Free care coward to become me do not.

Free care coward to become me do not.

今朝、風呂の中で思い出した。

芸術を鑑賞するのに、その成立に関する情報は必須なのだろうか？

芸術はそれ自体で完結しているか。

俳句はどうだろう。

たった17文字で創り出された世界。

それが、いつ、どこで、どんな状況下で作られたか。

そんな情報がなければ完結しないのであれば、それは独立した芸術なのか。

なんてことをぼんやり思っていたら想い出した。

大学生の頃、塾の講師をしていた。

英語と国語。

ふだんは大阪の枚方、夏期講習は奈良の富雄。

富雄では中3の国語だった。

初めての時に、これを板書して、生徒に音読させた。

意味を訊くと、わかりません、と。

絶対にわかるよ、と云って、もう一度音読させると。

にっこり笑って、わかりました！

アイスブレイク成功！

最後の授業のあとで、この年の生徒の何人かから贈り物をいただいた。

小さな亀のぬいぐるみは、ぼくが大学を卒業するまでぼくの枕もとにいた。

懐かしいなぁ。　

あの彼女はいま57歳かな。

お元気にしてるかな？