goo blog サービス終了のお知らせ 

without a trace

ヤマザキ、フリーターを撃て!

自動車学校体験記28日目~バックオーライ

2008-09-27 04:14:23 | 自動車学校~第二段階
 自主映画上映会のような映像満載の学科はすでに終了したので技能のみ。今日もまた2時間取っている。朝9時くらいからネットで予約が取れるようになるので、その時間に起きて携帯で数日後の予約を常に取ってる。そのためになんとか毎日乗れる。期限がないから必死だもの。このペースで行けば期限には間に合いそうだ。

 今日は2時間ひさしぶりの教習所でのドライブ。ついにきた方向転換と縦列駐車。第二段階の難関と呼ばれるところである。バイクの教官に教えてもらう。なぜか教習所のバイク教官の制服は独特だ。ブンデスリーガのキーパー並の独自センス。まずは簡単そうな方向転換から。教習所での未踏スポット暗黒地帯へ向かう。まずは車を止める→シートベルト外す→ギアをバックに→後方確認→そのまま曲がる地点までバック→ハンドル全開に回して入る→車体が真っ直ぐになればハンドルをすぐに元に戻す→バックオーライで終了。おもったよりも難しくはない。これは右と左の両方を練習する。ハンドル切る感覚さえつかめれば大丈夫だと思う。

 次の時間が縦列駐車。こいつがやっかいすぎる。ハンドルを左に切りながらバックして、戻しながらバックして今度は右に全開でバックという忙しさ。これもなんとかマスターしてきたが確実に感覚を忘れる自信がある。言われてやれば激ムズというわけじゃない。しばらくしたら感覚を忘れるだろという気分。できるようになってきたら教官はバイクばかり見てる。やっぱ好きなんだなと話を振ってみたら「よかったらバイクも来てください」とテンション上がりながら話してくる。思ってたよりかは出来た印象。ついに終盤に入ってきた。
 技能14/19

自動車学校体験記27日目~男たちの自主経路旅路

2008-09-26 04:37:38 | 自動車学校~第二段階
 最後の学科へ出る。慣性とかいうのを説明してくれる。ガソリンでエコの達人と一般人でどれくらい1リットルで走れる距離が違うかというと、一般人なら14キロくらい、達人なら20キロちょっと行けるらしい。20キロ出てる状態からアクセル戻してもクラッチ踏んでれば200メートルも進めるらしくこれには驚いた。だから達人は止まるかなり前からアクセルを使わないのだとか。国道でそれやってたら邪魔な達人なんじゃ。これで学科はお終い。もうあのチープな映像も終わりなのかと思うと少し寂しい。インド人がいて何してんだと思ったらバイク教習に来ているようだ。冬は黒人さんがいてキャデラック以外にも乗るんだと驚いたもんだ。

 それから連続してる技能に出る。自主経路という複数教習だ。マニュアルなので予想通り男三人と男教官でやる事に。昨日はATで新車だったし教官は女性だったが今日はまさに男だらけ。しかも教官の口が臭い!マニュアル車には新車などまだまだ入ってないのだ。これが噂の格差社会ですかと思いつつ夜の町に繰り出す。
 
 この技能では地図に印をつけられてここからここまで行ってくださいと教官に言われる。そして各自が頭の中で覚えてその場所へ向かうのだ。それを100分で一人二回づつやる。卒業検定のコースだと思って楽勝モードできてたら全然違ってかなり遠くまで行かされる。自主的に向かうので基本的に教官はほとんど無言。男四人で無言で乗ってるとなぜか過去とか蘇ってくる。またこういう時に殺風景な場所ばかりめぐらされる。驚いたのは昨日と違ってマニュアルの連中は運転が上手い。さすがにここの段階まで来てると普通に運転してる。スタート時のアクセルの踏み加減やギアチェンジの間なんかが個人で違うんだなと勉強になる。考えてみるとオートマってのは右半身だけで運転できるんだから便利。

