孤島の迷宮

日本国の自由と繁栄を願うブログ

押し付け憲法である

2016-11-17 15:33:43 | 政治
憲法審査会、衆院も再開…「押しつけ論」焦点

今の日本国憲法は再軍備を許さない憲法である。アメリカが現在も日本に駐留する理由は
日米同盟の他にアジアへの展開もありますが本質は日本が二度とアメリカに歯向かえない
ようにする為に憲法で日本の自衛権に制約をかけたという事だ。いくら戦争に負けたから
といって自衛の放棄まで自ら進んでやる事はありません。自衛の権利は自然に存在する
からです。(集団か個別かなんて事は普通考えない。)

これを押し付け憲法と言わないで何と言うのでしょうか?
これがもし国民投票にかけて決められた事なら押し付けとは必ずしも言い難いのかもしれない。
しかし国民投票を行わずに日本国憲法が出来た訳ですから間違いなく押し付け憲法です。

よく9条については当時の日本人が望んでいたという事を護憲派連中が宣伝していますが
ではなぜ警察予備隊(後の自衛隊)が出来たのか?なぜ日米安保が成立したのか?
これらは日本国憲法をまともに解釈すればあきらかに憲法9条に違反するでしょう。

でも現在も日本国憲法下で存在しています。結局のところ当時はこれが一番日本にとって
都合が良かったというだけの話です。日本の防衛はアメリカに依存したからこそ経済政策
に集中出来て世界有数の経済大国になった経緯がある。

しかし現在日本の安全保障環境は極めて最悪です。それは独裁国家の中国が軍備を拡大して
各方面に侵攻しているからです。そして一番まずいのはミサイルの発展。

これは小さい国でも相手の領土外から攻撃できる便利な兵器で当たったら甚大な被害がでます。
さらにこのミサイルに生物化学兵器、核弾頭を積めばさらに強力になります。これを
同じく独裁国家の北朝鮮が開発して周辺諸国を恫喝している訳ですから本当に危ないです。

特にミサイルの飽和攻撃はアメリカ軍でも完全に防ぎようがありません。という事は
軽武装の日本ではもう完全にお手上げでしょう。
今後の攻撃兵器の進化や日本の対応によっては本当にアメリカ軍が日本から兵を引くなんて事も
0ではないかもしれない。これはトランプ氏が大統領になろうが、ならないだろうが関係なく
起こりうる最悪の事態である。

だからこそ今のうちに日本国憲法における自衛の制約を無くして日本の防衛は
今後どうするべきか?しっかりと我々は考える必要があります。この問題は政治家だけで
考えるべき問題ではないという事です。