goo blog サービス終了のお知らせ 

私のお気に入り宝箱

楽しいこと、うれしいこと、思ったことをあれこれと・・・

最近読んだ本

2012-08-23 | 読書
いろいろと読んではいるのです。


東野さんはやっぱりおもしろいです。

パラドックス13

“13秒”が運命を変える・・”

実際こんなことが目の前で起きたらと考えたら、こわいなあ。
と思って読んでいました。

この世界を想像すると苦しく、考えたくない。

この人たちはこの世界になぜ残されたのか・・・と思っていたら、
そう、私も弟と同じ目線で見ていました。

撃たれたのを見て(読んで)いたのに、
今ここにいることで、それがすべてと思ってしまって・・

この13秒の事?秘密?は結局なんなの?と思ってはしまったのだけれど、
物事の考え方は一つじゃないのか。
見方によって、立場によって、変わることもあるのも
少しだけ分かったようにも思うけれど、
いえ、でもやっぱり善悪は善悪だとおもう。


兄の冷静な判断が、うまくいくけれど、
人間って、そう冷静な判断ができないことの方が多いかもしれない。



プラチナデータ


これは娘が読みたいと言っていて、
「東野さんの中で一番好きかも。」と言って、渡してくれました。

DNA捜査によって、犯人をほぼ特定できる・・・

そのシステムを作った兄妹が殺され、
その犯人として割り出されたのが
そのシステムを操作する神楽。

神楽の秘密が犯人へ近づくようで・・・

スズランは・・・そんな気がしてました。
読んでいてそういう存在としか思えなかった。

そうそう。これは書いてもいいかな、
刑事の浅間が、やっぱり足で捜査する刑事のままでよかったです。



遮断 堂場瞬一

舞が、大人になった事件ですね。

失踪課では浮いたような存在、
私もなんで警察?って思ったもの。

それでも、家族の愛情に恵まれていることはよくわかる。


選挙に出るって大変なんだ。なんてことも思うけれど、
向く先が少しだけ違ったら、
もっといい方向になったのかな、六条氏。


このシリーズ、舞の代わりに田口が登場して(これがまた・・・)
まだ続くようだけれど、
綾奈のことも、もっと進展するといいと思う。
これからなのか。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読んだ本

2011-12-29 | 読書
最近読んだのは

  




『夜は短し歩けよ乙女』は
“私”と“彼女”がそれぞれに見たり体験したり、
いろいろな、人達とのとのかかわりの物語。

あそこのあれが、ここのこれと・・という読んでいての面白さもありました。

ちょっと行ってみたい。




『真夜中のパン屋さん』
こちらも、真夜中23時から29時まで開店のパン屋さんが舞台。

オーナー暮林とパン職人弘基の男二人のパン屋さん。
そこに現れた、オーナーの亡くなった妻の腹違いの妹という希実。
そして、そのパン屋さんにやってくるお客さんというより、
いろいろなこ事柄の種をまく人たち。

最終章は読みながら泣きました。

それまでも、希実の生い立ちや学校という名の巣でのことも、
ちょっとつらいなあ・・と思っていたけれど、
ラストは、いろいろなことが混ざって・・・


そして、“ブウランジェリークレバヤシ”
うちの近くにないかしら。
読んでいるだけで、おいしそうで、食べたくなりました。


この二つは、推理ものでもサスペンスでもなく、
心温まるお話です。
どちらも、また読み直したいなあと思っています。


『ガリレオの苦悩』は映画の後のはなし。

ドラマや映画には登場の内海が、小説にも登場です。

いまドラマの再放送をしていて、
福山湯川先生や柴咲内海が話していました。




東野さんの本は次々出ていて、
どれも読みたいけれど、
たまには上記二つのような物語もいいなあと思えました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森さんシリーズ

2011-09-12 | 読書
数奇にして模型読みました。


どこまでも理数系の小説の思えるのだけれど、
「はあ~そうなるのか・・・」と

「まさかあなたがはんにんとは・・」
と、ひらがなで言うような感じでしょうか。

悲しさと“はかなさ”みたいなものが感じられ、
いつもの萌絵ちゃん犀川先生コンビの活躍はいつもに比べて、おとなしめ。
事件に関係する彼と彼女の関係、いつもよりも希薄に感じられたり、
それが、ちょっと寂しかったり。