 暗い中を感傷的になってると自分の番が。ここに行ってくださいと言われると緊張する。前の車について行ってたらいつの間にか60キロ以上出ている。これはやばいぞと40まで戻す。他の二人に負けないぞと赤信号で青信号が近そうだとさっき習った慣性でクラッチ踏みながらセカンドギアのまま青になるまで待つというエコプレイを披露。自転車で青信号になりそうだと地面に足をつかないで待つのに似てる。

 2回目では狭い道路を進む。昨日は夕方だったので自転車ラッシュだったが今日は夜なので少ないために気合で乗り越える。路上で問題なのは車やバイクよりも自転車と歩行者がダントツ。教習所に戻ってお葬式のように終了。
 技能12/19
 学科16/16終了

自動車学校体験記26日目~危険AVコーナー予測

2008-09-25 01:34:47 | 自動車学校~第二段階
 まずは久しぶりに学科へ。保険や車検についての説明。強制の自賠責に任意保険、二年に一度の車検、それに駐車場も必要でガソリンがないと動かないっていくら維持費かかるんだ。運転免許代だけでヒーヒー言ってる身分としては縁のない世界だなと実感する。

 技能ではひさしぶりのシミュレーターで急ブレーキを経験する。3人で最初以来のシミュレーター教習だ。若い女性と30くらいの男性と3人組で講義を受ける。じゃんけんで順番を決めることに。勝ったのでもちろん真っ先にやりますと。ゲームみたいなもんだから初めにやらなきゃ損に違いない。やり始めてすぐにグランツーリスモですねわかりますと。おもいっきりブレーキを踏み込まなくてはいけない。普段の教習ではそんなにおもいっきり踏み込んだ事はない。様々なスピードでどれくらいの空走距離と制動距離がグラフでわかる。あとはABSとかいうブレーキを踏み込んでもタイヤがロックされないでしばらく動くというシステムも体験。雪道だとABSがあるとないとでは全く違う。あとはカーブ曲がる時のスピードでの違い、街中での危険予測などなかなか楽しめる。教習というよりはみんなでゲームやってるのに近い。

 そのまま危険予測という技能へ。AT車を使って3人で交代に運転する。次の時間だから今のメンバーかなと思ってたら女性がいなくなって違う男性が合流。おいおい男3人でむさ苦しいよとお互いに思ってるのがわかる。教官は女性だったのでむさ苦しさは少し和らぐがテンションが下がったのは間違いない。この時間では最近入ってきた新車に乗ることに。この車がまた今までのと全然違う。まずハンドブレーキがマニュアルでのクラッチあたりの足にある。既にサイドでもなくハンドですらなくなっている。パワーとかいうボタン一つで始動するわ、メーターがアナログじゃないわ、ギアがわけわからない形で未来カー具合にカルチャーショックを受ける。でもおれはAVコーナーは熟女から行くし今まで乗ってた半ボロ車の方が好きだな。

 1時間の間に3人で交代する。最後だったので他の二人の運転を観察できる。オートマだからスタートは何も問題ない。他の二人も結構失敗してるんだと気づく。やっぱ他の人たちも上手くいってばかりじゃないんだなと知ったのは仲間ができたようで少し嬉しい。

 その後の時間ではディスカッションを行う。これは自動的に学科に分類される。それぞれの運転時に良かった点や悪かった点をあらかじめ記しておく。じゃあディスカッションどうぞと言われる。いやいきなり議論せよと言われても何話すんだよ。AVコーナーどこから行きます?むしろどこがハズレ作品の多い危険予測ですかね?と聞くわけに行かないし。3人ともある程度年齢がいってるので意外とここで盛り上がってなかなか有意義だった。難しい地点はみんな同じでそれを確認する。それから写真を見せられて危険予測の勉強。初めて教習所でまともに会話したような気がする。むさ苦しかったけど。
 技能10/19
 学科15/16

