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without a trace

ヤマザキ、フリーターを撃て!

自動車学校体験記22日目~初めて路上に出た

2008-09-17 03:59:18 | 自動車学校~第二段階
 ついに仮免が交付される。カードみたいな格好いいのがゲットできるのかと思ってたらやる気のなさそうな免許証である。教習簿にホッチキスで止められてこれでいつでも路上へ行ける。技能を連続で予約していたら100分講習というのになる。2時間連続でそのまま路上という恐怖としか言いようのない講習。

 まずはボンネットを開けたりタイヤの説明。ライトも確認していざ出発。外周を一周したらすぐに路上へ。こんな狭い教習所なんて飛び出してついに外の世界へ。知らない道だったら怖いけど家のすぐ近くだから怖くはなかった。むしろ今まで知ってる近所の世界が車を通して変わる。エンストは3回して路上だと半端じゃなく焦る。やはりアクセルが足りないのにクラッチを上げてしまう癖のせいだ。後ろの人が物凄い顔で怒ってるんじゃないかと思ったがポカーンとしてた。それでこっちが思ってるより周囲はどうでもいいんだなと落ち着く。まず最初の課題はギアチェンジ。路上ではトップまで入れろとうるさく言われる。ギアを上げればアクセルが少なくて足りるとの説明。右左折ではギアをセカンドまで下げるので忙しい。想像以上にギアチェンジが忙しい。

 路上ではわかってた事だけど制限速度が40なら大通りだと周囲は50キロ以上出す。おせえよと後ろにピッタリとくっ付いてくる。1時間ほどしたら国道で50キロの場所へ。もう国道入って2秒後に後ろの車が追い越しされる。原付だと50キロだとかなりの労力を使うが車だとスピード出すのも楽チンだ。坂道発進の練習もさせられる。今度はサイドブレーキを引かないでそのまま発進というレベルの高い練習。ブレーキ踏んだ状態から一瞬でアクセルと半クラというそれは無理だろw もちろんエンストするがこれは少しくらい下がってもいいと言われる。こういう発進もあるよという事らしい。教官が世間話をしたくなさそうなのでかなり無言で進む。夕日が綺麗なのを見つめながら「やっとエンジンのコイルがあったまってきたところだぜ」とAKIRAの金田風に思ったところで終わり。ドライブ気分でなかなか楽しかった。今日一番学んだのは右折でも後方から人が来てないか確認した方がいい。

 そのまま学科へ。最初にやった性格分析の回。診断結果を見ながら分析するだけの授業。自分の性格や特性を掴んでおく必要がある。冷静ですがどのような行動をとるかわからない方ですとある。なんですかこの軽い診断拒否は。状況の確認に対して運動能力が追いつかない可能性ありと出る。ちょっと出かけるので次に教習所に行くのは月曜日。
 技能2/19
 学科13/16

自動車学校体験記21日目~チャレンジャー運動

2008-09-16 02:45:09 | 自動車学校~第二段階
 三連休のためにまだ仮免が交付されてないから技能が受けられない。そのために学科を一つだけ出席。教室前に仮免学科の満点合格者は名前が載せられるのだ。まさに教習所内のエリートが集う場所である。ほうほうと見てみるとさすがにおれのはないか。まあ何問かわからなかったし、受かったから良しだなと。するとよく見ると受けた日のおれ以外二人の名前が・・・。おれだけ最後まで見直しで残って教官とよくわからないオッサンに2対1で凝視される監視プレイの中で受けてたのに。もうこれからは20歳くらいの子をゆとらーだとかゆとれすとなどと呼ばないことにする。

 視界の悪い運転について。霧ではライトを上向きにすると見づらいので、下向きにしないとならない。寒い地方では車を止めてるときにはハンドブレーキが凍るのでかけない方がいいなど勉強になる。あとたまに見るのが昼間なのにライトを点けている車。誰か教えてやれよといつも見かける度に思っていた。あれは暗くなる前から点けようみたいな運動があるらしい。自転車でもごくたまに見かけるが先進的な人なんだろうと思うことにする。小学校高学年の時に友達とプールに行ったら女性が白い水着を着ていた。よほど安物だったんだろう。なんと透けていた。教えるべきなのか教えないべきなのかって幼心に思ったもんだ。ウブだった小学生たちは帰り道でもそのことについて触れなかったね。この年になるとチャレンジャー発見しましたで済んでしまう。そういう運動が発達したらいいですねと考えていたら講義終了。

 あとビデオを見てて気づいたのは原付に乗ってた時に怖かったのは対抗してくる車のライト。あれで前が見えなくなって事故りそうになった。バイクならヘルメットである程度対応できるだろうけども、車だと大変そうだ。特にここ数年やたらと眩しくなってるのは気のせいなのだろうか。

 仮免交付は明日から。今日は教習簿にでっかく仮免未交付というのを貼らされる。こういうTシャツ欲しいなと思いつつ終わり。学科1時間だし、ここ数日と比べるとつまらない。
 学科12/16