私の中では、イメージがあんな犀川先生と、こんな萌絵ちゃんと出来上がって読んでました。

それはそれぞれ、読者によって違うのだろうけれど、
なんだか理系という感じはずっとありました。
どこがと言われると、難しいですね・・・

読まれた方たちの、受け止めた印象にもよりますから。


そして、S&Mシリーズもあと、1冊。

その最後は有限と微小のパン

これまた、終盤第10章で、
エレベーターから降りた人を知って、
「え~」
ちょっと大きすぎました。

でも、びっくりとしたとしか言いようがないです。
たぶん、同じところで同じ状態になった人は多いはずです。


S&Mシリーズ1巻のすべてがFになる
真賀田四季博士が再登場で、1に登場した研究員島田さんも登場。

理系な文言があふれて、やっぱり理系と思ったけれど、
文言だけではなく、考え方も理系ではないですか?(誰に聞いてる?)

ダークルームのシステム、あり方が、
凡才の私には、わかりにくくて・・・

真賀田博士、この理由のためにこんなシステムを作ったのだとしたら、
やっぱり天才の考えは、私にはわからないのです。



なんでこんな画策ができるんだろうとか、
どんなトリックを使ってるの?とか、
考えていたことが、ひっくり返される感じは、
今はもういないを読んだ時の、
「こちらが姪の・・」を読んだ時と似ているけれど、
あちらは、楽しい驚き、
こちらは、こわい驚きという違いがありますね。

だって、こんなのあり?とも思い
もしあったら、こわいかもとも思いましたから・・。

あ、この犀川先生萌絵ちゃんは、
ふつう人が生きている間に経験する何倍もの、
体験しない人のほうが多いんじゃないかということを、体験してます。絶対。







このシリーズの文庫、表紙が新しくなりました。
まだ2冊だけみたい。
娘が「新しい表紙もほしい。」と言い出ださないかと思ったら、
もう知っていたけど、見たことはないと。

中身は一緒だからね。





読書のカテゴリー、読み返してみると、
あらすじすら追ってなくて、なんのこっちゃとも思えてしまいましたが、
もしまだこれから読まれる方がいらっしゃったら、
推理小説、犯人やトリックがわかると面白さ半減ですものね。

と、自分にいいわけ・・・





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近読んだのは、

2011-07-02 | 読書
堂場瞬一『波紋』
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズを読みました。


失踪課の高城と明神コンビは健在だけれど、
室長は前の事件後管理職としての仕事をできない、しない。
ベテランの法月は退職前、「お疲れさん人事」で異動。
醍醐は子育てを手伝イクメンでありつつ、
森田・六条は相変わらず、しゃべらなかったり仕事をせずに過ごすことに一生懸命。
課内がまとまってないよう。


5年前に失踪した男、野崎を探すのだけれど、
それが、野崎がいた会社の背景、そこへの脅迫と絡んで・・・



高城と明神コンビ
いつもの失踪課と、違うようだったけれど、
そこに一課の長野も加わり、室長や法月のいない分埋めてくれるような・・


これは、今後の高城のきっと大きな転機になるだろう事柄へと続くようです。

まだ続きは出ていないよう。




森博嗣さんの『今はもうない』

これはもう、読んでみないとわからないといいますか、
シリーズを通して読むと、その面白さが倍増します。

とある別荘にいる男女、そこにやってきた女性、
密室で死んでいた双子の姉妹。

密室トリックは??
これまでのシリーズとは違う“私”が進めていく話。

シリーズ最高傑作”と裏表紙に書かれていて、
ずっと「そうかな・・」と思っていたのに、
もう、あの一言を読んだ瞬間、そういわれたことがわかりました。

トリックを、ああでもない、こうでもないと考えつつ、
終盤、なんだか時系列が??でなぜと思ったことも、そこで解決。

そして“私”ですすむわけも。

このシリーズ、あと2冊。

萌絵ちゃんと犀川先生はどうなっていくのでしょうね。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森さんと桜庭さん

