５月２日 ： 飛騨高山散策

寫眞は高山陣屋。


天氣は曇り時々雨。
５時に起きて、テラスから山のはうを眺めた。



ガスが下まで降りて來てゐて、テラスからも山は見えない。
朝食までに３囘、ガスを眺めながら、テラスの露天ブロに入つた。
朝食後、天候の恢復を祈りつつ、２囘入浴。
４月３０日に３囘、５月１日は１２囘、そしてこの日は５囘、２泊で２０囘の入浴といふのも、私のパーソナル・ベストになつた。


結局、天氣はよくなる氣配をまるで見せず、ロープウェイは諦めて、高山を散策することにした。
私にとつて８囘目となる新穗高温泉は、ゆつたりと過ごす初めての滯在となり、それはそれで素晴らしい時を過ごすことができた。

９時２０分發のバスで高山に向かふ。
「山よさよなら、ご機嫌よろしう、また來る時には笑つておくれ、また來る時には笑つておくれ！」




高山陣屋前の朝市。
これは正午までといふことだつたので、間に合ふやうに９時２０分のバスに乘つた。
高山到着は１０時５０分頃。
朝市を見たいといふ嫁はんのリクエストに應へたら、高山での時間が餘つてしまつた。
大阪に歸るバスの時刻は午後３時半頃。
それまでどうしやう・・・



市内を流れる宮川の景色。
「花は紅、柳は緑」



銘酒「深山菊」の釀造元。
高山に來るたびに、この店に來てゐるやうな氣がする。
今囘は、私が酒を呑めなくなつたので、外を通過しただけ。



からくり人形。
首を動かしながら、箱のフタを開ける。
お代官さまへのつけ屆けか？
「ん？山吹色の菓子がないやうぢやが？」



「杉玉」といふのだと思つてゐたが、「酒林」といふらしい。



上三之町の入り口。
私たちにとつては出口となつた。



＜使用カメラ＞ ：「 Nikon D80 」
＜使用レンズ＞ ：「 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18～200mm F3.5-5.6G (IF) 」