私のお気に入り宝箱

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最近読んだのは、

2011-07-02 | 読書
堂場瞬一『波紋』
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズを読みました。


失踪課の高城と明神コンビは健在だけれど、
室長は前の事件後管理職としての仕事をできない、しない。
ベテランの法月は退職前、「お疲れさん人事」で異動。
醍醐は子育てを手伝イクメンでありつつ、
森田・六条は相変わらず、しゃべらなかったり仕事をせずに過ごすことに一生懸命。
課内がまとまってないよう。


5年前に失踪した男、野崎を探すのだけれど、
それが、野崎がいた会社の背景、そこへの脅迫と絡んで・・・



高城と明神コンビ
いつもの失踪課と、違うようだったけれど、
そこに一課の長野も加わり、室長や法月のいない分埋めてくれるような・・


これは、今後の高城のきっと大きな転機になるだろう事柄へと続くようです。

まだ続きは出ていないよう。




森博嗣さんの『今はもうない』

これはもう、読んでみないとわからないといいますか、
シリーズを通して読むと、その面白さが倍増します。

とある別荘にいる男女、そこにやってきた女性、
密室で死んでいた双子の姉妹。

密室トリックは??
これまでのシリーズとは違う“私”が進めていく話。

シリーズ最高傑作”と裏表紙に書かれていて、
ずっと「そうかな・・」と思っていたのに、
もう、あの一言を読んだ瞬間、そういわれたことがわかりました。

トリックを、ああでもない、こうでもないと考えつつ、
終盤、なんだか時系列が??でなぜと思ったことも、そこで解決。

そして“私”ですすむわけも。

このシリーズ、あと2冊。

萌絵ちゃんと犀川先生はどうなっていくのでしょうね。







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