2011-05-23 | 読書
森博嗣の
『幻惑の死と使途』『夏のレプリカ』

S&Mシリーズです。

犀川先生と萌絵ちゃん、相変わらず(少しだけ進展?)の関係ですが、
この2冊は同時進行なのです。

『幻惑の~』で久々に再会した友人が
『夏の~』でヒロインのように行動します。

奇数章と偶数章にそれぞれ分かれていて、
2冊を交互に読んでいったら、
また、違った物事が見えてくるかもしれませんね。

少し前には、このシリーズ『冷たい密室と博士たち』
『笑わない数学者』『詩的私的ジャック』も読みました。

もしかすると犯人は、トリックは、と考え、
萌絵ちゃんほど明晰じゃない私、
当たらずとも遠からず、いえ遠いのだけれど、
ほんの少しでもわかると、やったという気になる・・。

題名が詩的で、内容をあらわしていて、面白いです。

森さんは、
あの事柄がこのことにつながる感が、なんか読んでいて好きです。




桜庭一樹
『GOSICK-ゴシックー』

初めて読んだ桜庭さんの小説です。
これも娘が読みたいと買ったものです。

日本人の少年と、
ヨーロッパのとある国の人形のような容姿で、老婆のような声の持ち主の少女が主人公。

少し前に見た映画を思い出しましたが、
二人のキャラクターがよくて、
過去と現在がリンクして進んで、
話が進むうちに、ちょっとしたヒントが出てきて、
すすんだり、ひっくり返されたり、
どんどん読み進みたくなりました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステキ王子

2011-02-22 | 読書
森さんの本、読みかけてるけれど、
おもしろくて一気に読んだ、『くるねこ6』

ブログも毎日のように見ています。
猫派じゃなかったのに、
かわいさとおもしろさに  そして、涙もあり・・・


ステキ王子がかわいくってね。





娘が焼いたクリスマスのケーキは、そのこぼちがモデルです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の夜長は・・・

2011-02-15 | 読書
雪が少しだけ積もりました。


『謎解きはディナーのあとで』は、簡単に言うと“刑事のお嬢様と彼女に仕える執事”のお話
事件の解決に、執事が大きくかかわってくるんですね。

かかわると言っても、お嬢様が捜査に行き詰まると、
話を聞いた執事が、うまく解決へと導く。

この執事、言葉遣いは丁寧なんだけれど、
仕えてるお嬢様に対する言い方としては、ちょっと困りものですね。

お嬢様の言葉のなかに、ちゃんと犯人とトリックを見つけるの。

あの言葉が・・とか、あの場面のその動きが・・・と
もう一度読み直すと、もっと面白いかなと思いましたが、
借りたものなので、今は手元になく。



『封印再度』
『すべてがFになる』を以前読んだ森博嗣さんの小説。
その後に『冷たい密室と博士たち』も読んだのですが、
今回はその、シリーズの続編です。

封印された箱と鍵が、それこそ鍵となる。
大きな蔵の中での、画家がなくなっている事件と
その娘が遭った事故・・・

何度が自分での推理を、先に読んだ娘に話すと
「んふふ・・・」と静かに笑う・・・

そして今は、このS&Mシリーズの『笑わない数学者』と『詩的詩的ジャック』

題名が詩的というか、惹かれるものがありますね。
そして犀川先生と萌絵ちゃん(と呼ぶ私たち)のキャラクターも、
そこにいそうで、いなさそうで、
距離がありそうでなさそうで・・・いいかんじです。


娘が先にどこかで見つけて読み始めたこのシリーズ。
ジャンルが合うのか、私も面白く読んでます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『阪急電車』

2011-01-07 | 読書
昨日の夕方のニュースで、映画『阪急電車』のロケの様子がありました。
映画撮影用にダイヤを組んで、電車を走らせているそうで、
撮影は快調のよう。
昼間の撮影のため、ダイヤを組みということは初めてで、
今後はないかもと言ってましたね。

