20年・・・

あれから２０年が経ちました。


忘れないこと、
ちゃんと自分たちなりに、どうすればいいかを考えておくことが大切だと思います。

いろいろな番組を見て、記事を読むと、心が苦しくなります。


被害がなかった私が、あれこれ言うのはダメなんじゃないかなと思ってました。

子どもたちには、特にこの日は当時のことを話します。


あの日、何気なく目が覚めたけれど、そのままでいて、
なんだか大きな音が聞こえて、「こんな時間に、なに？」と思ったとき、
大きな揺れを感じ、隣に寝ていた息子に向くと同時に
声にならない声を出していました。
夫も驚いて「だいじょうぶか？」と。

壁に掛けていた絵が揺れるのを、動けずに見つめていました。

当時住んでいた家は、古かったこともあり何カ所かヒビが入り、
棚の上の物が落ちたりしました。

大阪の親戚は、寝ていた枕の上にテレビが落ちていた・・と
後から聞きました。
いつも早起きだったので、その日も朝食の準備をしていたと・・。


その後は、テレビで見る光景が、
よく遊びに行っていた神戸の街が、
通っていた道路が変わってしまったことが信じられなかった。



幼児だった息子が社会人となり、
まだ生まれていなかった娘は大学生になりました。

２０年って、長いようで、
でも本当は長くないんだと思います。



その後も、もちろんその前も災害はあり、
ご苦労なさっている方たちは多いです。

うまく言葉にできませんが、
少しでも心穏やかに、暮らせることを願います。