが全勝をキープ出來るか。
この試合の結果は優勝の行方を大きく左右する。


立命館大學20-13關西學院大


KGのレシーブで始まつた第1Q、最初のシリーズでKGはボールをファンブルし立命にターンオーバーされてしまふ。
これで、KGはゲームの流れに乘れなくなつた。
その後も、ファンブルで1囘、インターセプトで1囘と、前半だけで3ターンオーバー。
それでも、前半終了時點で13-6と、わづかに7點差で濟んでゐるのは、KGのディフェンスが頑張つたから。
ラインの強さもさることながら、LBたちの速いこと!

しかし、そのディフェンス陣も、第4Qで氣持ちが切れてしまつた。
その切つ掛けとなつたのは、反則。
立命を自陣5ヤードからといふ苦しいパントに追込んだのだが、蹴り終はつたパンターに勢ひあまつてぶつかつてしまつたのだ。(ランニング・イントゥ・ザ・キッカー)
これによつてKGは5ヤード罰退し立命がFDを獲得、立命の攻撃が續くことになり、そのまま95ヤード前進してTD。
この長い長いドライブの末のTDで、立命は效果的に時間を使ひ、KGに逆轉するだけの時間を與へなかつた。


獲得ヤードを見ると、立命の224ヤードに對してKGは254ヤード。
單純に云つてしまへば、KGが勝つてゐて不思議のない状態だ。
結局のところ、KGとしては序盤の3つのミスと終盤の1つのミスが非常に痛かつた、といふことだ。


これで全勝は、關大と立命の2校となつた。
しかし、KGにもまだ望みはある。
KGが關大に勝ち、關大が立命に勝てば、三つ巴の爭ひとなり、プレーオフとなる。
三つ巴のプレーオフ、ファンとしては見てみたい。
KGにはそのためにも頑張つて貰はう。




<得點經過>

立命館 1Q-01:25 #15谷口 30yds RUN(K-G #17松山)
関学大 1Q-07:38 #31尾嶋 2yds RUN(RUN-NG #91村上)
立命館 2Q-00:05 #17松山 40yds FG
立命館 2Q-12:00 #17松山 41yds FG
立命館 4Q-09:29 #30北川 1yd RUN(K-G #17松山)
関学大 4Q-10:27 #6加藤→#86春日 19yds PASS(K-G #3大西)




5勝0敗:關大、立命。
4勝1敗:KG。
1勝3敗:甲南、京大、神戸。
1勝4敗:同志社
0勝4敗:近大






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