■テレビ朝日の名物ディレクターである「ナスD」の不祥事が発覚したが、社の対応は…
テレビ朝日は19日、総額約517万円に上る経費の不正受領とスタッフらに対するパワーハラスメントがあったとして、コンテンツ編成局第2制作部エグゼクティブディレクター(50)を同日付で降格させる懲戒処分をしたと発表した。社員はバラエティー番組「ナスD大冒険TV」を担当しており、番組の放送は打ち切るという。
引用元:https://mainichi.jp/articles/20250319/k00/00m/040/329000c
同局によると、社員は2019年~25年1月、個人的な会食費や物品の購入費など計1686件を経費として処理していたという。制作費が適切に使われているかを定期的にチェックしており、24年10月に発覚。社員は不正受領を認め、既に全額を返済したという。また調査の過程で、社員が複数のスタッフに人格を否定するような発言を繰り返していたことも確認したという。
引用元:https://mainichi.jp/articles/20250319/k00/00m/040/329000c
X氏は同局の名物ディレクターだった。多くの人気番組で演出を務め、国民的アイドルグループのメンバーにも物怖じせず、他局では不可能であろう〝無茶ブリ〟企画を強行し、話題となった。X氏を知る関係者の話。
「無茶ブリ企画も先に自ら〝実験台〟になって実践している。これだと、話を持って行った時に『じゃあ、おまえやってみろ!』と言われても『やってみたんですけど…』と返すことができる。芸能界って、大物になればなるほど〝型破り〟な人を好む傾向があるんですよね。X氏は破天荒に見えて、実は計算できるタイプだった」
巨額を私的に流用したことは許されることではない。パワハラもそうだ。
「悲しいかな、この業界ではこういう人ほど仕事ができると評価され、出世できた。『結果を出したやつがエライ』という風潮は、変えていかなければならない」(テレビ関係者)
引用元:https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/338048
▼テレビ朝日は社員の情報を明かさずに報道、さらに処分も降格のみの激甘対応
テレビ朝日は会社経費の不適切使用やパワーハラスメントを行っていた社員に対し、懲戒処分を行いました。
バラエティー番組担当である第2制作部のエグゼクティブディレクターの社員は2019年から今年にかけて、個人的な会食の費用を会社に請求するなどして、およそ517万円を不正に受け取っていたことが弁護士の協力のもと行った社内調査で分かりました。
また、複数のスタッフに対し、パワーハラスメントに該当する発言などが確認されました。
この社員は不正に受け取った全額をすでに返済しました。
引用元:https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000412307.html
●不祥事を起こした社員への処分は「降格」のみ
テレビ朝日はこの社員に対し、19日付で「降格」の懲戒処分を行いました。
さらに、上司らに対しても懲戒処分を行いました。
テレビ朝日のコメントです。「重大なコンプライアンス違反となる事案が発生したことを重く受け止め、視聴者、関係者の皆様の信頼を裏切る結果になったことを深くおわび致します。再発防止策を早急に策定・実行するとともに、ガバナンスを強化し、信頼回復に努力して参ります」
引用元:https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000412307.html
テレビ朝日 「ナスD不祥事」に名前も発表せず”降格処分のみ”に「他局ならクビ」の納得理由(FRIDAY)#Yahooニュースhttps://t.co/VX1ATypqiz
— SkyCrater (@SkyCrater1) March 24, 2025
…そういえばそのかとか詳細の報道って、あった?
身内に甘いテレビ局!
— 夕焼けサラリーマン (@REDSKYOFFWORKER) March 21, 2025
"テレビ朝日 「ナスD不祥事」に名前も発表せず”降格処分のみ”に「他局ならクビ」の納得理由" https://t.co/bL0RSvvWm5
●他社の社員がやらかした不祥事の対応と比べると、テレビ朝日はあまりにも甘すぎる
読売テレビは(2023年11月)28日、制作局所属の40代男性管理職社員が、飲食費用等を番組制作会社に「追加演出費」名目で当社に水増し請求させた上で自らに現金で還流させ、用途不明瞭な「プール金」を含めた不正請求をするよう指示して支払わせていたと発表した。当該社員は11月28日付で懲戒解雇、担当していた音楽番組「カミオト夜」は年内で放送を休止する。
同局は「社員がこのような不正行為を行い、関係者ならびに視聴者の皆様の信頼を裏切る結果となりましたことを、心から深くお詫びいたします。また引き続き、過去に同様の事例がなかったか調査を行うとともに、社内のチェック体制を強化し再発防止に努めてまいります」と謝罪した。
引用元:https://www.sanspo.com/article/20231128-WE2QYPQ5DJAVHKVC2Z6N7HM534/
■かねてより信じがたい不祥事が横行しているテレビ朝日…コンプライアンスはどうなっている?