エキストラが電車に乗って撮影に臨んでいるのを見て、
娘と「いいな~。」と叫んでしまいました。
知っている町並みと電車、エキストラで参加してみたかったですね。


私は子どものころから数え切れないほど、
娘とも大劇場に何度も何度も乗ってるし、
映画を観に行こうと約束しました。



年末には小説阪急電車を読みました。

今津線の、駅名を全部言えるその区間の中でのお話で、
あの駅であんな風に思っていた子が、こちらではこうでとか、
登場人物が巡り巡って繋がっている、かかわっているお話。

人物と電車と駅とが、うまく溶け合っているようでした。


一番印象に残るのが、映画では中谷さんの演じる翔子の宝塚南口。
そんな目にあったことも、合わせたことももちろんないけれど、
‘南口’‘宝塚ホテル’に、とらわれたのかしら。


沿線の様子、「あそこかな?」「あの崖かな?}
「今度は降りてみよう。」などと思いつつ読むのは楽しかったです。



コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白銀ジャック

2010-11-29 | 読書
昨夜はうめちゃんが出演と知って、見たドラマ。
マラソンランナー役だそう。
ラストで突撃インタビューされているアップがでした。


銀色ジャックじゃなくて「白銀ジャック」読みました。

ラスト近く、「え~」と鳥肌が立つ感覚に久しぶりになって、
その後にまた、「あ~~」と言う感じ、伝わるでしょうか。


スキー場に脅迫メールが届き、
客の安全を考える現場の倉田やパトロール隊員の根津と藤崎や桐林、
営業や利益のみを考える、社長や本社の役員たち。
事故で妻を亡くした夫と息子や
毎年行われるスノーボードのクロスの大会に出る千晶と従兄弟の3人
スキーが得意であるらしい、スイートに泊っている老夫婦
そんな人たちいるスキー場。
人質はスキー客と社員。
身代金は犯人にわたったが・・・・・



犯人というか、事件の全容がわかって、もう一度読み直しました。

だって、「確か、あの人あんなこと言っててなあ。」とか
「あのとき、どうしてたっけ。」とか、気になりましたから。

もしかして、と思った展開になるかと思ったら・・・。

スキーもスノーボードもできないので、
テレビで観た、スキーやクロスを思い出して、
スキー場の様子は想像するだけ。

人質を取るのは悪いこと、
いろいろなことを、チャラにしようとしたのかあの人たちは。
最後にちょっと報われたのがよかった。

その裏側の悲しさとか痛みとか
話の進み方が、おもしろかったです。




いまWOWOWでは「幻夜」を放送してます。

何年か前に読みました。
震災もだけれど、
まさやがどうなっていくのか、美冬の怖さ・・・・
最後まで読むのがしんどくなりました。

ドラマは、私の美冬のイメージとは違いました。
読んでいた時のイメージと、ドラマ化されたものとのイメージが違うことはよくあるのだけど・・




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本・ほん

2010-11-10 | 読書
堂場舜一の“高城賢吾シリーズ邂逅漂泊を読みました。


特に「漂泊」は読んでも読んでも進まない感じ・・ってどうなの?ですが、
なかなか進めなくて、寒さとともにいつもの体調と重なったのかな。

失踪課の面々は相変わらず、でも明神とのコンビがだんだんうまくいくのですね。
「漂泊」の事件が、高城に相棒と思わせるのですね。


「邂逅」では、仙台出張のお土産として『萩の月』が登場して、
娘と「萩の月食べた~い。」と盛り上がり、
「漂泊」では、東京の地理には疎いのだけれど、
ここ数年年明けに、あて名書きしたことのある住所が出てきて、一人喜びました。

シリーズ化されるみたいなんで、この後このコンビや、
上昇志向の強すぎる上司、やるきがあるのかないのか、の同僚、
おやじさん法月や体育会系の醍醐がどうなっていくか、ちょっと楽しみです。
高城の苦悩の元も解決されるといいけれど・・・。


あ、鳴沢了シリーズも全部読んでないや。



次は、やっと東野圭吾の「白銀ジャック」

娘が先に読んで「おもしろかった
レッスン待つ間に本屋に行くと言ったら、
「読む本がないの。本買ってほしいな。東野さんとか東野さんとか東野さんとか・・・。」と言う子。
それが面白かったと言うので、楽しみです。


しかし何度も「銀色ジャック」と言ってしまいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする