ひと晩で、山では注意の暖かさ

ゆふべは、といふか今朝の午前３時にベッドに入るまで、凄じい風と雨だつた。
まるで台風が通過したかのやう。

ところが、１０時に目が醒めたら、なんといふ暖かさ。
まるで花見の季節のやう。
天氣圖を見たら、強烈な低氣壓が日本海を移動して北海道にゐる。
この低氣壓に南からの風が吹込み、そのお蔭で暖かいやうだ。
この天氣、平地なら良いが、山では要注意かもしれない。
暖かい空氣が流れ來んだだけに、雪崩の恐れもあるだらう。



＜Yahoo!天気 実況天気図より引用＞


午後２時、定期診察。
あせらないやうに、とアドバイスを頂いた。
「山に登る元氣が出たら登つても良いですか？」
「氣分の良くなることは何でもして良いですよ。山ももう遭難するやうな季節も過ぎたでせうし」
「あ、いや、先生、これからのはうがむしろ遭難は多いんですよ」
「へえ、そうなんですか？」
と云つた瞬間、先生、頭を抱へた。
「先生、もしかして、いまのは洒落ですか？」
「いえ・・・最近、無意識でオヤヂギャグを口走つてしまふんですよ」
ちなみに、先生は女性である。
このやりとり一つで、私の氣分はずゐぶんと樂になつた。
オヤヂギャグ萬歳！

先週からの腰の痛み、きのふカイロを腰に當ててゐたお蔭で、けふは樂になつた。
一時は立ち上がるだけでも痛かつたのだが。
このぶんなら、３月上旬には山に登れるかも。
もちろん、その氣になれれば、だけど。