仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

フィラリアの藥を貰ふ

2004-09-19 20:01:49 | 日々雜感
午前中に穗高を連れて獸醫さんに行つた。
フィラリアの豫防藥を貰ふためだ。

自宅から車で10分程のドライブなのだが、穗高は厭な豫感がするのか、車に乘りたがらない。
なんとか車に乘せると、後ろの座席の窓から顏を出して外を眺める。
窓が半分くらゐまでしか開かないので、嫁はんの腿の上に踏ん張つて顏を出してゐる。
車が曲つたり、加速減速する度に、窓にしがみつくのだが、それでも剥がれ落ちたりして足掻く。
なかなか見てゐて可愛かつた。

獸醫さんに着くと、順番を待つ。
他の犬がゐるので、落ち着かない。
それでも、緊張してゐる所爲か、普段とはうつてかはつて大人しい。

診察室に入ると、緊張はピークに達するのだらう、診察台の上で硬直してゐた。
ほんたうにがちがちに固つてしまふのだ。
なんとも情けない姿ではある。
散歩の時に草を食べるので、胃藥も頂いて來た。

獸醫さんは今囘は若い女醫さんだつたので、飼ひ主が嬉しさうだつた、とは穗高の感想。
やれやれ。

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