壁を見つめる （ D80 & 90mm Macro ）

８時前に穗高の散歩に出掛けた。
空は曇つてゐるが、きのふとは違つて、雲が薄い。
時々、雲の切れ間からお日さまが顏を覗かせてゐる。

９時に心療内科へ行つてゐないといけないため、少しだけ短めの散歩。
いつものロング・コースの公園へは足を伸ばさなかつた。
公園への參道の入口で、穗高は公園へと歩き出したが、リードを引つ張つて家の方向へと引き戻した。

それで拗ねてしまつたのか、參道の入口を過ぎて２０ｍほど來たところで、穗高が動かなくなつた。


＜トップの寫眞＞
何故か石垣の方向をじつと見つめてゐる穗高。
坐禪では壁に向つて座るものだが、穗高がそんなことを知つてゐる筈もないし、そもそも坐禪をする犬など聞いたことがない。


＜寫眞１＞

頑固に動かうとしない穗高に業を煮やした嫁はんが手を出した。
すると、仰向けに寢轉んで、おなかをさらけ出した。
もう、勝手にしやがれ！

といふわけで、
「壁際に寢返りうつて、背中で聞いてゐる」穗高。
しかも、なんだか、
「ああ～、ああ～、あああ～あああ～」
ジュリーのアクションに似てゐるなあ・・・
なんてことをいふと年がばれるかな。



＜使用カメラ＞ ： 「 Nikon D80 」
＜使用レンズ＞ ： 「TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 （ Model 272E ）」