自動車学校体験記25日目~パトカーがついてくるんですが

2008-09-24 03:30:46 | 自動車学校~第二段階
 今日もまた100分教習に挑戦。昨日は夜に乗ったので混乱してしまった。教習所内の夜とは全然違って想像以上に夜間は危ない。今回は第一段階で一度教えてもらった女性教官だ。まずは卒業検定のコースへ向かう。こうしてあらかじめ検定コースを頭に入れておく。問題は自主経路とかいうコース時点よりも向かうまでの地域。センターラインないしやばいだろ地域がある。バスは来るわ、携帯いじりながらなぜか道路の真ん中を走ってる自由人な自転車がいるわで焦る。夕方で明るくて何も問題なく終了。昨日とは打って変わって気持ち悪いくらいに何も言われず。

 そのまま次は違う町へ。一度はやってみたいもの:駅前ロータリー周回。これをやらされて感動する。もう沿線の駅のロータリーめぐりをしたいくらいに気になるロータリー。もう気分はオーバルレースだね。そしてロータリーを出るとパトカーに遭遇してなぜか緊張する。しかもパトカーがなぜか後ろにぴったりくっ付いてくる。おれは気になって何度もミラーからチラ見してるとついてくるw 学んだのは後ろにいる車で最も嫌な一つはパトカー。
 今回は駐停車の訓練。バス停の10メートル前後は止めてはいけない、交差点は5メートルなど細かい規定がある。この駐停車を8回くらいやらされる。ここまで来てるなら難しくはない。スタート時に3速でエンスト一回する。前は3速でスタートしてエンストせずに動いたような。おそらくクラッチを上げたからだろう。今日は怒られなかったので逆に自分が成長してるのかわからなかった。女教官は合わないのかもしれない。かといって男教官はたまにバタリアンが腐ったような奴がいるし難しいところ。
 技能8/19

自動車学校体験記23・4日目~ゲーハードライブ

2008-09-23 00:31:50 | 自動車学校~第二段階
 先週の水曜日に1時間だけ技能に乗った。毎回ルートが変わって周辺の町まで行かされる。第二段階ではただ路上を運転するだけなので第一段階ほど特にこれといった修得はない。もはや教官の顔すら覚えていない。可もなく不可もなく記憶すらもなく。

 そして今日はついに1日で路上3時間初体験。第二段階では休憩を挟めば一日に3時間乗れるのだ。第一段階でも教えてもらった若い姉ちゃん教官。鼻をグズグズ鳴らすという特技を持っている。またもや違うルートだ。今回は標識を見ましょうという事であれは何だ?あれは何だ?と聞いてくる。こっちは運転でそれどころじゃない。運転してる人に邪魔すんなって学科でやってたじゃないかと言いたくなってくる。まあ標識を知らないで路上を走るほど恐ろしいものはないのであらかじめ学科に出ていて良かった。駅前だと人が多くて恐ろしい。道路が混んでてなかなか進まない。
「混んでますね」
「そうですね」
「・・・・」
「・・・・・グズグズ(鼻の音)」
 初めてのお見合いレベルの会話の盛り上がり。エンストする事もなく無事終わる。

 時間を挟んでまたもや100分教習。今度はベテランぽいおっさん教官。またこういう時に限って嫌味教官に遭遇する。さっきの人の時に100分にしたかったと思いつつ運転。思うんだけど反論できない事で責め立てるのはやってはいけない。例えば妻が夫に「稼ぎが少ない」とか、夫が妻に「女として見れない」とか。じゃあどうしろと?としか言えなくなってしまうためにコミュニケーションじゃなくなってしまう。教習所ってのは反論できないような環境に置かれる。そうして事故や道路の恐ろしさや運転マナーを叩き込むのだ。だからこそロールプレイが必要になってくる。そう思わないと”東京生まれの自分家育ちハゲそうな奴は大体友達”とういスピリッツで生きてるおれとしても「うるせえゲーハー教官め!」ってキレそうだ。ゲーハーという事実には反論できないから言ってはいけないと自分に言い聞かせてる。だが厳しいおかげでクラッチの繋ぎとギアチェンジがかなりスムーズになってくる。あと驚いたのは交差点で待っててスタート時に斜面となってるのが思ったよりある。そのために後退する時点が何箇所かあった。エンストは1回してしまう。
 技能6/19