モノトーンワールド

独自の作風で墨絵の世界を模索し始めました。描くというより偶然の重なりでできたもので、何か感じるところのあった作品です。

蝋燭を抱きかかえた老婆

2013-04-12 11:30:42 | 作品

風に揺らめく蝋燭の炎、そんな大きな蝋燭をしっかりと抱きしめる老婆。

老婆はこの蝋燭の明かりに我が身の命を投影しているとでもいうのか?

この明かりが無情にも風に吹き消された時、この老婆の身にどのようなことが起こると想像しますか?