●経費の使い込みで社長が辞任
テレビ朝日は(2022年2月)10日、亀山慶二社長が業務との関連がない出張や、私的なゴルフや会食の経費を清算していたとして、10日付けで代表取締役社長を辞任したことを明らかにした。また、スポーツ局長と対立し必要な会合に出席させないなどの混乱を招いていたことも辞任の理由のようだ。
引用元:https://ksl-live.com/blog51215
●詐欺容疑で逮捕、IT導入補助金を不正受給
府警は8日、三田容疑者の共犯として、大阪市中央区のホームページ制作会社の代表取締役ら男女4人も逮捕した。テレビ朝日は(2022年2月)9日、「厳正に対処する」とコメント。「逮捕容疑は業務外での私的な行為」としている。
引用元:https://ksl-live.com/blog51177
横浜市のテレ朝社員だけでなく、大阪市内のホームページ制作会社の代表取締役ら男女4人も共犯で逮捕されているということらしいが、このテレ朝社員の関連会社なのだろうか?
IT導入補助金には導入費用の半額が補助される「通常枠」と、補助率が最大2/3に拡充される「低感染リスク型ビジネス枠」の2種類がある。
追記:900万の詐取らしいので450万円の上限×2か?
テレビ朝日ではコロナ禍での宴会感染、東京オリンピックの打ち上げで泥酔し2階からダイブ、視聴者からの質問はスタッフの捏造、社員が侵入窃盗で逮捕されるなど不祥事が相次いでいる。
引用元:https://ksl-live.com/blog51177
●社員がマンションに侵入し、窃盗で逮捕
テレビ朝日社員の男(28)が東京・六本木のマンションに侵入しワイヤレスイヤホン1万円相当を盗んだとして逮捕された。マンションは無施錠であったが住人が侵入に気が付いたため男は逃走していた。
テレビ朝日は「事実関係を確認した上で、厳正に対処してまいります」とコメントしている。
先日はオリンピック番組のスタッフ10名が深夜の大宴会を行い、そのうち1名の女性社員が2階からダイブして骨折するという不祥事を起こしたばかり。今回の窃盗事案は5月30日の犯行のようだが、逃亡犯が2か月以上テレビ朝日で仕事をしていたことになる。
窃盗の他に住居侵入の容疑もあるわけだが、北海道新聞の記者が旭川医大に侵入し盗聴していたところを逮捕された際には、マスコミ各社が一斉に記者を擁護して不法侵入も正当な取材行為だと強弁していたことが、これでより味わい深くなる。
引用元:https://ksl-live.com/blog47239
●ヤラセ発覚!テレビ朝日の「視聴者からの質問」全体の2割が番組側による作文と判明したことも
テレビ朝日は(2021年10月)21日、お昼の情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」第二部(月~金 正午~午後1時放送)で、一部不適切な演出があったことを公表し、同番組内でMCを務める大下容子アナウンサーが事案に触れ謝罪した。
テレビ朝日によると、月曜から木曜の番組終了間際に約2分間放送される「視聴者からの質問にお答えするコーナー」で、今年3月以降に番組側が事前に用意した質問が視聴者からの質問として放送されていた事例があった。これまでに放送された全体の2割がチーフディレクターが用意した質問だったという。テレビ朝日ではコーナーを休止したうえで検証し、関係者を厳正に処分するという。
引用元:https://ksl-live.com/blog48831
社員の不祥事が発覚したにも関わらず、テレビ朝日は情報を伏せて報道しただけでなく、甘い処分で済ませようとしている。
今回の一件に限らず、看過できない不祥事が度々繰り返されてきたテレビ朝日。
こんな体たらくだから、視聴者の信用が損なわれていくのだろう。
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