市バスで上賀茂神社へ向ふ。
上賀茂神社といふと、岩倉のすぐ近くといふ印象がある。
といふのは、私が暮してゐた岩倉の學生アパートには京都産業大學の學生が多く、
京都産業大學は上賀茂神社のすぐ北にあるからだ。
案の定、バスを降りたら雪が積つてゐた。
神社へ向ふ參道は眞つ白で、かたはらの枝垂れ櫻には雪の花が咲いてゐた。
神社の清淨な趣きがさらに演出されてゐる。
こちらには、下鴨神社の祭神・玉依姫命の子、賀茂別雷神が祀られており、正式には、賀茂別雷神社といふらしい。
下鴨の祭神の子供が祀られてゐるといふことは、下鴨のはうが古いのかもしれないが、上賀茂のはうが「神さびた」雰圍氣がある。
單に邊鄙なところにあるからさう感じるだけかもしれないが・・・
しかし、やはりなにか神聖な雰圍氣があるのは、ここの土地そのものになにかのパワーがあるからかもしれない。
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