阪神３－４ヤクルト

午後３時から、關テレでヤクルトvs阪神。
阪神の先發投手は安藤。
ＴＶをつけた時には阪神１－０ヤクルト。
どうやら１囘表に得點したらしい。

５囘表、２アウト滿壘から鳥谷の２點タイムリーで突き放し、阪神３－０ヤクルト。
なかなか追加點が取れない厭なムードだつたのだが、これで流れに乘れさうだ。

４囘、５囘と點は取られないものの、いまひとつピリッとしない安藤。
６囘裏、武内にフォークボールをうまくすくいあげられて３ラン。
これで試合は振出しに戻つた。

このあとタイガースは、藤川、相木、能見とつないで９囘裏。
能見は２アウトを取つてから、フォアボールと青木の３壘内野安打で２壘１壘。
ここでイヤな豫感がした。
頼むから久保田を出すのはやめてくれ、と祈つた。

しかし・・・
ピッチャー交替で久保田登場。
いよいよ久保田劇場の開幕だ。
宮出にセンター前に彈き返され、２アウト滿壘。
リグス相手に２ストライクをとりながら、その後ボールを３つ續けて、カウントは２－３。
ボール３つはいづれも外寄りの球。
かくなるうへは、内角高めもしくはど眞ん中にストレートだ！

ああ、それなのに・・・
矢野の要求は外角低め。
そして、ボール・・・
押出しのフォアボールでサヨナラとなつてしまつた。

あそこはど眞ん中でもよいから、久保田の一番の速球で勝負して欲しかつた。
これは結果論ではない。
氣魄の問題だ。
氣持ちが逃げてゐるからストライクが取れないのだ。
久保田よ、打たれても良いから勝負せよ！

これで「久保田劇場」も開幕。
こけら落しも無事に濟んだことだし、明日からがタイガースの開幕だ。
明日は杉山かな？
氣魄の投球を期待したい。