醫者のハシゴ

午後３時１５分に會社を出て、醫者のハシゴをした。

まづは、一番待たされる可能性の高い皮膚科に行つて、順番を豫約。
４時過ぎに着いて、豫約すると順番は４番だつた。
診察開始時間は４時半なのに、既に３人も豫約してゐた。

３０分時間があつたので、齒醫者を豫約しに行つた。
するとラッキーなことに、今なら空いてゐるとのこと。
すぐに診察して貰ひ、明日の豫約まで取ることができた。

皮膚科に戻ると、最初の人が診察を受けてゐた。
皮膚科の先生の旦那さんが耳鼻科をやつてゐて、私は「睡眠時無呼吸症候群」のためにＣＰＡＰといふ機械をレンタルしてゐる。
ついでにその料金を拂はうとしたら、診察も受けることになつた。
ま、いいか。どうせ時間待ちしてゐるところだし。
「超音波」と稱する、噴霧器を鼻にあてる治療をして貰つた。

耳鼻科を出て待つてゐると、すぐに皮膚科の診察となつた。
今囘は特に具合の惡いところはないのだが、藥が無くなつてゐるので、お願ひして處方して貰つた。

隣の藥局でも１０分も待たずに、藥を貰へた。
３つの醫者のハシゴをして、しかも藥を貰つて、１時間１０分程度。
なんと效率の良いことか！
これが、土曜日の午前だつたら、皮膚科と藥局だけで２時間はかかる。
やはり、醫者は平日に限る。

フレックスタイム制度はいいものだとしみじみ思つた。