聖闘士星矢。昔、十二宮編から見始めた私が、今さらアニメ初期の感想を語るシリーズ。前回はこちら。
今回は大体10話くらいから30話くらいまでの感想です。もう配信が終わってしまったエピソードもあるので、間違ったことを書いていたらすみません。
エピソード別にするかキャラ別にするか迷って結局キャラ別にする。まずは紫龍から。
紫龍と瞬ちゃんは初期(銀河戦争当時)の気障ったらしいところが抜けて、すっかり私の知ってる二人になってしまいましたね。
安心と安定の、といったところか。逆に言えばツッコミどころは特にない。故に書くことがない。いや、あるけど。いくらでも。
聖闘士星矢の優等生枠というか、脚本家も演出家もこの二人にあんまし変わったことさせようと思わないみたいね。
ジャミールの献血にしてもアルゴル戦の目つぶしの件にしても、やってることは突飛なんだけど、私にしたら、いや、知ってたし、って話しなので。特に驚きは無いです。
と、言いつつ、アルゴル戦では「ああっカッコいい(この回作画が良かった)」とか「がんばれ」とか思わず口走ってしまいましたが。
イラストAC
メドゥーサ 対 ペルセウス
ところでアルゴルとはペルセウス座の聖闘士なのですが、ギリシャ神話でペルセウスはアンドロメダの夫なのですよ。
そう考えると、最初瞬とアルゴルが戦い始めたのはなんか因縁を感じますね。一瞬だったけどね。
そうして前世嫁(前世違う)と主役 を差し置いて何故か(何故かというか二人が石になっちゃったから)ペルセウスの相手をさせられるドラゴンさん。
因縁と言う意味ではあまり必然性を感じませんが、もうとにかく御大は自己犠牲の名の下に紫龍に肉体を傷つけさせたいらしい。
まぁ確かに似合うというかハマるというか、しようがないよ。そういうキャラだし。でも可哀そう
この後(33、34話)王虎回が待ってます( )。そこまで視てからこの記事書いた方が良かったのかもしれませんが、そんなことを言いだしたらいつまでも書けないのでさっさと書いてしまおうと思って書きました。
紫龍の兄弟子、王虎回は以前の無料配信で一度視ているんですけどね。
色々言われることが多いアニオリエピソードですが、王虎回は評判いいですよね。
てゆうかアニオリと言えば、エピソード自体は名作なのに、その後の展開 でネタキャラ扱いにされてしまうことになる水晶聖闘士が不遇… まぁ、その辺の感想は氷河編 で書きます。
さて、危篤とか言ってた師匠がぴんぴんしてた上、本人たちを目の前に「春麗をダシに使った」とか言い出されても「ホッとしました」とか言っちゃう紫龍。もっと抗議していいよ。
聖闘士星矢の世界で最初に友情がどうのと言い出したのも、アテナとして覚醒した沙織さんに対して、暖かく優しい小宇宙、的なことを言い出したのも多分紫龍だと思います。素直な子ですね。愛しいわー。
脚本家としてはこの子扱いやすかったと思いますね。言いなりとも言う。
ジャミールで体内の血液の半分、その後の暗黒ドラゴン戦でもだばだば流血しており、紫龍の友情語りに感銘を受けたらしいB.ドラゴンに止血だけはしてもらいましたが、特別何のフォローもなく帰宅した気がしますけど、ちゃんと輸血してもらったんでしょうか。
ところで、そのB.ドラゴン戦で「さよならのかわりに-CAN'T SAY GOOD-BYE-」が掛かった時はまあまあ滾りました。
続きます。次は一輝と瞬ちゃんの予定