ぼくの
従前から関心事は
海岸林として
クロマツが最適か否かであり
マツ枯れ対策であります。
今現在の研究思索による
仮説は
パイオニア陽樹、保全種としてクロマツは良いと思いますが
周りに広葉樹や下草を生やし
天然更新の森づくりに繋げるのが肝要だと思います。
この前
入善で開催された富山県森の祭典では
クロマツとタブノキを植栽しましたが
とにかく下刈りや除伐は
止めて頂きたく存じます。
浜黒崎等のマツ枯れも
まずは
下刈りと除伐を止めてみることをお奨めします。
全国では
竹炭を埋設したり
薬剤を注入したりして
マツ枯れ防止に取り組んでおられます。
しかし
ぼくの予想では
マツ枯れの要因は
広葉樹林への植生遷移による枯死か
下刈り、除伐のし過ぎで
土壌と空気が乾燥したためだと思います。
何れにしましても
魚津市経田公園か総合公園(ミラージュランド横)にて
植栽緑化の試行事業を実施させて頂きたく存じます。
高橋研究員(緑化事業)