きのふのことになる。
午前中に、思ひたつて耳鼻科に出かけた。
CPAP の代金を拂ふ爲である。
先月拂ひ忘れてゐたらしく、2ヵ月分を拂ふことになつた。
いつもは代金を拂ふだけで歸つてくるのだが、きのふは診察を受けた。
別にどこも不具合はない。
ただ、先生にCPAPを止めたいと云ひたかつたのだ。
CPAPをすることになつたのは2003年6月。
睡眠時無呼吸症候群(SAS) であることが發覺して、このままでは深刻なことになりかねないと先生に云はれた。
以下、當時の日記からの引用。(數値上の誤りを修正してゐる)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一晩(7時間)に10秒以上の無呼吸状態が30囘以上あると「無呼吸症候群」と認定されるらしいのだが、私の場合は6時間で55囘あつたさうである。
1囘當りの平均無呼吸時間が25秒で、最長がなんと84秒。
1分半近く息をしてゐない!?
6時間で1375秒、つまり6時間のうち約23分も息をしていないと云ふのだから、オドロキである。
先生がおつしやるには、
「このままぢや、長生きできないなあ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんな經緯でCPAPを裝着して眠ることになつたのだが、これまでに1度、もうCPAPを止めようと思つたことがあつた。
それは2008年の年初。
2007年に半年かけて10キロ體重を落としたあと、かなり睡眠の質が良くなつたやうな氣がした。
もう止めてもいいのではないかと思つたのだが、さう思ひつつ逡巡してゐるうちに體重が増え始めてしまひ、止めるのが不安になつた。
今囘は、昨年に半年かけて17キロ體重を落としたのだが、前囘のことがあるので樣子を見ようと思つた。
今年に入つて、前囘同樣に體重が増え始め、今に至るまでに6キロ増加したのだが、それでもまだ高校3年生の頃の體重をキープ出來てゐる。
止めるなら今をおいて他にないと思つたのである。
先生に申し出たところ、いまの體重を訊かれた。
CPAPを始めた時の體重と較べて15キロ減少してゐることがわかつた。
「確かに、ずゐぶんスリムになつたよね。ぢや止めようか」
もつといろいろ云はれるかと思つてゐたので、氣がぬけた。
かくて私はCPAPから解放されることとなつた。
なにより嬉しいのは、金錢的負擔からも解放されること。
2003年6月以來、126ヵ月もの長きにわたり、月々4600円を拂ひ續けて來た。
それが來月からなくなるのだ。
年間5萬5千円の負擔減は、いまの私にとつて大きい。
そのかはり、體重を増やさないやうに努力しなければならない。
さもないと、長生きできないことになりさうだ。
午前中に、思ひたつて耳鼻科に出かけた。
CPAP の代金を拂ふ爲である。
先月拂ひ忘れてゐたらしく、2ヵ月分を拂ふことになつた。
いつもは代金を拂ふだけで歸つてくるのだが、きのふは診察を受けた。
別にどこも不具合はない。
ただ、先生にCPAPを止めたいと云ひたかつたのだ。
CPAPをすることになつたのは2003年6月。
睡眠時無呼吸症候群(SAS) であることが發覺して、このままでは深刻なことになりかねないと先生に云はれた。
以下、當時の日記からの引用。(數値上の誤りを修正してゐる)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一晩(7時間)に10秒以上の無呼吸状態が30囘以上あると「無呼吸症候群」と認定されるらしいのだが、私の場合は6時間で55囘あつたさうである。
1囘當りの平均無呼吸時間が25秒で、最長がなんと84秒。
1分半近く息をしてゐない!?
6時間で1375秒、つまり6時間のうち約23分も息をしていないと云ふのだから、オドロキである。
先生がおつしやるには、
「このままぢや、長生きできないなあ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんな經緯でCPAPを裝着して眠ることになつたのだが、これまでに1度、もうCPAPを止めようと思つたことがあつた。
それは2008年の年初。
2007年に半年かけて10キロ體重を落としたあと、かなり睡眠の質が良くなつたやうな氣がした。
もう止めてもいいのではないかと思つたのだが、さう思ひつつ逡巡してゐるうちに體重が増え始めてしまひ、止めるのが不安になつた。
今囘は、昨年に半年かけて17キロ體重を落としたのだが、前囘のことがあるので樣子を見ようと思つた。
今年に入つて、前囘同樣に體重が増え始め、今に至るまでに6キロ増加したのだが、それでもまだ高校3年生の頃の體重をキープ出來てゐる。
止めるなら今をおいて他にないと思つたのである。
先生に申し出たところ、いまの體重を訊かれた。
CPAPを始めた時の體重と較べて15キロ減少してゐることがわかつた。
「確かに、ずゐぶんスリムになつたよね。ぢや止めようか」
もつといろいろ云はれるかと思つてゐたので、氣がぬけた。
かくて私はCPAPから解放されることとなつた。
なにより嬉しいのは、金錢的負擔からも解放されること。
2003年6月以來、126ヵ月もの長きにわたり、月々4600円を拂ひ續けて來た。
それが來月からなくなるのだ。
年間5萬5千円の負擔減は、いまの私にとつて大きい。
そのかはり、體重を増やさないやうに努力しなければならない。
さもないと、長生きできないことになりさうだ。
おほせの通りですね。