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NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

海岸林の天然更新による形成。

2015-11-12 | コラム

ぼくの

従前から関心事は

海岸林として

クロマツが最適か否かであり

マツ枯れ対策であります。

 

今現在の研究思索による

仮説は

パイオニア陽樹、保全種としてクロマツは良いと思いますが

周りに広葉樹や下草を生やし

天然更新の森づくりに繋げるのが肝要だと思います。


この前

入善で開催された富山県森の祭典では

クロマツとタブノキを植栽しましたが

とにかく下刈りや除伐は

止めて頂きたく存じます。

 

浜黒崎等のマツ枯れも

まずは

下刈りと除伐を止めてみることをお奨めします。

 

全国では

竹炭を埋設したり

薬剤を注入したりして

マツ枯れ防止に取り組んでおられます。

 

しかし

ぼくの予想では

マツ枯れの要因は

 

広葉樹林への植生遷移による枯死か

下刈り、除伐のし過ぎで

土壌と空気が乾燥したためだと思います。

 

何れにしましても

魚津市経田公園か総合公園(ミラージュランド横)にて

植栽緑化の試行事業を実施させて頂きたく存じます。

 

 

高橋研究員(緑化事業)


植物の生態における物理的要素の重要性。

2015-11-12 | コラム

素人仮説ですが

植物の生態を学ぶにつけ

 

結局

太陽光と風を防ぎ

水分と養分(有機物)を確保することが

植物にとって大事なのではないかと

思います。

 

日陰と防風フェンスを作り

土壌と空気中の湿潤を保つことが

胆です。

 

コケ類は

土壌だけでなく

岩や樹皮に貼り付いて

空気中の水分を取り込んでいるそうです。

 

ということは

その物理的要素を満たす条件を整えれば

落ち葉などによって自然に有機物が増え

肥料は不要となります。

 

いわゆる岡田茂吉氏の自然農法

木村氏の自然栽培

川口氏の自然農という感じであります。

 

肥料や堆肥が必要か否かという点につきましては

改めて比較実験をすれば良いと思います。

 

 

高橋研究員(農林水産技術研究)