自動車学校体験記20日目~ラジコンに乗ってるグレムリンからの卒業

2008-09-15 03:46:57 | 自動車学校~第二段階
 今日も学科のために登校。三時間連続で講義に出る。教習所では寝てると起こされるし、トイレに出たらその授業は取り消しという厳しさがある。警察からそういった教習を任されてるから厳しくせざるを得ないんだろう。そこで今日は寝てる男がいたわけですよ。すると教官が来て言う「続けますか?出て行きますか?」、男が「続けます」と言っても何回も同じ事を言う。さすがに頭にきたのか「じゃあ出て行きます」と言って用意してると「起きれたじゃないか」と講義を続けさせられる。なんだこの松岡修造のスクールみたいな感じは。教習所に来て第二段階にまでなるとわかってくるのは、一部の教官は何が何でも必ず批判してくる。そういう役割なんだろう。ロールプレイングスクールなのだ。演じてる事に慣れてるがために問題を起こしてしまう教官が多いと見たね。

 映像が相変わらずたまにギャグが散りばめられている。男が屋根から顔を出してノリノリ。通りかかったオッサンの舐めてるソフトクリームに釘付けになる。それで後ろをずっと屋根から体を出しながら眺めてるとトンネルに突入して事故。どんだけ珍しい事故なんだよw そこだけが印象に残る。けん引と聞いても映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマーティがスケボーに乗りながら自動車の後ろにくっついてる姿しか思いつかない。交通事故では10年前と比べて今の10~20代は事故者がなんと半分に減っている。だが30代はむしろ増えている。理由はどう考えても人口構成。四輪での死亡事故は以外と少なくて二輪の方が多いし、自転車や歩行者はもっと多い。つまり運転してるより路上を今までのように普通に徒歩や自転車で移動してる方が確率としては危ない。

 ついに仮免の発表の時間が。バッチリ受かっていて喜ぶ。マークシートを塗っただけなのにこの社会から認められてる感がたまらない。最近はせっせとイラストロジックを塗って出来たって喜んでても空しいだけだった。おれが受けた日はみんな受かっていた。次の日は2人落ちてる。他の日を見てもほとんど毎日誰か落ちてるんで学科を舐めてはいけない。グッバイ所内。狭いところをグルグルと気分はミニ四駆かラジコンに乗ってるグレムリンでした。
 学科11/16

自動車学校体験記19日目~応急救護とJリーグ

2008-09-14 01:42:32 | 自動車学校~第二段階
 まだ仮免の合否もわからない状態なので学科しか出られない。というわけで今日もまたもちろん登校。学科が始まるのを待ってると「応急救護で空きが出たんだけど出たい人いる?」という知らせが。応急救護は人数が少ないので予約制だ。これに出たら二時間空いてしまうので迷わずに応募。三時間連続の最も長い講習の一つ。女が5人の男が4人という余っちゃいますなテヘヘヘという人数。

 最初の一時間は講義。教官の話やビデオでの講義。5時間寝てないので正直言って眠くてビデオは何も覚えていない。問題は二時間目から実習に入るのだ。以前に教官から聞いたのは結構ハードなのでたまに倒れる女性なんかもいるとの事。人形を使っての応急の実習を行う。3体の女性の人形があって3班にわけられる。もう人形が気になってしょうがないんだ。一体どうなってんですかと、というかなんでわざわざ女なんですかと。そういえば昨日はダッチワイフが一体売れたなと思い出す。運送会社の人が言ってたけどダッチワイフを通販で買うとわかるらしい。またダッチワイフ運びかと思いながら届けるらしい。そんな事を考えていた。この人形は上半身は硬いけど下半身はただの人形でフニャフニャ。マニアックだなと、これは深いですよと逆に頷く。

 まずは人工呼吸と心臓マッサージの練習。センサーが付いていてどれくらい呼吸すればいいかとマッサージすればいいかがわかる。あまり息を吹き込んでも駄目。マッサージも腕を垂直にして体重で押さないときつい。目安が一分に90回なのでなかなかきついペース。2回人工呼吸して30回のマッサージを1セットとして救急車やAEDがくるまでやり続ける。AEDってのは心臓に電気ショックを与えられる機械で駅や公共施設などにあるらしい。胸のちょうど真ん中を押さないとならない。どさくさに紛れて胸を押してみる。なるほど了解しました。20分の休憩時間には干してる布団をしまいに家に帰りつつコンビニで買い物。見たか家から5分の力を。

 3時間目はそれに加えて一連の動作の実習。救急車呼んでくださいとか、意識はあるかの確認だとか、ダッチワイフと間違えてるんじゃないかとかそういうの。また同じ班の男の子がなぜかやたらとやる気満々なんだ。女の子もいてマッサージが大変そうだった。終わる頃には結構な汗をかいて眠気など吹き飛ぶ。なかなか面白い講義だったがメンバーが常に変わるから仲良くなれないのが残念。合宿って楽しいんだろうなとふと思う。そして気づいたのが冬と違って女子高生がいない。JKがいないじゃないすかと。JKと熟女を併せてJリーグって個人的に呼んでるんだけど存在しない。

 その後は3時間学科に出席。保守・管理の授業ではチェーンを車に実際につける事に。これがまた救護より全然大変。雪が降ったら乗らなければいいと思いますって言いたくなってくる。また教官がチェーンをタイヤじゃなくて体に巻いてそうな(以下略
 学科8/16