穂高 vs ドーベルマン

昨晩は家計に思い悩んでいるうちに１時半。
ベッドに入ってからも寝付かれず（ＧＷ期間中は眠剤は使っていない）、おそらく眠りに落ちたのは２時過ぎ。
お蔭でリヒテルのベートーヴェン、３１番全曲と３２番を２楽章の途中まで聞いてしまった。

それなのに、目が覚めたのは４時半。
嫌な夢を見てしまった。
もう一度寝なおしたら、今度は穂高が階段を登ってくる音で目が覚めた。
時計を見るとちょうど６時。
いつも目覚まし時計で起きている時間だ。
連休最後だというのに、こんな時間に起こされるなんて・・・

無視して寝たふりをしていたら、穂高は寝室に入ってきてガチャガチャとからだを振る。
さらに無視していたら隣のベッドの向こうで、グルルとうなり始めた。
それでも無視していたら、ベッドの足元に来て、ふとんの隙間から鼻を突っ込んで私の足の裏を舐め始めた。
さすがにコチョバイので足を引っ込めたら、今度はベッドを回りこんで来て、私の顔を舐め始めた。
もう降参！

簡単な食事をとって、６時半、穂高の散歩。
うす曇りだが、気持ちの良い朝だった。
いつものルートを歩いて、グラウンド前の東屋で休憩。
いろんなワンコがグラウンドに入っていく。
なかにはドーベルマンも。
「穂高、お前なんか３分でミンチにされるぞ、きっと」

そうこうするうち、お友達のレモンちゃんたちがやってきた。
穂高はレモンちゃんが大好きなので、彼女たちの後ろについてグラウンドに入った。
すると・・・
背後から唸り声とともに、黒い塊が穂高に飛びかかった。
なんとドーベルマン！
しかも穂高くん、凛々しくも立ち向かおうとするではないか！
ドーベルマンの飼い主があわてて２匹の間に割って入り、私も穂高のリードを引っ張り、２匹を引き離す。
ああ、怖かった。
柴犬が気が強いのは知ってたけど、売られたケンカを買うのも相手によりけりだ。
頼むからシェパードやドーベルマンに立ち向かうのはやめようね、穂高くん。