護憲左派の残念な政府の災害対策批判。

いつも思うのだが、日本の左派という連中は政府の災害対策でアホみたいに
毎回政府を批判しているけど、正直に言って全然わかってないなぁと残念に思う。

まず首相の仕事は各大臣に情報収集の徹底と災害対応の指示を出すのが基本だ。
後はしっかり各省庁の専門家が災害に対応するのである。初期対応はこれで充分。

これ以上の過剰な行動はかえって現場を混乱させるだけである。かつてどこかの首相は
専門家でもないのに勝手に現場に乗り込んで職員達を恫喝していたのだが、こういう
事をやってしまうと現場は萎縮して正しい行動を取れなくなるのだ。

たとえば踊る大捜査線THE MOVIEに登場する室井さんはまさにそれに振り回されて、事件への対応
が後手になってしまったのである。しかも責任は現場の室井さん達に全部おしつけられてしまうのである。
こういう事は絶対にあってはならない。

トップの政治家による無駄な仕事してますアピールはいらない。それよりも大事なのはとにかく
実態の把握である。

情報が不足している間にいきなり過剰な人員を投入するのも駄目。まずは情報収集→現場の実態把握→
そして最後に適切な数の人員投入。これが基本である。従って対策本部の設置が遅いという批判もおかしいのだ。
対策本部は必要な情報が集まってからの方がいい。適切な物資と人員を配置しやすくなるからだ。

それと首相の宴会について批判している人がいるけど、これも筋違いの批判だ。
百歩譲って料亭で女性と密会をしているというのならこれは批判すべきであろう。

だが、今回の件は密会ではもちろんなくて、ましてや宴会でもなく、若手議員との
懇親会と表現した方が適切だ。

しかも会場は官邸に近い議員宿舎で行われたようである。これのどこが問題なのか？
むしろ各大臣や党の有力者が揃っていて情報共有には非常に良い環境だ。

大体、災害がある度にいつもくだらない政府批判をする輩を見るけど
そもそも何の為に知事や市長がいるのかわかっているのか？対応はまず彼等の仕事だろう。

もちろん政権を批判するべき材料はある。

それは単純で、災害対策の予算はきちんと出しているのか？とか
こんな時に増税をするのですか？とか追求すべき事はあるでしょう。

なぜそれをきちんと日本の左派は考えないのでしょうか？闇雲に批判すれば良いのでは
ないのですよ？だからこそ非自民党政権には政権を任す事が出来ないという事になるのです。

「防災省」を総裁選政策に＝石破氏

「防災省」を総裁選政策に＝石破氏

こんなもん作るより、国交省の予算を増やすべきでは？
国土強靱化はどこへいったのよ。

今回の災害ではきちんと治水対策をしてきたところは
被害があまり出てない。

公共事業に関しても安全保障と同じくわけのわからん
左右対立で疎かになっているところがあるので
非常に困った話である。

災害対策は普段からしっかり対策をしていれば、被害は
最小に抑えられるのだ。安全保障も一緒。

ここの金をケチると被害は大きくなる。